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買い物ブギ

 さて、今日も無事一仕事やっつけてまいりました。

 明日はマチネがあるのでほとんどの人がそそくさと家路につく中、三宅兄貴とリエねえと大堀さんは飲める店を探して渋谷の町へ消えていきました。強ええ。

 オレは帰りましたよ。今日も仕事だったからね。眠たくて眠たくて。本番中だというのに何度も睡魔が襲ってくる始末でした。ねぼけまなこです。

 ポケモン見てねー。

 ところで突然ですがサンダルを買ったのでした。

 ポケモンが終わって劇場に入るまでの数時間、微妙に空いてしまった時間を潰す為に渋谷の喧騒の中へ。特に目的があったわけでもないので、ただぶらぶらしていたんですが、なんつーか、夏?みたいな気候だったじゃない?東京方面。そしたらなんか無性ににサンダル欲しくなっちゃってね。前から何度か訪れていたお店に入って、もう衝動買いっつう勢いで買っちゃいました。お気に入り。大人の気分で履きこなしたい一品です。どこかで履いてるの見かけたら「ああ、あれね」と心の中で囁いてください。

 ま、どうでもいいんですけど。衝動買いも一つのストレス発散方法です。ということ。

 で、明日から早速履こうと思ったら、明日から東京は雨だという。ファック!!!朝から芝居な上に雨だ!!??まじファック!!!せめてすがすがしくいきたい今日この頃なのに。思わずファックとか言っちゃったじゃないですか。

 やれやれ。ファック気分で床に就こう。きっとファッキンな夢を見てファッキンな朝が迎えられるはずさ。

 最近は見た夢を覚えてないけどね。寝まくりね。

2003年5月31日 01:34 | コメント (0)

飲んでぼやかない日はない

 終演後、池田成志さんらと飲みに。ミュージカルの難しさを教えられるようなお話をいろいろ聞けました。なるほど。

 次のブルもミュージカルっつうか音楽劇なので、いろいろ勉強しとかなきゃってんで、歌関係の事にはなるべく注意を払うようにしておる今日この頃です。

 ところで今、家の蛍光灯が、あの丸い2重の奴なんですけど、それの内側がきれて、チカチカし始めてすっげえうざい。で、たまらず内側だけ消すとすっげえ暗い。蛍光灯を買いに行く暇をくれっつう話。あと洗濯。天気いいうちに洗わせてくれっつう話。だめだ。芝居なんかやってるとどうも家のことがおろそかになる。で、おろそかになったまま劇場に出かけてって、終わって家に帰ってきてまた蛍光灯が切れてることにがっかりする。日々その繰り返し。むしろ日ごとに状況は悪くなっているので、なんかどんどんダメーな気分になっていきます。明日のポケモンが昼以降だというのが救いです。

 しかしほんとやだ、ぼやきばっか書いてて。

 他になんかないのかね。だがしかし、観に来てくれた人に会っても、仕事場で声優さんに会っても、どうも出てくる言葉はぼやきなんですねー。もう、オレがオレの親父ならオレに「ぼやくな!」と喝を入れますよ。まったく。

 とりあえず寝るか。また明日。

2003年5月30日 02:49 | コメント (0)

平日の昼は引き締めていけ!

 平日のマチネ恐るべし。なんか妙に落ち着いた空気が漂ってたからさあ、いやな感じはしてたんだけどさ。些細な事ではありましたが、起こりましてん、トラブル。

 私が絡んでおります、ある仕掛けの蓋が開かなくなったのでした。密閉された中に私は隠れておりまして、だから外の状況がさっぱり分からない状態なんですけど、しばらくはどういうことなのかよくわかりませんでした。ん?開かない?くらいの軽さ。しかし実際は外では蓋を開ける新谷さんが一人で何とかしようと奮闘してくれてて、けっこう間が空いてしまって、やばかったみたいで。最終的には新谷さんが中にいる私に「中から押してくれますか」と声をかけるにいたり、本来とは違う段取りなんですけど、中から私が蓋を押し開けて、なんとか私は舞台上に出る事が出来たのでした。

 はー、こういうことがあるとほんとなんつうか、へこむ。オレがもう少し早く気がついて新谷さんが声をかける前に気をきかせて蓋を開けていれば、とかね。考えちゃう。

 新谷さんと二人して互いに謝りあったですよ。どっちもへこみ気味。問題はその装置自体にあったわけで、そんなへこむこたないんだけどね。なんかさ。

 ま、しかし、すぐにスタッフさんも動いてくれて、ソワレには問題なく段取り通りに進めることが出来ました。ほ。

 ってしてたら終演近くのダンス間違えちゃった。うは。

 やっぱり昼夜はきく。で、明日以降も私は朝からテニスがあったりポケモンがあったりして、気がついたらまた土日で、そしたらまた昼夜ですわ。なんだよ、ゆっくりさせろよ。

 最近そればっかりですが。

 間もなく公演詳細が公開されると思います。待っててねん。じゃ。おやすみ。

2003年5月29日 02:03 | コメント (0)

明日も早起き、そしてダンス&ダンス!!

