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朝から前忠

 こんにちは、お久しぶりですキヤスです。台本を書いていました。あまり進みません。だれーかー!!!助けてー!!!きゃー!!!ぎゃー!!!

 いやあ、どうですか、SAYAKA。都心をジャックしたそうですね。たいしたもんだ、SAYAKA!だ・け・ど・・・、

 あれ、デブじゃないか?

 いや、厳しいと思いますよ、自分で言ってても。そんなね、もっとデブなのいくらでもいますさ。でもね、あれはブーちゃんなのではないか。あれはいったいどこで人気をはくしているのか。ワイドショーか。奥様達に人気か。そうなのか?聖子のおかげじゃないのか。聖子だってもうどうなのか。奥様達には人気なのか。そう言えば北野武の娘はどうなったのか。唄ってたんじゃなかったのか。唄ってたじゃないか。売れなかったのか。そんなもんだろう。で、そもそも二世ってどうなのか。この前ワイドショーでやってたけど、大空真弓のところは、あれどうなのか。息子がダメそうなのは明らかで、あれはきっとまたなにかやらかすんだろうが、それより気になったのは記者会見の席での大空真弓のあまりに饒舌な涙のコメントだ。酔っているように見えたのは私だけか。あと、前忠はどうか。前田忠明のことだ。ワイドショーを見るたびにいやな気持ちになるのは彼の顔とコメントによるところが大きいと思うのは私だけか。だいたい最近番組の最後に占いやり過ぎなんじゃないのか。B型がビリなんだそうだ。スニーカーを履くといいんだそうだ。いつも履いてるんですけど。あとさあ、あれ、小泉政権。あれってもうだめなんだ?なんかちやほやされ過ぎてただけに寂しいものがありますが、ワイドショーの扱い方はやはりどうなんだろうか。一面的じゃないか。今さら言うことではないか。メディア規制のことで報道が必死になっているのはとてもわかるが、ワイドショーはなんなんだ。あれは報道なのか。バラエティーか。どちらでもないのか。ワイドショーはワイドショーか。その割にゃあけっこう政治に首をつっこんできやしないか。前忠までコメントしてるじゃないか。おまえ芸能デスクなんじゃないのか。「芸能デスク」ってなんだ。ったくワイドショーは。

 けっこう見ている私です。

 さて、作品はやはり小屋の狭さが大きな問題になってきそうです。「絵」が決まらないのは気持ち悪い。見た目は大事なのです。振り付けのような演出になってしまうのは、個人的には苦手なんでいやなんですけど、演技エリアが狭いので、どうしても動きに細かい制約をつけていかざるをえません。大変だけど役者のみんなには頑張っていただかねばなりませんな。

 ワールドカップもいよいよですが、ブルもいよいよなのです。

2002年4月30日 11:33 | コメント (0)

ぜひ遊びに来て下さい

 最近、稽古を見学したいと言って下さる方がいて、大変嬉しい気分です。

 私達の活動に興味を持ってくれるなんて。いろいろ説明をしなくても、作品を見てなにかを感じてくれて、それを信じてアプローチしてくれる。モノを作る者として、こんな嬉しいことはないのではないか。やはり作品をもって繋がっていたい。だから少しも気が抜けない。作品作りに油断は禁物であるのですな。

 ところで稽古場日誌におけるババッチの日誌はどうなのか。ババッチとは、役者の馬場泰範のことです。そんな説明しなくても「ババッチ」などと呼ばれるやつはそうそういないのですが。「ババッチ」って。その呼び名もどうなのか。

 業務連絡みたいな日誌。ほんと普通に日記である。これが私には一周まわって大変面白い。面白いことを書こうとしない姿勢が、私をくすぐります。

 ババッチは真面目な男で、内に秘めた情熱には敬服することもしばしばです。「彼方の塵、クズ」から参加してくれているのですが、演技経験など全然無かった素人の彼が、今ではすっかり安定した演技をする役者に成長しようとしています。稽古場でのたゆまぬ努力の成果です。彼は油断しなかったのでしょう。稽古場で人の演技を見る彼はとても鋭い目をしています。

