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大騒ぎを越えて

世の中は選挙だったり台風だったりで大騒ぎのようですが、私も静かに大騒ぎ。稽古休みも個人的な休みにはならず、9月6日のイベントのためのリハーサルに費やされております。稽古前の時間もここ最近は取材だったりなんだったりでイレギュラーな日々です。ちなみに今日は偉大なるキチガイ、小野坂先輩と一緒の取材でした。テニスのOVAのための取材です。


ありがたい。忙しいことはありがたいことです。感謝感謝。


と思いつつも、なんか今日みたいに雨風にモミクチャにされると、どうにも精神的に危うい。イラッとするわぁ台風め。もー。気温もグンと下がっておりますし、インフルエンザも9月に大爆発だそうですし、どうか皆様お気をつけ下さいませ。私もお気をつけます。


「世田谷カフカ」の稽古は、今までだってじゅうぶん熱を帯びておりましたが、ここに来ていよいよ空気を濃く、濃ーくしていく作業が始まりまして、かなーり緊張感が高まっております。世間の大騒ぎなんてどこ吹く風です。


皆様がどんな顔をしてこれをご覧になるのだろう。それを思うとニヤニヤしてまいります。


平日はまだまだお席がございますぜ、とのこと。ぜひ今回は。もう二度とやらないタイプの作品だぜ、とケラさんも言っております。ごめんなさい、だぜ、とは言っておりません。あ、映像化もされないようです。来るしかないんじゃありません?

2009年8月31日 23:13 | コメント (3) | トラックバック

どれももうすぐという話

突然ですが。ブルドッキングヘッドロックの前作、「ケモノミチ」を劇場でご覧下さった方々は、当日パンフレットをお読みくださっていることと思いますのでお気づきかと存じますが、次回作は、前々作「女々しくて」の流れをくむ、「女々しくて2〜スメルが漂う〜(仮)」の予定になっています。


実際には「女々しくて2〜スメルが漂う〜(仮)」というタイトルではまっっったくありませんので、「ああ、そうか。2なのか。そしてスメルが漂うのか。」と思われても困るのですが。じゃあ仮だとしてもそんなタイトルつけんなよ、とか言わないでください。仮なんだからどんなタイトルだって良いと思うんです。良くないとも思うんです。日々葛藤です。明日の昼食はカレーでいいんでしょうか。どうでもいい。ほんとのタイトルは、おいおい。決定済みです。


で、それは来年の1月の公演なわけなんですが、もう美術の打合せだとか、チラシの打合せだとかをしています。ちょちょ、待って。早くね・・・?


と、カレンダーをめくってみれば、あれま、もう9月になるのね。てことは1月は4ヶ月先で、そんな早いわけでもないと。ズコー(ほら、たった今僕がイスから滑り落ちましたよ、どうですか?)。


現在頭の中のほとんどが「世田谷カフカ」なものですから、遠い遠い先のことのように思っていましたが、やれやれ、ちょーっと鼻くそとかほじってる間に2、3日は平気で経ってしまうのですね。ほじりませんけどね。人前ではね、へへ。


しかし案外順調。この時点としては。結構考えられる自分にクリビツ。むしろいつもよりずいぶん早めにアイディア帳を購入し、なんかあれこれとメモを始めていたりします。やだちょっと、楽しみになって来ちゃってるんですけど(おねえ風)。


実はナイロンの「世田谷カフカ」を終えた後、その1月の「女々しくて2」の前に、もう一つ舞台のお仕事がございまして(こっちは12月頭の予定で、これについてもおいおい情報をお伝えします。)、なもんだから当分ブルに立ち向かうことはできないんですが、うむ、やることが詰まっているのはありがたいことだと、ほんのり小鼻を膨らませております。


まあそんな先のあれこれを言う前に、まずは9月6日のイベントでございますがね。今日もリハッてまいりまして。ナイロンとは180度違う作業に、なんていうか、脳みそがストレッチされる感覚がありまして、そこがナイス。このイベントに関しては、当日どうなるかはもう、やってみないとわからない。やってみないとわからないようなことをやらせてくれる懐の深さに感謝。


そんな晩夏。ここのところの気候の涼しさはナイスですが、ちょいと寂しくもあり。せめてイベント当日は残暑よぶり返せと、無責任ですが思っております。だって、それくらいの方が夏の思い出になりますでしょ?