 いきなりですが、以前掲示板の方に書き込んでくれた方々の中に、いくつか私への質問をそえてくださってた方がおり、それに私、答えますと言ったっきり答えてないことをはたと思い出しまして、ちょっぴり慌てふためき好きときめきとkiss。

 芝居を始めたきっかけと、声優の仕事をするようになったきっかけと、あと私の名前の事。な。

 答えていくから。ちゃんと。ただねー、名前に関してはねー、うる憶えな部分がいっぱいあるので、そんな状態で適当な嘘書くのもアレなんで、少し調べてから書きます。

 今日はもう寝ないといけないの。明日はまたマチネがあるのさ!!(昼公演のことね!)ったくよう!!昼から芝居なんかやってられっか!!うそ!!やります。やらせてください。でも、ほんま、水曜やぞ?昼から観に来るって、おまえ、すごいな。埋まんのか?席。

 いつになったらぐうたらできるのか。

 話は変わり、今日はテニスでご一緒の高橋美佳子嬢がご来場。ながーい芝居を最後まで観てってくれました。彼女は私と知り合う以前からナイロンの芝居を観た事があって、しかもナイロンの芝居が好きだそうで、だから最近よく芝居の話をするんです。しかし今日は私は私で疲れボルテージ上がってもっさりしており、彼女は彼女で風邪っぴきが治らないそうでもっさりした様子で、終演後にちょっぴり会ったんですけど、もっさりした面会になってしまいました。

 それからブルの関家もご来場。差し入れにリゲインいただきました。おっさすが関家、心得たものだ、と思ったら、リゲインに勤めてる友人さんと来てくれたからだそうです。いやいや、ありがとうございます。みんなで仲良く飲み干します。

 にしてもチケット代はやっぱ高い。誘いづれえ。ブルの連中なんてどいつもこいつも泥水すすって生きてますからね、9500円とかあったら吉野家なら一日一食で一ヶ月は絶対食ってけるからね。行きますよ。やつらは。吉野家。ただ、吉野家ばっか食ってると死ぬからね。たまには他の店に行け、程々にしろ、と言いますけどね。
 
 泥水はすすってません。念のため。

 いや、そんな高い芝居に来てくれてありがとう、と言おうとしてたんです。高い高い言い過ぎか?やべえ?高い高いっつってるのはここだけの話な。

 さ!!寝よ!!

2003年5月28日 02:22 | コメント (0)

休みだから休みなので

 正午からゲームの収録。全体の3分の1しか進みませんでした。膨大な量です。今後あと2回は今日みたいな収録があるのかと思うと、もう、うんこもらしそうです。

 失礼。うんことか言ってみたい日だってあるだろ?さて、そんなことより、

 おしゃれな服を着たおねえちゃんの乗る自転車にバックミラー。

 これまた突然で失礼。今朝です。見かけました。私の前を猛スピードで駆け抜けていくチャリ。乗るのはイカシタおねえちゃん。イカシタってのもどうかと思いますが。つーかおねちゃんが猛スピードでチャリを漕いでること自体問題っちゃ問題なんですけど。で、あんまり猛スピードで漕いでくもんだから気になりますよね。気になるっつか、追い抜いてやれ!とか思いますよね。オレは思うの。で、オレも回転数をギャギャン!と上げて彼女の背後をぴったりとマークしたわけです。いや、軽々というわけにはいきませんでしたよ。なんせ凄まじい回転数だったのでね、彼女ね。こっちも必死ですよ。最初のうちは追いつくことしか考えられない。でもね、うまーいこと真後ろを取ればね、これF1とかマラソンと一緒ね。空気抵抗が減って楽になるのよ。なるだろ?そんな気がすんの!!で、余裕が出てきた所で目に飛び込んできたんですね。バックミラー。

 いただけない!!

 おしゃれな格好をしたおねえちゃんが全力でチャリを漕いでることがすでにかなりいただけないのに、その脇にそそり立つ、なんか鏡。安全をどうこうという点で言えばこれはやはり安全なのかもしれませんが、しかしそのこととおしゃれは並び立たないという事がここにはっきりしました。

 さらによく見れば、全体がスポーツタイプ。さらに決定的なのはサドルにレジ袋のカバー。

 ダメだろ!!ダメだよ!!