 もともと細い目をしています。

 さて、稽古は順調なのかどうなのか。未だに先は見えません。我々はどこを歩いているのか。ぐるぐる同じようなところを歩き回っている内にきっと、そこがどこなのか、どこに向かっているのかわかる日が来るのでしょう。昨日書いたシーンが個人的には好きなのですけど、皆さんは笑ってくれるかしら。笑ってくれないなら、それはそれでしかたがないことです。

 執筆を再開します。息抜きのためのこのコーナー。書くのに息詰まってこのコーナーを書く。どうしても書くことからは逃げられないようです。何のために書くのか。それもまた書き続けるうちにわかるようになるのでしょうか。

 じゃ、バーイ。

2002年4月22日 13:57 | コメント (0)

桃太郎ネタに浦島太郎ネタ。

 おひさしぶりです。隠遁していたキヤスです。

 昨日、稲垣、村田両氏によるコントユニット、Cinema Rocketsが出場したお笑いライブイベントを観に行きました。

 兄さん達は見事入賞し、2回戦出場の権利を獲得しました。よかったね。でも兄さん達は「もうええかな思てるんやけどね」などといい、私は、まったく欲の無いことだなあと思ったものですが、ブルの本番近くで、新しいネタも考えねばならず、そのための稽古もしなければならないとなると、それはそれは大変なことだから、無理もないとも思います。

 ただ、身内だというひいき目をなしにして見ても、兄さん達のネタは丁寧で、安心して笑えるし、かといって客に変に媚びるところもなく、入賞は至極当然なことに思えたから、2回戦も見てみたいんですけどね。次は1位獲得で。

 ところで、今回のライブではめくりモノを使う芸人さんが多くて、まったくもってどうかと思った。

 めくりモノとは私が勝手にそう言ってるだけなのですが、あれです、あのー「鉄拳」とか、「がぶ飲みしたいときー」の人達が使う紙芝居的なネタのことです。13組中4組くらいいました。しかも、昔ばなしネタが2組。かぶりまくり。

 どうなんでしょうか。明らかな二番煎じ。しかもパクる対象がたいしてブレイクしてないのに。なぜパクる。きっと楽なんだろうな。ネタ考えて絵を描く。あとはうまいことめくってうまいことつっこめば、みたいな安易な打算を感じずにいられない。絵は調子が悪くなったりしませんものね。どの組もツッコミがとっても予定調和で、明らかに出てくるネタがわかっててつっこんでるから、もういいよって思ってしまった。ごめん、本気だったら。でも本気ならやめた方がいい。あきらかに二番煎じです。で、兄さん達以外の入賞した二組の方々は、漫才とコントで、それぞれとってもベーシックなネタを披露してくれたんですけども、やはり技術がしっかりしていてとても笑いやすかった。練習してるんだろうなあ。基本というものがあるなあと思うのです。楽をしちゃいかんよ。学校かどこかでそこそこ面白い奴で通ってるんだろうけど、ンなもん誰も金払って見てるわけじゃないもん、笑ってくれるよ。おれたちは金出してんだ。ちゃんとしなきゃ笑うか。良い戒めになりました。私達もちゃんとします。練習。稽古。もう、それにつきます。

 あと台本ね。わかってる。わかってるってばさ!

2002年4月20日 21:15 | コメント (0)

充実させまっせ

 トップページのデザインがマイナーチェンジ。そしてようやく稽古場日誌がスタートしました。

 おつかれ寺井。引き続きよろしく。今後も立て続けにいろいろスタートしていく予定です。盛り沢山でまいります。あと、もうすぐ前売り開始。よろしくお願いします、皆々様。

 家から出ずに台本のことを考えていました。なのでごめんなさい、お芝居のお誘いをしてくれた皆さん。観に行けませんでした。なるべく観に行く努力はしているつもりなんですけど。でも、今日なんか2、3本、知人の芝居が重なってて、どれを優先したものかわからないよ。いっそどれにも行かない。と決めた今日なのでした。