2009年8月26日 23:43 | コメント (1) | トラックバック

素敵な夜をあなたと

今日も明日も明後日も、なんだったら一ヶ月後だって「世田谷カフカ」の稽古です。ご無沙汰す。稽古してます。


楽しいです。どこを歩いているのかわからない感覚はまさにカフカ的。


ただそうやってフワリフワリと稽古場にいて、たまにギュギュンと思わぬところから自分に仕事が来た時の緊張の度合いったらなんなんでしょう。こまねくなぁ、手を。いつでも備えておれよ、ということですか?ですね。おす。


「世田谷カフカ」のゲスト、横町慶子さんから素敵なCDをお借りしまして、それを聴きながらこれを書いています。そうすると、こんな僕でも横町さん的な夜を過ごせているような気がしますから、もう、ありがたやありがたや。


てどんな夜か。キャンドルを灯し、ワイン風呂につかり、シルクのシーツに包まれながら気のきいた画集なんぞ眺める。そんな夜。わお!実際は蛍光灯!


そして実際の横町さんは世界陸上に夢中でらっしゃったようです。とてもとても素敵です。横町さんが出る世田谷カフカは今稽古してる世田谷カフカだけです。お見逃し無く。


さて。明日は稽古のみならず、イベントのリハなんかもあり、長い一日になりそうです。そちらのこともおいおい。

2009年8月25日 23:39 | コメント (2) | トラックバック

さあ、眠りなさい

思うところがあって、と言ってもほんと単純な思いつきなんですが、早寝早起きにしてみようと思っています。


その場合の早起きとは、私の場合のそれであって、皆様のように毎日規則正しくしていらっしゃる方のそれとはレベルが違うわけですが。


なんていうかどんどん夜が無理になっています。いや、性生活の話ではないですよ。


夜頑張れないんです。性生活の話ではないですからね。


稽古を終えて、さらにその後、家でもうひと踏ん張り別の仕事。というのがどうもなぁ、稽古で自分の中の全部が終わってしまうので、その後どこにももうひと踏ん張りする余力が無いのです。今、とりわけぐったりして帰るし。以前はなんかその辺を体力に任せて無理矢理やりくりしていた気もするのですが、今考えればその頃のそれはやはり無理矢理で、効率も悪く、得るものも少なかったように思えるのです。今さらですが。


だったらいっそ寝てしまえと。その分早く起きろと。当たり前のことなんですが。


まあただね、結局明日の稽古が気になって、なんだか本をペラペラめくり始めたりね、するわけですよ。冷めやらぬと言いますか。鼻毛処理し始めたりね。そうこうするうちに、たいして変わらない時間になったりしてね。なんなんだよ、と思いながら部屋の電気を消すと。やな寝つきだなと。ね。


今日こそは。

2009年8月16日 23:59 | コメント (7) | トラックバック

モワーン

「世田谷カフカ」の稽古、というかワークショップ。を繰り返す日々。


その日のそれが終わる頃には、頭がモワーンてなります。それはもちろん頭を使っているからで、みんなが使っているからで、なるほど、酸素が足りないんですきっと。おいしい空気プリーズ!


お盆だよ全員集合って頃になってようやく夏っぽいご陽気です。ご陽気は良いに限る。今後もよろしくどうぞと、暑くてまぶしくて、結果石ッコロみたいな顔になりながら青い空を見上げます。


「稽古場へ 向かう道中 日陰無く 背中の鞄に 触れて火傷す」


さ、今日から始まった新企画「ザ・短歌のコーナー!」は、今日で終了です。そんなことより、よかったらほんと、観に来てくださいませね。ナイロン100℃の「世田谷カフカ」ですからね。

2009年8月15日 23:22 | コメント (2) | トラックバック

晴れ間も見えて

ようやく始まりました。この日のためにせっせと読みふけって来たのです。カフカ。


昨日はナイロン100℃「世田谷カフカ」の顔合わせ、そしてゲストの横町さんを中心としたワークショップ。普段使っていない種類の筋肉と脳みそを使うのが、どうやら心地いい。うーっすら走る筋肉痛も悪くない。


心地いい勢いで帰宅後すぐに寝むりこけてしまった昨晩だが、晴れたおかげか、すっきりと起床。顔が腫れてるように見えるのは酒のせいか、元々デカいのか。うるさい、ほっといていただきたい。