 どっちかにしていただきたい。おしゃれか、機能か。いや、バックミラーとレジ袋が機能的だとも思わないが。あまりにもつっこみ所提示しすぎ。多分ね、普段乗ってるチャリがね、壊れたのかもしれなくてね、急遽お父さんが乗ってるチャリを駆り出してね、「もう遅刻しちゃうでしょ!」とか逆ギレ気味に口走りながら家を出たんでしょうけどね。憶測だけどね。

 おしゃれって大変ね。ちょっとしたことで綻ぶ。

 愛しいですけどね。そんなダメが。ただ、恋愛対象にはなりませんよね。

 ただここで気をつけたいのが、何よりダメなのは、そんなバックミラーチャリとコンパクトチャリがぴったり縦列で全力疾走している風景だということで、なにをやってるんだオレは。

 休みだからね。いいじゃない。

 久しぶりに大勢でそろうと気分が盛り上がってくる。ブルのことね。いよいよ作品のこと、稽古のことが具体的になってきます。パキパキ頭切り替えていかねえと。「ドントラ」終わったら次は「骨」ね。全然終わんないんだけどね。まだ3ステ。あと何ステ?やだ。そういうの気にしだしたら気にしだすからやめやめ。日々新鮮な気持ちでやっつけていこうと思います。

 Iさん。お花ありがとうございます。毎回送ってくださって。今回は楽屋が広いので、楽屋の中に置いてあります。男だらけの楽屋に潤いです。おす。

 おやすみなさい。

2003年5月27日 01:48 | コメント (0)

初日、2日目、休演日

 おす。2日目のステージを終えて帰ってまいりました。ふう。

 もう昨日になりますが、「ドント・トラスト・オーバー・30」は無事に初日を迎える事ができました。これもひとえにスタッフの皆さんと我々キャストの頑張りによるものです。客は来て観て帰るだけだから楽なもんさ。

 嘘。ごめん。来てくださってありがとうございます。皆さんのおかげ。

 プロデューサーは初日迎えられた事を奇跡だ、と言ってましたが、ほんと、よくまあ初日を通常通り迎えられたよ、と言いたくなるほどの過酷な、なんかいろいろでした。前日にゲネプロをやっていたというのに、なんか不気味な緊張感が漂う初日でしたよ。

 2日目で、合計3ステージをこなした事で、次第に裏の段取りもスムーズに行くようになり、ようやくそれぞれの顔に余裕が生まれてきたようにも思われます。が、今回はほんとハードだし、テクニカルなきっかけもいっぱいあるので、ちょっと油断したら本気で命に関わるようなミスも発生しかねず、余裕が油断に変わらぬよう、さらに気を引き締めて臨もうかなーって、休演日を前にしてぼんやり思っちゃってまーす。

 でまあ、すでに役者は足腰にきておりまして、はたして1ヶ月本当にステージをこなしきれるのか?っつう勢いです。リエさんと安澤さんは帰りの電車の中でずっとどこのマッサージに行くかっつう話しをしていました。廣川さんは、もうダメだ、もう疲れた、と弱音に近い独り言を楽屋でこぼしています。あとやたらため息をつきます。ほんとにつらいのでしょう。

 そんな地獄のような日々を頑張ってこれたのは明日の休演日があるからで、みんな、今日を乗り切れば、とにかく乗り切れば休める!休めるのだ!というその一念でやりぬいたわけです。ほんと一段落ついた気分ですよ。ほ。

 で、そんな休演日にも働くオレ。えらくない?この前も書いたけどね。ほんと何度でも書きたくなる。働くね、オレって。あとブル総会。頭切り替えんと。

 今日はマチネだけだったので、初めて、この公演の稽古を始めてから初めて、2ヶ月も一緒にいて初めて、親睦と慰労を兼ねた飲み会が開かれました。明日がオフだというユースケさんもしっかり参加して、賑やかに、もう打ち上げか?っつう勢いで盛り上がったのでした。酔うは、毒吐くは、みんなほんとつらかったのな。しかしそんな中、ユースケさんは愚痴もこぼさず、盛り上げたり、話に乗ってくれたりで、ほんとよくできた大人だと思いましたよ。

 残念ながら奥菜さんは仕事、順さんは療養っつう事でいらっしゃらなかったので、また近いうちにこういった会を開いてくれたらなー、ただ酒飲めたらなーと思っているのでした。

 最後に、この場を借りて、Yさん、Hさん、差し入れやらなにやらありがとうございました。わざわざご覧いただいた上に、なんかもう、ありがとう。手紙も添えていただいて、とても励みになります。お返事はなかなか書けませんので、この場で感謝の言葉を。あとあえて実名表記を避けました。なんか避けた方がいいかも、と勝手な判断で。読んでくれてるといいな、これ。

 寝ます。はえーんだ、明日も。

2003年5月26日 02:03 | コメント (0)

初日だよ!全員集合!