 そのぶん台本が書けたかと言うと、そんなでもないからどうしたもんだこれ、おい。まいるよ。いや、書くけどね。追い込まれた豚のようにね。駆けずり回りながら書きます。
 
 「ある殺人事件と、その事件の真相を追う探偵」という使い古されて垢まみれ錆まみれの題材をどうアレンジするか。パロディではないブルなりのサスペンスをお目にかけたいと思っています。もちろん探偵ばかりのお話ではない。油断してると迷宮入りです。
 
 役者のコメントもバージョンチェンジ。皆さんはどんな時に殺してやると思いますか?

2002年4月13日 21:10 | コメント (0)

みんなぁ、やってるかぁ?2

 掲示板に長崎さんの書き込みがあってとても嬉しかった。

 長崎さんは、なんていうか漫画家?アーティスト?きちがい?ってかんじのきわどい大先輩です。昨日の城村君に続き今日もきちがいを紹介するはめになり、つくづく私は交友関係に恵まれてるなあと思うのです。(すんません長崎さん、冗談ですよ・LOVE)

 長崎さんとは、以前バイトをしていた伊◯丹で知り合いました。とっても濃厚なキャラクターぞろいの仕事場で、西山宏幸とも、稲垣禎巳ともそこで知り合ったのですが、中でも長崎さんはとびきりでした。幽霊が出たという噂が仕事場で広まった時、私以外誰もいないはずの伊◯丹5階フロアーに突如現れ、「出たらしいよ・・・」とだけ言い残して去っていった、スキンヘッドに限りなく近い坊主頭とたっぷり蓄えられたヒゲとつぶらな瞳が印象的なその姿を、私は忘れることはないでしょう。本人は忘れてるかもしれませんが。

 尊敬する先輩はたくさんいる。個人的な、適切ではないかもしれないが、カルトな大先輩たち。

 以前、何度か掲示板に書き込みをして下さった「林山さん」という方も、尊敬してやまないカルトな大先輩です。私が大学生だった頃、お世話になった方です。今では奥様とお子さまがいらっしゃって、冗談みたいです。たぶんギャグだと思います。ギャグで妻子持ちになるあたり、筋金入りのギャグマスターです。ごめんなさい。お元気ですか?私はたいして成長していません。

 たくさんの先輩、たくさんの仲間とも多忙さを言い訳に疎遠になってしまってて、非常に反省する私です。連絡先が知りたくてもどうしたもんか、というようなやつもいて、そんなやつとはこの先再び出会うことがあるのでしょうか。でしょうかって言われてもねえ。別に一期一会とか言うつもりは微塵もないですよ。

 今日は諸事情のため稽古は中止。明日はたくさん台本書いて、明後日はりきって稽古再開です。たくさん断片を用意する予定。で、読んでもらって、使えるやつと使えないのを見極めて、膨らませて、出揃った頃に構成。
前回の「青空~」とは違う作り方。「彼方の塵、クズ」に近いかも。作り方がね。観てない人にはピンとこねえか。毎回違うことに取り組もうとすると作り方も毎回違って、パターンみたいなものが掴めないのは、とってもいいことだと思っています。いつでも初めての心境で。

2002年4月13日 02:16 | コメント (0)

みんなぁ、やってるかぁ?

 NUCLEAR AGEのライブに行った。

 NEW CLEAR改めNUCLEARである。西山宏幸がベースをつとめる、アメリカ遠征もやらかした気狂いバンドだ。うそ。気狂いではない。言い過ぎた。ただボーカルの城村くんはたまーに気狂いに見える時がある。すんばらしい!今日もとびきりでした。早いとこ有名になって印税で寿司をおごってほしいものである。

 今回の「ゆっくり~」に、西山宏幸は出演しません。貴重な戦力なので残念ではあるのですが、彼の音楽家としての才能は、やはりバンドの中でこそフルに発揮されるものなのでしょうし、専念していただいて、ガツンと成功したりしようもんなら、私も含めブルメンバーにとって最高の刺激となって、よりいっそうブルも活気づこうというもんです。

