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スクラッチ!!!!!!!!

 いよいよ。いよいよである。

 スクラッチ。正確には、今午前1時だから、今日!スクラッチの初日です。どんなことになっているかは、観に来ていただいて、その目で確かめて下さいませ。
 ナイロンの準劇団員たちが、初々しく、テンパりながら、でも突き抜けたテンションで御奉仕いたしますぞ!
 春風のように駆け抜けるスクラッチ「手乗りサーモンの話、他」。おいらも目一杯で全然このコーナー更新できてなくて、この気持ちの高まりを皆さんにお伝えしきれなくて、今さらなんですけど、いろいろあって、頑張ったし、オムニバスの4本立てなんてなかなかないし、観に来た方がいいですよーだ!
 もう寝る!明日は場当たりやってゲネプロやってんで本番だ!これはもう戦争だ!準劇団員たちよ!生きて初日を乗り切ろう!そういった覚悟の喜安でした。では。

2002年3月29日 01:23 | コメント (0)

いろいろある

 ナースマンにチョイ役で出演したり、「ゆっくり震える」のチラシのデザインを決定したり、スクラッチの稽古が大詰めを迎えてたり、いろいろ書くことはあるのですが、もうしばらくお待ちいただきたい。なんせいろいろあるのですから。

 花見をしたり、スポーツにうちこんだりしたいと思う。が、いろいろやり終えてからです。いろいろです。

2002年3月19日 18:10 | コメント (0)

『ゆっくり震える』

 台本はまだまだ。でも少し進んでちょっとほっとしました。明日も稽古なので、気持ちを緩めず精進します。

 今日は比較的頭がスッキリしていて、だから今までてこずってたシーンもスコーンと書ききれました。こんなもんなんだなあ。書ける時はこんなもんだ。

 ビデオで、ブルーベルベットとハンニバルを見た。スクラッチの台本を進めながらも、次回公演へ向けていろいろつまみ食いしていかねば。

 そうそう。タイトルが決定。

 『ゆっくり震える』

 微妙な感じで。よろしくお願いしま-す。

2002年3月 9日 00:36 | コメント (0)

やめたわけじゃないぞ

 おひさ。キヤスです。おぼえてますか?

 現在私は台本だあ、次回公演の準備だあできりきり舞いのまっただ中。書かなかった数日の間にもいろいろ出来事はあって書きたいことはいろいろあるのですが、んー、もう少し落ち着いてから。

 毎日更新という目標はあっという間に挫折してしまいましたが、それでも地味に断続的に更新していきます。どうか末永くおつきあい下さい。ではまた。キヤスでした。

2002年3月 8日 00:28 | コメント (0)

あっさりと

 遅ればせながら3月になった。はやい。はやいよ。まずいなあ、この勢いだとあっという間に小屋入りしてしまいそうです。
スクラッチの本番は3月の29日、30日、31日の三日間。新宿のパンプルムスという小屋でやりますので、なにがあっても観に来て下さい。

 で、その後の6月、ブルがやるのも同じパンプルムス。この前の「青空~」も新宿の小屋だったし、すっかり新宿キッズな私であります。

 落ち着くんだなあ新宿。私が上京してきた時、初めて降り立ったのが新宿だったからでしょうか。他の町にくらべてなんか歩きやすい。まあ、渋谷や原宿にくらべて誰がいても許されるというのはあるだろう。こんな私でも。誰でもいい町なんだ。

 今日は短かめに切り上げる。あまり書くことがないのも本音だが、他にやりたいことがあるのも理由だ。バイバイ。また明日。

2002年3月 3日 00:32 | コメント (0)

思考は飛ぶ

 スクラッチの稽古。風邪で一回お休みさせていただいたので、とても久しぶりに準劇のみんなにあった。すまんね。これからもりもりやっていきます。

 まだ見えないものが多い。稽古はジリジリと進む。もしかしたら進んでいないのかもしれない。こういう時は耐えるしかないのではないか。耐えて耐えて耐えた先にあるものが大事なものかどうかなんて知ったこっちゃないけど、耐えることには意味があると思う。修行、鍛練。もっともっと鍛えなければならないと常々思っている私なのです。

 しかし悠長に構えていられる時期は過ぎているわけで、明日っつうか今日の朝からまた台本執筆にいそしむわけですよ。

 稽古の直前まで台本と格闘してたから、「エレンディラ」も読めなかった。明日は少し読みすすめたい。

 去年の秋頃から「スネ-クマンNEWSショー」という、かつての名番組スネ-クマンショーのリバイバル的なラジオ番組に参加させていただいてて、まあ音楽とコントによって構成された番組なんですけど、コント部分に出演してまして、ただ残念なことに番組はじきに終了するんですけど、今後もネットやCDによって作品は発信していくそうですからチェックしていただけると嬉しいんですが、なんか長い文章になってますけど、スタート当初扱われていたコントのテーマは「テロと戦争」で、それはもちろん、去年の9月11日のあの事件を発端にしているわけなんですが、多くのコントは放送局サイドの意向によりお蔵入りになってしまいました。おそらく核心を突きすぎたんでしょうね。放送というメディアはなんとも脆弱だと思うわけですが、まあそんなことは私が口にすることではないかもしれません。で、「スネ-クマン~」のディレクションをなさっている桑原茂一さんにいただいた本がありまして、それが坂本龍一さん監修の「非戦」。 