 場当たり2日目。そしてゲネプロ。

 死にはしなかった。意外と。

 集中力が大事です。いろいろと、トラブル未満な問題もあるにはありましたが、まあとりあえず止まることなく最後までいけて良かったです。スタッフさん、キャストの皆さん、それぞれの集中力と緊張感によるもんでしょう。

 ただこれ途切れた時が怖い。もう、今回紙一重、みたいなところがいっぱいあるから。へたな慣れ方だけはすまいぞと気を引き締めて初日に向かいます。

 しっかし初日2ステの次の日は、朝の12時半開演。恐ろしいスケジュールだなおい。

 月曜の休演日を目指して、役者さんは懸命に体力を振り絞っておりますよ。

 ・・・オレは仕事だけど。なんかゲームの声の収録なんだと。異常な量の台本をいただきました。ほんと異常。ま、ゲームの台本としては普通なんでしょうけど。重いよ!テニスなんだと!買ってね!わお!

 あとその日に久しぶりにブル総会を。いよいよ6月、じわじわワークショップを始めて行きますので、その前にいろいろ制作的なところの確認をとらなければなりませんので。働き者だなオレ。

 褒めてくれなくていい。金をくれ。あと美人なおねーちゃんのひざまくら。うふん。

 なんかだらしなーい感じで本日はここまで。明日は初日。もう今日だけど。おやすみなさい。夢の中でひざまくら。誰の膝かは寝てみてのお楽しみ。

2003年5月24日 02:01 | コメント (0)

場に当たっていくから「場当たり」

 場当たり第一日目。

 死ぬ。

 ていうかみんな終わった時死んでた。あの順さんですらご機嫌斜めになる勢い。テクニカル系のリハーサルはいろいろ手間もかかるし、緊張感切らせないし、早替えだなんだでわたわたするし、むやみに体力消耗するし、もう大変なのです。あたりまえのことなんだけども。

 いやでもさすがに今回は飛び抜けて大変かもね。規模もやることの数もアレだからね。大きいから。こういうのを商業演劇っていうのかって感じ。

 ちなみにまだ楽日以外は座席余ってるそうです。そういう意味では1200ではなく1000です。まだ今んとこ。時間とお金に余裕のある方はどうぞ。

 明日は、てかもう今日だけど、場当たり第2日目。そしてそのままその日のうちにゲネプロ突入。今日以上の地獄が待ってるってわけ。んでさらにその先に天国があるのかっつったら明後日はいきなり初日2ステなので、むしろさらにド級の地獄が待ってるっつうことで、オレはまあまだいい方ですけど、ユースケさんとか骨と皮だけになるんじゃないでしょうか。愉快なだけのユースケさんじゃないよ、マジで。大変なんだから。

 それでも帰りにほんの少しだけ飲み屋に立ち寄り、みんなで本日の場当たりの事を振り返っては、笑ったり愚痴ったりして、ストレス発散したのでした。女優陣はメイクもそのままに劇場を出たのでとてもデーハーなことになっていました、とさ。

 おやすみなさーい。

2003年5月23日 01:30 | コメント (0)

人々よ!青山を目指せ!

 もう前回の書き込みから一週間近く。早いよ、時の経つことといったら。そしてうざいよ、毎日の雨といったら。今日、っつうかもう昨日か、久しぶりに晴れて心も晴れやか。役者はいよいよ小屋に入って舞台稽古に突入ですし、気合も入ろうってもんですか?はい、入ります。

 微妙に文章が整然としないのは、明日から場当たりが始まるっつうことで興奮気味だからなのかもしれません。

 初めて舞台側から見た青山劇場は、しかしそんなにひれええ!!(広い)というほどではなく、それは私がほんとに世間を知らない馬鹿だからなのかもしれませんが、そういう意味ではいたって普通。でもひとたび幕が開けばここに1000人だか1200人だかが入るわけで、たいしたもんだよホリプロ!ユースケさん!奥菜さん!あとナイロン!といった心持にちょっとだけなりました。ありがとう、オレみたいなのも板に立たせてくれて。

 正直なお話をいたしますと、前回のナイロンの公演「東京のSF」に比べて、若輩キヤスはあんまり登場いたしません。ちょい役でちょいちょい出てくる程度です。あくまで見どころはユースケさん、奥菜さん。そしてケラリーノサンドロビッチの作品の面白さ。なので、あまり私に対して過分な期待をされるとアレかと思います。ので、あらかじめ正直に言ってみました。観に行くのを楽しみにされてる方のうち、どれほど私目当ての方がいらっしゃるかわかったもんじゃありませんが、あと、先にこういうこと言っちゃうのがいいかどうか迷ったんですけど、ま、かっこつけてもしゃーないし、オレのコーナーだし、だからね。