 4月19日にはブルのお兄さん、稲垣、村田の両氏によるお笑いユニット「Cinema Rockets」がライブイベントに参加します。久しぶりに二人の新作が見れるので楽しみ。このイベント、審査によって勝ち負けが決まるそうで、ぜひ勝っていただいてですね、お笑い界に新風を吹き込んでいただきたいもんです。けっこうおっさんですけど。

 2人はとっても頼れるお兄さん。力の抜け具合がブルの芝居の中で重要な役割を果たしてくれています。稲垣さんは音楽、村田さんは小道具と、スタッフ面でもお二人の力はかかせません。ほんと器用。村田さんの作る小物は見事としか言い様がない。今回もお願いしま~す。

 それから昨日と今日、前回の「青空~」で美声を張り上げてくれた伊勢由美子が出演するスイングルド・プントーニュ楽団の公演があった。すまん、いせ。行けなかった。西山宏幸のライブに行ってしまった。昨日は昨日で用事が。用事って、下手な言い訳みたいだけど本当です。実は私は、いせがブル以外のところで芝居をしている姿をあまり見ていなくて、とても素敵な人なんできっとどこ行っても面白いと思うから、ぜひ見に行きたいと常に思っているのにどうもタイミングがアレで今回は残念なことに行けなかったので次こそは行くからね、いせさん。

 それからそれから前回も出演していただいて、今回も引き続き御出演いただくことになった立本恭子女史の所属する、演劇弁当猫ニャーの公演がもうすぐ始まります。4月の24日から。行かねばです。そして早くこっちの稽古に合流してね。もっさん。もっさんと呼んでみたのは初めてです。

 みんな活発でよろしいことです。わたくしも活発にまいります。台本は、少し書き方が見えてきた気がしました。今日。実際書いてみたらうまくいかないかもしれないけど、でもヒントにはなるはず。要は笑いも物語も意識しないところから始めてみようということなのですが。いざ書き出そうとすると物語を考え始めたり、ネタをちりばめようとしたりするから。先ずは恐怖。先ずは人。そしてそのための書き方。書き方、なんて言い方をするとなんかそういうテクニックみたいだが、そういうことではない。なにを書くべきかというはっきりとした目線だ。どこを見て書くか。大事なのではないでしょうか。どうでしょうか。

 さてと。おやすみなさい。

2002年4月12日 00:29 | コメント (0)

プライベート

 皆さんにはどうでもいいことかも知れないが、去る4月8日は、うちのメンバー永井幸子の誕生日であった。

 おめでとう。君もとうとう「27」だね。

 というわけでメンバーの何人かと誕生日にかこつけて焼肉を食いに行った。

 いいねえ。焼肉。いい。どうなんだろうか、未だに狂牛病のダメージを引きずってたりしてるんだろうか焼肉屋さんは。うまいのに。あんなうまいもの食わないわけにいかんでしょうに。また行きたいが、焼肉はやはりご馳走だ。女性の誕生日に行くのもどうかと思うところもあるが、やはり誕生日でもないと行かないのではないか。そんなことはないか。みんなは結構食ってるのか。オレが貧乏なだけか。小島はこの間も食ったとポロッと言ってて「なにおぅ、小島のくせに」と思いました。「このガリガリが」とも思いました。「出番減らしてやる」とも思ったことにしておきます。

 そう言えば小島が掲示板に書き込みをしていた。めずらしい。うちのメンバーはほんとにパソコンに触らないやつが多くて。このホームページもどんどん活発にしていきたいのですけど、肝心のメンバーがピンときていないのではどうしようもないではないか。いいぞ小島。もっと書き込め。ちなみに「モロモロオカ」さんは、ジャンル的にはお笑いに位置する方で、「モロ師岡」と書きますよね。だけど最近は役者さんとして大活躍を去れていますね。いまはなき渋谷ジァンジァンとかに出てらしたんじゃなかったっけかなあ。皆さんも教えてあげて下さい。モロさんのこと。嘘でけっこうですので。