今日もワークショップ。楽しまなければもったいない。

2009年8月12日 14:48 | コメント (2) | トラックバック

殴り蹴る青春もある

K−1甲子園の場内煽りVTRのナレーションをやらせていただきます。


つってこれ、昨日録って、今日大会本番なんですけどね!代々木第2体育館。これ、男にしか伝わんねー話題かな。すいません。


K−1と言えば、立木文彦さんの、しぶーーーーーいナレーションと魔裟斗選手やごっつい外国人選手が有名でしょうが、私が今回声を入れさせていただいたのは、高校生日本一を決める「K−1甲子園」なので、同じK−1なんですがちょいと違うんです。だって甲子園だもの。若い。活きがいい。


今日の大会は16人の選手によるワンマッチで、それに勝ち残った8人がさらに後日の大会で日本一を賭けて戦う、はずです確か。魔裟斗2世と呼ばれてるHIROYA選手とか、世間的にもだいぶ注目が集まり始めてます。若い分、煽りVTRの中で喋ってる選手の生意気さがね、面白いのよ。もう!若いくせに!って思う。ケンカしたら絶対負けるけどね!


格闘技に少なからず興味のある私にこんな素敵なお仕事をくださるなんて、神様もいいとこあります。K−1甲子園と言えば・・・、って言われるようになれたら。恥ずかしながら思いますわい。

2009年8月10日 12:57 | コメント (1) | トラックバック

コンプリートなさいませ

ブルドッキングヘッドロックtopが、ケモノミチの写真に替わりました。たのしぃぃぃぃぃ!


西山いわく、45枚もあるとのこと。私が何十回か更新し続けたところ、引きの写真が少ないので、舞台全体の構造がどうなっているのか、一見分かりにくいかと思います。どうか、引きの写真が出るまで更新していただきたい。左端のソファに実はタクおいさんが寝ている、夕焼けの写真が、舞台の仕組みを把握するのにお勧めの一枚です。ちなみに今日の僕は、なぜか凄い頻度で岡山くんの写真に出くわしました。もうええわ!と思いました。西山と永井の「見つめあう親子」は個人的に思い入れの強いシーンだけに、撮れてて安心しました。


アホみたいにスポーツやりたい。読書への猛烈な反動が。

2009年8月 9日 23:51 | コメント (0) | トラックバック

ひたすら読んでいる

のりピー逮捕。まあ、逮捕以外無いんだけど。


警察との押し問答の末の「この辱めはどうしてくれるの?」。なかなか普段出てこない言葉です。旦那さん逮捕直後から始まる数日間の失踪劇。これもなかなかできない行動です。なんでしょう、漠然とベテランアイドルのイメージしか持っておりませんでしたが、素の酒井法子さんには俄然興味が湧いてきました。どういう人なんだ、実際のとこ。


押尾さんのアレもそうですが、背後にいろーんな力を持ったなにーかが蠢いーている感じが、こわーいわい。


まあ、いい。オレは覚せい剤は使わない。


一日自宅で過ごす。本を読み、PCに向かう一日。明日は少し開放的に、外で本を読みPCに向かおう(たいして変らない)。


ナイロン100℃の稽古開始まであとわずか。それまでにあと何度か読んでおきたい。


ここ最近ずっと読んでいるのはもちろん、カフカ。「城」「失踪者」「審判」。


2009年8月 8日 22:10 | コメント (2) | トラックバック

街へ出よう

のりピー大変なことになってるのね。似つかわしくない度の高さで、のりピーのそれは大変そうだなあ。


田代まさしさんみたいに(ブルの小島がバイト先で田代さんを目撃したらしく、あの人全然反省してないっすよぉ!すごいっすよぉ!と、あんまり見せたことのないキラキラした目で言っていた。)、その後も水面下でいろいろやりながら、あるいは言われながら生きていくのはねえ。やっちゃいました!みたいにはねえ。いかないでしょうよ、のりピーの場合なかなか。まあ、生きていければまだましか。死んでなきゃいいね、とか悪い方に考えすぎだろうかね。


しかしそれより大原麗子さんだ。市川崑監督作品「獄門島」の大原さんがめちゃくちゃかわいい!ということを、2002年2月23日のップスに書いていますが、これはショックだ。かわいらしさにメロメロだったのだから。