 ま、しかし出番があろうが無かろうが大変は大変で、諸先輩方はもっと大変なんでしょうけど、もう、ずーっと山場が続いている今日この頃です。

 ちなみに休憩込みで3時間半はあると思いますので。観に来る方、お気をつけくださいまし。3時間半もあればね、そりゃあ場当たりだって2日はかかるし。初日いきなり2ステージだし。気力もさることながら、単純に体力勝負!みたいな。観るお客さんたちも体力つけて来てね。ちゃお。

 ちゃおってなんだ。

 2ヶ月稽古してきて、しかしこれからまだ1ヵ月公演があるのかと思うと、ほんといわゆる気が遠くなるってやつですよ。大阪、名古屋、その近隣の方々、来月にはそちらに伺いますのでどうぞよろしくお願いしまーす。うまいもんたくさん食いたいのだ!

 とか書いてたらスケジュールが出て、ワシ、大阪と名古屋の合間を縫って東京帰ってきてイベントに出るみたい。またもや売れっ子気分です。講談社でDEARのイベントやるみたいよ。そちらも時間のある方はゼシ。

 さて、寝る。明日からもなるべく書くようにする。お楽しみに。あ、ちなみに今日はユースケさんのダイナミックなフライング稽古が一番印象的でした。現場リポートでした。おやすみ。原が、で、前回の特別公演では、作家志望なんですっつって現れた宗像が、メンバーとして加わってくれたのでした。

 ごめん。全てを事細かに書いてるときりがなかったので後半ははしょった。細かいエピソードは今度語る。

2003年5月22日 00:15 | コメント (0)

勢い任せで

 忙しくてまじ余裕なし。ここもずいぶんお留守です。みなさんいかがお過ごしのことよ。

 よしこにはさっさとネットアイドルになってもらって、むくつけき男性ファンを劇場に呼び寄せていただきたいものです。しかしそうなったらそうなったで困るので、そういったファンには嘘の情報を流して、違う芝居、なんか「四季」とか行かせて、えらい感動して満足していただく事にするというのはいかがなものでしょう。どうでしょう。マンマ・ミーア!!

 さて、チラシ。もう、打ち合わせたさ、時間をぬって。ぬいまくって。雑巾が100枚縫えるか縫えないか、むしろ燃やせるか、つうノリのミーティングin夜デニーズ、夜キンコーズ。稽古終わりの体に鞭打つオレに飴玉か、それ以上にスイートな愛の言葉をください。とびきりスイートな言葉には、スイート大賞あげちゃうのことよ!

 だれかー、こわれかけてるよー。

 しかしいいべ?チラシ。オレさいっこー大好き!!回を重ねるごとに、デザイナーの岡井さんとオレの狙う所がうまくシンクロしていくようで、とても嬉しい仕事していただいて猛烈感謝なのす。だって、ほら、マイクを握る女の表情になにか予感めいたものを感じるではないこともありませんか?聞かれても困ります。これ裏面のデザインもなかなかのもので、両A面の勢いですから、実際どこかの劇場、どこかの町、どこかの店で見かけた方は要チェックしくよろです。

 稽古は佳境。先輩たち、ユースケさん、奥菜さん、順さん、みなさんすげえ踏ん張ってます。オレも踏ん張ります。青山劇場はずいぶん大きいので、目を凝らして踏ん張ってるおいらの姿を見つけてください。

 ポケモン、また出る事になりました。この前と同じトウキという役で。いつ放送分なのかとかはなんかいろいろアレしてみてください。オレも近くなったら教えるかもしれませんが。

 DEARのゲームも出るそうで、それの収録もやったり、もちろんレギュラーはあるし、風邪ひいて、風邪治って、寝る時間なくて、こんなの書いてる場合じゃねえつうの!!じゃね、みんな!!バイビー!!

2003年5月16日 03:27 | コメント (0)

キャーキャー言われた。

 昨日は「DEAR」のイベント。300人?とかそれ以上の方がご来場くださってたみたいで、もう、ほんとありがとうございますですYo!