 ちなみに小島は最近モテ風(もてかぜ)が吹いているらしいです。自分で言っていたのでたいしたもんなんでしょう。なので、小島とつきあいたい人は早めにアプローチしないと誰かのものになっちゃうぞ!ファンレターから初めてはいかがでしょう。ただ、彼の家に手紙を送ると、同居人の篠原トオルたちに中身を物色されてしまうので、メールでこちらのホームページに送って下さった方がいいかもしれません。あ、でも、メールは管理人の寺井義貴がチェックしてしまいますけどね。小島への道のりは遠い!ちなみに彼は「今年中に彼女ができる」とも言っていました。「今年中に作る」じゃなくて「今年中にできる」んだそうです。自分で言っているのだからたいしたもんです。出番を減らしてやろうと思います。

 で、焼肉食ったあと、寺井の家で夜通し遊ぶ。

 なにやってんだ。台本は?いいんだ。なんせ永井の誕生日だったのだから。

 寺井の家は激しく散らかっている。壮絶なほどだ。ほんとびっくりするよ、みんな、きっと。ドアの呼び鈴を押してから寺井が出てくるまでの間に、部屋の中ではなんかグシャ!とかズバッ!とかドガン!とかいう音がするし。玄関から奥の部屋まで辿り着くのに10分はかかるし。で、部屋に辿り着いたと思ったらそこはなんかなんにもない野原だったりするし。寺井は「ごわーはっはっはっはっは!」って笑ってるし。どうすればああなるのか、私には理解できないよ。だが、それでも彼の家に人は集まる。なんだろう。彼の人望のなせる技か。それとも都合のいいやつなのか。どちらもあてはまっているだろう。そしてそれが彼の魅力だ。これは紛れもなく部屋のことを言い過ぎたことへのフォローだ。

 で、朝まで残ってた私と永井と寺井と小島とあと、稲垣兄さんとで朝マック。新学期である。成蹊大学の前が学生たちで賑やかなことになっていました。

 小島は朝マックが好きだ。ファンレターと一緒に朝マックを送るとポイントが高いでしょう。
 
 朝マックを食ったあと、もういいかげんこいつらと一緒にいるのもへどが出ると思い、かえって寝ました。そして夜、ついに、

 マルホランドドライブを観た。

 おんもしろかったあ!!必死で考えないようにしました。とだけ言っておきます。あの作品のことは喋ったり考えたりすればするほど、思うつぼなのだと思うからです。ちくしょう!きちがいめ!デビッド・リンチ!観てよかった。良いとか悪いとか、そういうのはわからないし、ましてや私の作品に活かすとか活かさないとかそういうのはこのさい問題ではなく、とにかく好きなのです。刺激だ。刺激的だ。これは初めてキューブリックを観た時のドキドキに似ている。

 台本のことは、ゆっくり考える。ゆっくり考える時間がどうしても必要だ。ゆっくりじっくりだ。ゆっくり震えるのは私の脳みそなのかもしれない。

2002年4月10日 01:49 | コメント (0)

逃避ではない

 いい天気である。こんな日はブワーッとやりたいものですね。

 おもにサッカーや野球。発想としては短絡的でなんともおはずかしいアレですが、やっぱり晴れた日はサッカーか野球である。いや、別に得意なわけではない。専門的な経験もない。それでもいいじゃないか。無駄に球を追いかける。ほんと無駄だ。なんのためだ。

 それでもいいじゃないか。台本ばかりが人生ではあるまいよ。

 なんつて。

2002年4月 8日 14:16 | コメント (0)

あえて面白いことは書かない

 台本はなかなか進まない。それでも周りは進んでく。

 本日は舞台美術のプランナー、長田よしこ改め長田佳代子さんと、「ゆっくり~」の舞台美術の打ち合わせを行いました。新進気鋭の心強いおねえさんです。って、私と同い年なんですが。