ただ、言っても熱狂的なファンというわけでもなく、実際に知った時点でもうけっこう年配の方だったので、森進一さんの前に渡瀬恒彦さんと結婚してたんだね、とかこの段になって知ることは多い。私とか、大原さんの箸や棒には全くひっかからなかっただろうが、一度直接お目見えしたかった。


ちょーっとテレビつけたらほぼずーっとこれらのことだ。やんなってきたから出かけようと思う。

2009年8月 7日 16:40 | コメント (2) | トラックバック

せせらぎの国から

津留崎夏子がブルドッキングヘッドロックのメンバーになりました。


2007年のブルドッキングヘッドロック主催のワークショップに参加してくれて、今年の「女々しくて」に出演、「ケモノミチ」にも関わってくれて、晴れてこの8月、メンバーです。


「せせらぎの国から」としたのは(メンバーのページをごらんください)、単純にあの人が「せせら」という音を想起させるから。最初は「セセラセラ」にしようかと思った程なのですが、その前にメンバーになった伊藤が「ギュンギュギュン!!」なので、喜安はちゃんと考えてないと思われるのはヤだったから、さらに思案して「の国から」をつけました。「北の国から」のイメージ。朴訥でかつ清々しいキャッチコピーでありますが、せせら笑う、の「せせら」だったりもしますから、一筋縄ではまいりますまい。


演出家でありながら、どういうアレでメンバーになろうと思ったのか、私はいまだ知らないのですが、世界名作小劇場というユニットをプロデュースしてたり、いろんな小劇場の作品に出演してたり、カメラ構えてたり、そういう活動的な女性のようにも見受けられるので、きっとうちのメンバーにもなってみちゃえと思ったのでしょう。


いずれ酒でも飲みながら、なんで入ろうと思ったのか聞いてみるかもしれませんし聞かないかもしれません。まあいずれ。


私はメンバーのことをあまり知りません。それは寂しいことなのですが、必要なことだとも思っています。翻ってメンバーには、というか役者さんには、ミステリアスであってほしいと願っています。


津留崎夏子は、そういう点でじゅうぶん私をそそります。素晴らしいことです。ともに酒を飲みながら、しかし実はせせら笑っていてほしいものです。


しかし総勢17名か。たくさんいるなぁ。いずれたけし軍団みたいになるんだろうか。

2009年8月 5日 23:54 | コメント (3) | トラックバック

軽やかに行け

ようやく髪を切る。どうでもいいことですけども。


いや、どうでもよくない。ようやくのことなのだ。つったって、行けば済む話を先送りにし続けたのは私だし、行く直前まで別の日でもいいんじゃないかと腰をなかなか上げなかったのも私だし、じゃあ一体誰が待ち望んでいたのかという話なのだが。


それは誰あろう、私なのであーる。


なんなんだクソ、とか言うなかれ。行けばやはり思うわけです。ようやく切れた!とね。


あー、さっぱりックス!(知らない言語)


いつものアロハなどを着てしまうと、これ全身、屋台のお兄さんのソレなのではありますが、おかまいなしに今日も喫茶店です。難しそうな顔をしてPCを睨む屋台のお兄さんは、果たしてどんな作業をしているのか?夏祭りの帳簿か?いーえ、台本でーす。うぇーい。


頭が軽くなり、心無しかその中身まで幾分軽くなってしまった気がしますが、まあ、今だけ良しとします。髪も身に纏うものでしょうし、できるだけ軽やかにまいりたいものです。


2009年8月 2日 19:16 | コメント (2) | トラックバック

打ちあがれ!

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暗くて少しぼやけておりますが、右から、鷹村守役の小山力也さん(ジャックバウワーでおなじみね)、「はじめの一歩」作者の森川ジョージ先生!・・・そしてはしゃぎ気味のワタクシ。


はじめの一歩New Chllengerの打ち上げにて。放送は終了いたしましたが、まだまだDVDリリースが続きます。ご興味ございましたらぜひDVDをご覧ください。こんなにもキャストスタッフが再開を望む作品が他にありますでしょうか。あるかもしれませんが。「一歩」は格別だと思っております。そういう作品です。


森川先生ご自身も再開を熱望してくださっていましたし。嬉しいなあ!またお会いできる日まで。vs島袋、vs沢村、強烈な試合がまだたくさん待っていますので。


それはそれはたくさんのキャストさんスタッフさんが集まり、しかも笑顔が絶えない、素晴らしい打ち上げでございましたのです。

2009年8月 1日 23:14 | コメント (2) | トラックバック