 えー、恥ずかしながら、バスケのユニフォーム着てみたり(バスケ漫画だから)、歌唄ってみたり(バスケ漫画だから)、ダンス踊ってみたり(バスケ漫画だから)、トークしたり(バスケ漫画だから)、握手したり(バスケ漫画だから)、いたしまして。第1話の上映もあったから、これもう詰め込みまくりの2時間弱で、5人のキャラそれぞれを売り込むにはもっともっと時間が必要だと思いました。なんか6月に講談社でなんかやるそうなんで、暇な人、余裕のある人はそちらも覗きに来て下さいな。さらに5人の5人なりの面白さをお伝えできるのではないかと。がんばります。あと、ちゃんと唄えるようにします。全員。

 みなさんが優しい人たちでよかったよ。全員が真っ白になったのね一瞬。歌。思わずそれぞれの顔見て探ってしまいました。それをみなさん愛嬌だとばかりに笑って盛り上げてくださいまして。ほ。っとしました。許されるってなんてありがたい事だろうと。これからも許されて生きていきたい私です。甘えるオレ。

 ましかしこれでまた一つやっつけたぞ!という気持ちは正直ありまして、やっぱじわじわ大変でね。歌覚えたりダンス覚えたりしながら、「ドントラ」の稽古して、ブルのこと打ち合わせて。もともと頭のいい人間でも器用な人間でもないので、一つずつやっつけていくしかねえって感じで。そういう意味でも、ほ。

 さて、あっさりではありますが、イベント報告も終わらせて、今から別の事やっつけます。やっつけてやります。やっつけてやる。

2003年5月 5日 13:45 | コメント (0)

今日は桜子さんの質問に答えます

 愛媛県伊予郡松前町に生まれた私は喜安家の長男、一人っ子。だから小さい頃はかわいがられたんだと思います。もはや他人事の勢いですが。

 親父は小さい私には畏怖の対象で、お袋は今も昔も忙しさを苦にしない(私の勝手な見方かもしれませんが)女性で、だからけっこうばあちゃんと遊んでたような、おばあちゃん子だったんじゃないかなあ、と。思う部分もありますがあまり覚えてません。なにやってたんだオレは。あ!ばあちゃんたちと八十八箇所、廻ったよ。小学生の時。そうそう。ばあちゃん子な。

 実家は、西は瀬戸内の海、東には石鎚の山が望めるのどかな田園地帯のど真ん中、みたいなところだったので、よく田んぼの中をうろうろしてた記憶があります。一人で真っ暗になるまで田んぼのあぜ道をうろうろして、いろんなことを夢想してたのではないでしょうか。一人っ子だったので、一人で時間を潰す術は早くから身につけていたのだと思います。今でも一人でいる方が楽な時があります。昔と同じようにうろうろしながらいろんなことに思いを馳せます。あと、自転車に乗るのも好きでした。あてもなくただ自転車を漕いでどこかへ辿り着くのです。で、漕いでる間はなんか考え事してるから、自分がどうやってそこへ辿り着いたのかわからなかったりするわけ。変な子。

 怪獣と恐竜が大好きな子で、ウルトラマンより怪獣の味方をする所があり、ひらがなより先にカタカナを覚える勢いだったそうです。怪獣の事とか一人で考えていたんでしょうねえ。

 友達づきあいも普通に出来る子だったとは思うんですけど、でも引っ込み思案だったかなあ。あ、よく通知表に「消極的なので」とか「もっと積極的に」とか書かれてたのは凄く覚えてる。別に当時はなんとも思わなかったけどなんだろうね、覚えてるってのは。自分からすすんで友達の家に行く子ではなかったです。来てくれるのを待ってた。一人っ子やからね。甘えん坊。

 なんかずーっとのらーりくらーり生きてきたと思います。お世話になった先生方が、今私がこんな仕事をしていると聞いて、思ったとおりだとおっしゃる方はいないと思います。目立てない子でしたし。目立ちたいのに。でもしたたかな子だったからね、目立とうとせずに注目を浴びる方法について常に目を光らせていた。ような気がします。

 小学校の時は普通にいじめっ子だったりいじめられっ子だったりしたし、中学校は適当に勉強して休み時間になったらやたら元気になって、みたいな奴だったし、もちろん女子の目を意識しまくりだったし、高校の時は、んー、普通科に通う普通な少年だったからなあ。んー、あ、体育会系の部活でホッケーやってました。陸上ホッケー。競技人口の少ないところを選ぶあたり、あわよくば目立ってやれという魂胆が見え見えですね。そうだなあ、美術やるって決めたあたりから自分の中で少し違ってきたかもしれませんね。

 自分で決めたから。美術やるって。結局やってないけど。そんなもんさ。所詮。

 美術の先生になるつもりだったからね。大学で実習行ったけど、自分で言うのもなんだけどすげえ子供受けのいい奴でしたよオレ。でもね、先生にはなれないと思ったんだな。友達にはなれるんだけどね。先生は先生でないといけないっつうのが私の考えなので、友達はちょと違うな、と。もちろんそんなきれいごと以上に芝居がやりたかったというのがあるんですけど。