 長い前置き。「非戦」をお薦めしますという話し。たくさんのことを知りました。是非読んでみていただきたい。これ読んどくと、こないだのブッシュ来日の時の首脳2人の言動のひとつひとつがもう、滑稽で滑稽で、我々が知らなければならないことの多くはどこかの連中によってうまいこと隠ぺいされてんだってことに気付きます。アフガン空爆が一段落して、テレビもほとんど報道しなくなって、まるで戦争は終わったかのようになっているけど、でも未だに自衛隊の船はインド洋にいて、てことは彼の地では未だに米軍の脅威が吹き荒れていて、タワー崩壊の際の被害者の数をはるかに凌ぐ数の人間が飢えて死んでいる。ということを教え、気付かせてくれる本なのです。ソルトレークもくそくらえだ。いつまでも9・11を盾にいい気になってんじゃねえ。と、思いました。よね?悲劇の主人公気取っててさあ、世界の主役になりたいという思惑が見え見えだったじゃないですか。今のアメリカに真の平和は手に入れられない。あてにしてる日本にも。やべえぞ。巻き添え食ってやられるのは我々日本人だ。「非戦」を読むとこういうことを考えずにいられない。

 「虎の門」を見ながら書いている。おもしろいなあ、朝まで生どっち。龍虎が凄い。蝦子さんもいいぞ。せいこうさんのふりにすぐさま応えていく出演者たちの集中力の高さは見習うべきだと思った。井筒監督のコーナーもきらいじゃない。今日は、私が先日から行きたいと言っている「マルホランドドライブ」を採点していた。井筒監督いわく、採点不可能だって。ますます見に行きたくなってしまったじゃないか。チラシのデザイナーのオカイさんに、同じデビット=リンチの「ツインピークス」はどうかと薦められた。あんなに話題になったのに断片的にしか見ていないので見てみようかと思い近所のレンタルビデオの店に行ったら置いてなかった。どういうことだ。置いてありそうなもんだろう。この辺にはいいビデオ屋がないのが少し残念だ。

 このコーナー、次回公演のアイディアを書くのがメインの筈だったのに、思考は全然違うところを飛び回っている。いいんだろうか。いや、きっと役に立つ。これからも思うままに垂れ流す。

2002年3月 2日 04:39 | コメント (0)

穏やかな一日。忍び寄る〆きり。

 久しぶりだ。なにもない一日。穏やかに時間が過ぎていく。風邪を治す為に薬を飲み、そのせいもあってえらくたくさん寝た。いいですな。たまにはこういう日がないと。・・・と、のんびりと鋭気を養う一方で、刻一刻とまずいことになっていくものもある。

 台本。スクラッチの。

 やべえよ。まじ進まねえよ。どうすんだよ。いや、慌てるな。慌てたっていいことなんてない。落ち着いて、頭ん中クールにして、大人の腰つきで、やってやろうじゃないですか。

 というわけで気合いを入れて近所のガストへ。このガスト、私が台本に息詰まった時にいつも駆け込む所なんですけど、平日の夜など駅から離れてるせいもあってあまり人がおらず、でも静かすぎることもなく、いい具合に集中できるスープがお代り自由な庶民に優しいファミレスなんであります。

 軽く食事をとってから、いつも使っているA5のノートを開いて考えたことを書きとめていく。まずは思いついたことを適当に。やがて、後で読み返しやすいように大事だと思うメモを拾ってまとめ書き。とくに、いろいろ考え込むうちに忘れがちになってしまう、最初のひらめきのおもしろさは、書きとめておいて後で読むといいヒントになることがあるので、大きな文字で書いたりする。ただ、ノートの時点では台本は書かない。いや、書くこともあるんだが、おおむねパソコンで書くことにしているので、まあ書かない。昔はノートに書いてたもんなんですがねえ。パソコンの便利さをおぼえてしまうとなかなか手書きでは筆が進まなくて。

 パソコンを覚える前は全てノートに手書きしたものをそのままコピーして役者に渡していたものです。3、4年前だったか。今じゃ考えられません。でもね、いい所もあったとは思う。手書きだからね、もう私の筆圧と言うか、文字のひとつひとつに思いがこもってて、当時から一緒にやってる役者に言わせれば、ニュアンスとか、聞いて確認しなくても書き方で大体わかることもあったそうです。盛り上がるとことか文字がでかくなるんです。文字が先に盛り上がっちゃってんの。まあしかし、書き直したりシーンを並べ変えたりするのに余分な労力がかかるわけで、今ではすっかりオリジナルのタッチでキーボードを打つ私です。

 で、とりあえずのメドがたったら、家に帰っていざ台本執筆。テンション上げて臨むわけです。いくつかの断片を打ち込んで、それをつなげたり置き換えたり。あれこれするうちになんとか、んー、なんとかなったりすることもあったりなかったりなのです。とほほ。

 汚い話で失礼しますが、鼻水が黄色くなってきた。もう、どうかと思うくらい黄色で、しかもネバネバで、なんかもう、毒、ってかんじで、それが鼻をかむたびに大量に放出されて、ずいぶん鼻の通りもよくなってきて、治ってきたなあという実感が湧いてきた。もうひと踏ん張り。きちっと治す。鼻がつまると脳が働かんので。脳が働かんと台本が書けんので。足もずいぶんよくなったが、痛みは残っている。どちらもあと少しだが、ここで油断すると長引くので気をつけねばならない。

 マルケスの短編、おもしろい。

2002年3月 1日 02:52 | コメント (0)