 打ち合わせは先ず、パンプルムスという小屋の特徴をどう活かすか、どう利用していくかというところから始まる。狭い小屋だからなあ。普通に使えば楽は楽なんだがそれではおもしろくない。あの狭い小屋でどう遊ぶか。みたいな。そういうことを踏まえつつ、今回の芝居のコンセプトを私の方から伝え、さらにそこに長田さんのイメージなりアイディアなりを織りまぜて具体的な形にしていくのだ。が、そう簡単になにかが生まれるはずはなく、今日のところはポイントをまとめ、先ず決めねばならないことを整理するところまで漕ぎ着けて終わり。ま、そんなもんだ。台本がほとんど無いのに色々と考えて下さるスタッフさんにはほんと頭が上がりません。ありがとうございます。なんとかします。台本。

 で、その台本なんだが、笑いが欲しいという誘惑と戦っています。あくまでも今回の軸は恐怖。狂気。汗ばんでしかたがないなにかであり、気をつけないとやられるなにかが漂っていなければならないのだ。

 安易な笑いは捨てろ。

 そう言い聞かせながら台本と格闘しとるのであります。今はまだ導入。核心はまだまだ先。核心があるのかどうかさえ曖昧なままだ。そういう不安定なところに立つ芝居にしたいのですがどうすればいいのでしょう、神様ーン。

 それから今日は昼間にシャンプーハットを観に下北沢のスズナリに出かけた。ナイロンの峯村リエねえさんと新谷真弓嬢が出演しているからというのもあるが、前から一度観ておきたかったというのもある。初めて観させていただいた。大変おもしろかったですよ。私は好きだった。おいらもああいうの作ってみたいなあ。と思ったりもする。影響されがちな私です。舞台が真っ赤だったからかしら。デビット・リンチ的な空気が漂ってて、でも静かな芝居的な静かさで、なんか稚拙なアレで申し訳ないのですけど、それらが混ざった感じが好き。きちがいじみてたなあ。よりいっそうガンバラネバと思うはめになったのですよ。

 さてと、台本書こ。

2002年4月 7日 01:11 | コメント (0)

昨晩、初稽古。

 気がついたら更新するのを忘れてた。

 キヤスです。夕飯時です。晩飯なににしようかなーとかのんきに考えてたらふと思い出しました。

 「あ、ム゛ゥップス書いてねえ。」
 
 いかんよ。いかんいかん。毎日更新すると言ったとたんにこの有り様。なんかここ最近時間がある時しか書いてなかったからさ、ついついさ、ついつい忘れっち!!

 えー、今日はテニスに明け暮れる王子様達に声を吹き込んでまいりました。私が演じる「海堂薫」という人物が、今週来週と活躍しておりまして、忙しくマイクの前を動き回った私ですよ。えっと、今日の収録分がいつ放送されるか計算が苦手でよくわからないのデ、毎週見て下サイ。テレビ東京系列で、水曜日の午後7時からやってますです。

 で、これからナイロンのホームページ用のスクラッチ日誌の最終回分を書くと。それからいよいよ台本を書くと。また書いてばっかだ!おい!言ったでしょ?書くの苦手なんだってばさ!どうなんだ?誰か書いてくれ。書かないならせめて世話してくれ。いろいろと。メシとか風呂とか掃除とか。他にも、まあ、その、なんだ、色々とだ。よろしくお願いします。

 さてと、実は今回の「ゆっくり震える」最初の稽古を昨晩行いました。ま、少々台本を読む程度で軽く流しておきました。詳しいことは稽古場日誌で。今回は、沈黙の哲人=藤原俊一と、クール&ホット=馬場泰範と、狂犬=高橋哉子がお贈りする、予測不能なきちがい(ピー)日誌です。ぜひ、お楽しみに。

 だから稽古のことはあまり書かないつもり。台本について書きます。明日から。ネタばれしないよう慎重にかかないとね、このコーナー。だから明日からっつーことで。書けるかなあ。書けないことの方が多かったりして。その辺うまくアレしていきます。