 話しそれたな。でもだから愛媛にいたときの私はほんと目立とうにもそんな勇気がなく、そのくせ一人っ子だからちやほやされないとだめで、そんな地味で甘えた奴でした。

 なんかダメ伝記な。でもそんなもんさ。かっこ良くもかっこ悪くもないの。普通。なんでそんなオレが皆さんの目にさらされる仕事やってんのか、自分でもよくわからないままここまで来た感があります。

 近くの海岸が辺りでも最大の暴走族の溜まり場地帯で(当時)、友達とその中に忍び込もうとしてでもやっぱり怖くて挫折したりとか、そんな、やんちゃ未満、みたいな思い出はあるけどねえ。

 なんか質問の答えになってないかも。答えになってなかったらごめん。あと冷静。どうも過去を振り返ろうとすると冷静になりがちなのな、私って。こまっかーいディテールまで話せばすげえ面白いエピソードもあろうかと思うんですが、それ書き出すときりがないから。別の機会に書きます。少しずつ。だからまた読んでねーん。

 質問受け付けます。こぞってどうぞ。

 明日は「DEAR」の打ち合わせと「ドントラ」の稽古。あとブルに関する細かいいろいろ。うひょ!

2003年5月 3日 02:21 | コメント (0)

今日は先日のKANAさんの質問に答えます。

 ブルドッキングヘッドロックの旗上げは2000年の4月。旗上げメンバーは、キヤスを言いだしっぺに、篠原、藤原俊一、永井、寺井、小島、金田、小笠原、鈴木の9人。実際の旗上げ公演は同年の11月だったから、準備に半年以上かける過剰に慎重な集団でありました。

 旗上げの連中は全て大学時代に私と一緒に芝居をしたことがあった人たちで、私が前年にナイロン100℃に加入する事になって上京した後、それぞれ芝居の道を志して東京への道を歩もうとしている所を誘ってみたのでした。99年にナイロンに参加し、一年たって少しずつ生活の基盤もできたところで、じゃあ自分のやりたいことも少しずつやってこうかな、と思って、で、それはやっぱり芝居だから一人では出来るはずもなく、だから一緒に楽しさ共有できる奴が欲しくて、だったら一度でもオレと芝居した事がある奴で、とくに面白いと思える奴、信用できる奴を頼ったわけです。よく集まってくれたと思っています。鈴木は、いずれは教師になる、と宣言して上京してきて、3年間凄まじい貢献を果たしてくれた末に、昨年10月、円満退団しました。今は教師になるべく勉強を再開しております。

 で、当時オレはまだバイトこつこつやってかないと生きていけない貧乏演劇青年でして(今でもあんまり変わらないけど)、だから某デパートで早朝の清掃業務をやってたんですけど、そこで西山、稲垣と出会うことになります。2000年の夏の事でした。だからまだ旗上げ公演もやってない頃ね。んでもって、まあ、毎朝会うわけですよ二人と。そしたらさすがに話すんですね、それぞれのやってること、やろうとしてることを。西山はバンド活動、稲垣はお笑いコンビとしてコント制作。早朝のバイトですから、そういうまっとうでない道を選んだ人ばっかり集まってくるんです。ワンダフルツアーの舞台美術をやってくれた長崎さんもそこで働いてて、それ以来の縁で仕事をお願いしたんですけど、彼は漫画家です。もうそんな奴ばっかり。で、お互いの活動に興味を持った我々は、それぞれのライブだとか観に行くようになりまして、そしたら西山も稲垣もブルの空気を気に入ってくれまして、それぞれから、参加してみたいという言葉をもらったので、私としてはなるべく演劇以外の血を積極的に入れていきたいと考えていたので、喜んで迎えましょうっつうことになり、晴れて西山、稲垣の参加が決定したというわけです。そしたら稲垣の相方であるところの村田も演劇に興味があるという話しをしてくれて、だったら一度関わってみませんか?と誘い、そしたら快く参加の意志を示してくれて、村田も参加する事になったのです。

 さらに同時期、やはり大学時代に一緒に芝居を作っていた関家がもう一回芝居に関わりたいと言ってきてくれて、私は関家の事をとても素晴らしい女優さんだと信じておったので、これは願ってもないっつうことで第2回公演から参加してもらうことになったのでした。

 さらにさらに、やはり大学時代に芝居を一緒にしたことがある矢野裕美もキヤスの芝居に出たいと言ってくれて、これまた私的には、永井、関家とは違う芝居をしてくれる女優なので、すごくアリだと思ったので出演を決定。

 さらにさらにさらに、永井がとあるワークショップで知り合った高橋という女性が、ブルに出てみたいと言ってくれてることを聞きつけ、女優の駒を増やしたいと考えていた私なので、さっそくアプローチ。そしたらすんなりと互いの合意が得られ、これまた参加決定。

 さらにさらにさらにさらに、寺井がやはりとあるワークショップに参加し、そこで知り合った女性の友人が演技に興味を持っているということで、旗上げ公演の手伝いをしてもらえないかしら?と頼み込み、んで手伝いに来てくれたのが馬場。寡黙でクールな男は、しかし腹にすげえ熱いものを持ってまして、まったく未経験にもかかわらず、第2回公演に参加したいと意思表示してくれて、ならば!というわけで参加を決定しました。

 さらにさらにさらにさらにさらに!篠原づてでブルの旗上げ公演を見た男性が、演技のキャリアを積むために参加したいと自らアプローチしてきてくれて、それが石飛だったんですけど、これまたそれまでにいた男優とは明らかに違う「今」を感じさせる男だったので、私、即オッケイ出しまして、んで、これだけの新メンバーを加えて第2回公演「彼方の塵、クズ」を打つにいたったのでした。

 ふう。いっきに書いたから文章変だったらごめん。

 それ以降、夏の番外公演では、西山経由鈴木推薦によって山口が、第3回公演では、やはり私と大学時代に共演経験があった曽我部が、第4回公演では、第3回公演を見て自らブルに加えてくれないかと飛び込んできた古川が、第5回公演ではナイロンつながりで出演してくれた藤原よしこと野原が、で、前回の特別公演では、作家志望なんですっつって現れた宗像が、メンバーとして加わってくれたのでした。

 ごめん。全てを事細かに書いてるときりがなかったので後半ははしょった。細かいエピソードは今度語る。

 そして今回の「骨」において、男21歳、猪爪尚紀君が参加してくれる事になったのです。まだお互いに何もわからないから、いきなりメンバーとして加わってもらうわけではなく、一緒に作品を作っていく中で、継続した関係を築けそうだったらメンバーになってもらうことになっております。新鮮な風を楽しんでいただけたらと思っておりますよ。

 というわけで、それぞれの参加の馴れ初めは微妙に違いまして、でも、共通してあるのはブルの味、空気を気に入ってくれて自ら首を突っ込んできてくれた所。やる気さえあれば、まずは一緒に何かやってみようよ、というのが今の私のスタンスなので、これからも魅力的でやる気に溢れた奴がいたらどんどん関わってもらおうと思っているわけです。

 興味のある奴はどんどんかかってこい。迎え撃つ覚悟あり、ですので。どう?KANAさん。わかった?

 もっと知りたい事あったら聞いてください。答えられることは出来るだけ答えます。こうやってこのコーナーも、読んでくれてる皆さんとつながっていきたいですから。

 じゃ。寝ます。

2003年5月 2日 03:23 | コメント (0)

さーっと書きました

 今日の「ドントラ」は、前半部分の通し稽古。疲れました。出番の多い先輩諸氏はもっとお疲れになったことと思います。おす。これで今日は早替えとかなかったから、そういうのが加わってくるともう、きりきりまいでどうにかなりそうですよ、ええ。

 明日はテニスをさくっとやらかしまして。さらにDVD用だかなんだかのなにかを録って。んでそのあと、別の録音スタジオへ直行ダイブ。スタジオからスタジオへ。気分だけは売れっ子。そこで「ドントラ」のサントラ用の録音をするのです。いい歌、楽しい歌満載なので、どうぞ余裕のある方はそちらもご堪能いただければと思います。もちろん出来上がるのはまだまだ先の話ですが。

 それで思い出したけど、ところでアレどうなったのかね?ダウンロードの着メロの件。管理人さん、西山くん。ちょっと問い合わせますね。いいかげん出来てもよさそうなもんですからね。

 あとはねえ、今日「DEAR」のイベントの打ち合わせもしまして、まあやること大筋決まったんですけど、小西さんとか松風君がしっかりしててほんますげえ助かってます。僕はしれーっと流れに乗ってやらせていただけたら、と企んでます。と思ってたらさすがにしっかりしてる二人なので、きっちりオレにも、コメントしなければならない時間とか用意してくれまして、しっかりするのも考えものだなと思ったのでした。オレ的に。

 忙しいのは良い事ですが、うまく稽古の流れに乗れるよう心がけんと、この先稽古場の状況がせっぱつまってくると、油断してるやつぁほんと遅れっちゃうからさあ。集中。集中してね。で、メリハリつけてね。やっていきたいと思いますよ。ええ。

 ああ、部屋の模様替えとかしたい。なぜか今。いや、もちろん無理なんだけどもね、今からは。そういうどうでもいいことにも脳みそ使ってかんと偏るけんね。

 もう寝よわい。なぜか伊予弁で。

2003年5月 1日 02:56 | コメント (0)