 マルホランドドライブ、ようやく見に行けそうです。エレンディラは最後の短編を残すのみ。もうすぐ読み終わります。さて、次はなにを読もうか。ビデオで見ておきたいものもたくさんあるので、なんだ、結構忙しいじゃないか。はた目にどう見えるかはアレだが。

 じゃ、また。

2002年4月 4日 18:30 | コメント (0)

御来場に感謝。

 スクラッチは無事終了。そして再び風邪をひく。

 こんばんは。キヤスです。スクラッチ公演「手乗りサーモンの話、他」に御来場下さいました皆様、本当にありがとうございました。無事本番を乗り越えることができ、私もホッとひと息ついたところであります。で、ひと息ついたら風邪をひいてしまった私であります。

 どういうことだろう。今年2回目。おかしいよ。去年なんて1度もひかなかったんですよ?気持ちの問題か、年令の問題か、なんにせよ引き締めていかねばならんと思っているわけです。

 スクラッチはねえ、私の作品を振り返ってみますと、ナイロンの準劇団員が演じるということで、なるべく彼らの初々しさを生かせるように考えて作ってみましたです。あんまりがっちり作らずに、どっちかっていうと荒削りに荒削りに書いた台本で、あんまりがっちりダメ出しを出さずに、ルーズにルーズに演出したのです。そのぶん役者はうまく舞台上で遊べないといけないわけで、そういう意味では厳しい課題を与えてしまったかもしれないわけですが、物語でもネタでもなく、ただひたすらに彼らのおもしろさを伝えたかったのです。

 彼らはよく食らいついてきました。もちろん100点には程遠い内容で、それは私自身の責任が多くあるのですが、彼らはよくやった。むしろ私の方が学ばせてもらったことが多く、初心忘れるべからずなんて当たり前のことをしみじみと噛み締めた私です。

 スクラッチ総動員の13人でお贈りした私の「大丈夫だと言っている」は、会議を開こうとする13人が、しかしいっこうに会議を始められずにどんどん余計なことを繰り広げ、最後にはサッカーやったり殺しあったりする、なんかどうなんだそれはというような内容で、物語もへったくれもないお話でした。本番を観に来てくれた私のボス、ケラリーノ=サンドロビッチ氏は「テンポがよかったね」という、微妙な感想を残して下さいました。見るべきは役者の持っている人力(ひとぢから)で、目だつ奴は目立ち、支える奴は支え、どうでもいい奴はどうでもよく活躍する、そんな芝居でした。多少うちわうけな内容もあえて盛り込んみました。お祭りですから。盛り上がっていく為にはあえて盛りこんでいきたかったのです。役者のテンション。それだけが頼みの綱。そんな無責任な20数分間だったのです。

 演出だけって本番中はほんと楽。後ろの席でただ芝居を見つめるのみ。もちろんヤキモキもするわけですが、でもこんなにエネルギーが残ったまま終わった公演は初めてで、それはつまり演出だけを担当することが今までほっとんどなかったからで、役者って大変だなあと思ったものです。

 いろいろ書きたいことはあって、山のようになってるんですけど、なにから手をつけていいのかわからないからとりあえずはこんなもんで。これから少しづつ振り返っては書いていきます。そしてこれからのことも書いていきます。もちろん。いよいよブルドッキングヘッドロックが活動再開!!さあ、忙しくなるぞおってね!!

 チラシのデザイイン決定。もうスクラッチの当日パンフにも折り込まれており、このホームページでも公開、これからさらにいろんな所でお目にかけられるようばらまいていきます。今回は加えてポストカードも作成。皆さんの元に届く日を是非お楽しみに。

 近々舞台美術のデザインの打ち合わせも始まるし、もちろん台本書かなきゃいけないし、さあさあどうなるんだオレ!風邪なんてひいてる場合じゃねえぞ。

 じゃ、皆さん、これからしばらくは毎日更新しますからこの無意味なコーナー、これからもどうか末永くおつきあい下さい。キヤスでーした。バーイ。

2002年4月 3日 00:49 | コメント (0)