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なんてことだ

ごぶさたしております。いかがお過ごし?


気がつけばオリンピックも終わっているじゃありませんか。どうだったんですか。星野JAPANは。あ、いいです、たいして興味もないのに聞いてしまってすいません。


それよりもなにかに追われ続ける自分自身だ。


時間がない。たくさんの方から観劇のお誘いを受けるのだが、これっぽっちも観に行けていない。本当にごめんなさい。行けません。身内も同様で、西山の親族代表も、猪爪の客演もダメでした。昨年、一昨年のワークショップで知り合わせていただいた方々からも丁寧にお誘いを受けているのですが動けません。いや、本来なら、人が面白いと言っているものや面白くないと言っているもの、どちらを見るためにも時間を惜しんではいけないと思うのです。思うのですが今はごめん、惜しむ。惜しませてくださいすいません。謝りっぱなしですがすいません。


というわけで、今日も稽古休みですがファミレスへ来ております。何も言わないうちにアイスティーが出て来るほどに面が割れてしまったファミレスがもうすぐ閉店します。来ないわけにはいかなくなってしまいました。毎日訪れてアイスティーだかアイスコーヒーだかをガバガバ飲む程度ではなんの貢献にもなっていなかったのだと、今更ながら恥じております。いやあ、毎回ステーキでも注文してやりゃあよかった。だけどそれは無理なのです。終わり行く場所の終わり行く空気を充分に堪能し、それを何らかの形で表現する機会を作れたとしたら、その時、私はちょっとだけ貢献できたと思うのです。思わせてください。


それにしても仕事場が一つ無くなるのは大きな痛手ではないか。よりによってこんな時期に。なんてことしてくれるんだまったく。

2008年8月27日 16:16 | コメント (7) | トラックバック

アナウンサーもファイト

久しぶりに「黒川麻衣のMy Doctorを探して」を更新。ップスですら滞るというのに、二つも抱えりゃそら大変さ。黒川さんは複数のブログを持ってらっしゃる。どういったことなのか。想像を絶します。


コメントへの返事も滞っております。申し訳ない。最近、どういった心境の変化か、久しぶりに返事を書こうと思っていたのですが、ここ最近はバッタバタしていてどうも時間がありません。いずれまとめてお返事いたします。お待ちください。


男子柔道が不調だったり、北島が神がかっていたり、どの競技もあと一歩競り負けてたり、いろいろありますが、女子ホッケーはどうなったのか。さくらJAPANだっけ?ワタクシ、高校時代に陸上ホッケーをやっていたので、やはりオリンピックでホッケーやってると思うとちょっと血が騒ぎます。もちろん僕は下手でした。もちろん他の競技だって気にはなっていて。なんでしょうね、ナショナリズム?こういう時だけの。日本人ならではの。お恥ずかしいですが、やはり勝ってもらいたいものです。


お、野球が大詰めだ。


「さあ、台湾、ラストバッター、チンキンポーを追い込みました上原。チンキンポー追い込まれた。チンキンポ、あー!!上原がシャットアウト!!勝利!!日本勝利!」


やっぱり注目競技を担当するアナウンサーは、よっしゃ!とか思うのだろうか。オレならたまらんな、ヘマは出来ない。アナウンサー、すごい。

2008年8月15日 00:09 | コメント (11) | トラックバック

ワークショップのこと

稽古したり、ブルのワークショップやったり、テニスの収録があったり、そんな日々。おいおい、思いのほか時間が無いぞ。やばいんじゃないか?と思っている数日だ。というか今も思っています。いつだって踏ん張りどころ。生きてる限りこんな調子なのかと思うと、ほんと人は厄介です。望んで臨んだ生き方してるだけに。


最近読んでいる佐野洋子さんのエッセイが良い。ブルのワークショップで使用するためにほぼジャケ買いな勢いで購入した本だったのだが、読めば読むほど味わい深く、さらにそのケレン味溢れる文体にこちらまで暮しが豊かになった気にさせられて、どんどん読み進めてしまう。佐野洋子さんは「100万回生きたねこ」で一般的には有名なはずなので、興味のある方はどうぞ調べてみてください。とてもとても瑞々しい68歳です。


明日もブルワークショップ。明日こそは写真をと思うのだが、なんせワークショップはワークショップでやるべきことが多く、それこそ写真なんぞ撮ってるヒマはないのだ。いいことだと思おう。主導者が写真に気もそぞろなワークショップなど、ほんともう、クソじゃないですか。


現在、ワークショップでは、声を出すこと、そして、声を出して読むこと、さらに、「読み稽古」とは?ということについて考えるための、試行錯誤をしている。そう、まだ考えることすらままならない段階なのだ。それは、それくらいの位置からもう一度始めようという戒めな気持ちの現れであると同時に、まだまだそれくらいのことからやっていかないといけないレベルだと言う、冷静な分析を自分たちに下したということでもある。丁寧に、やるべきことをやるしかないのだ。


幸いなことに、つい先日も、そしてちょっと前にも、ブルの役者は上達したという旨の感想をもらい、小躍りしたことがある。が、それはこれまで稽古してきたことが間違いではなかったという確かな手応えへとつながっていく一方で、それでもやっぱり稽古場でとにかくぶっ殺してやりたくなるくらいイライラすることもあるんだがなあ、という疑問も生むわけで、だから少しでも稽古場と観客の間の実感の差を埋めるべく、工夫をしていくしかないと思うのだ。まあ単純に、自分をイライラさせないため、そしてイライラをぶつけて凹まれないため、稽古に入る前の準備をしっかりしよう、という狙いもあるにはあるのだが。


なんせ今は丁寧に読もうとしている。すると明確になるのはその役者の持っている声の優劣だ。それは残酷なほど明確に差として現れる。それをどう認識し、どう短所を改善させるか、それは私の責任でもあるが、しかしやはり当人の責任であるところが当然ながら大きい。まずは気づかなければならないのだ、自分の声の魅力の有る無しを。そこから始めている段階なのだ。この道のりは長い。

2008年8月12日 23:42 | コメント (9) | トラックバック

長い付き合いだ

川本成、津田健次郎、両氏と飲む。せっかくなんだから写真を撮りゃあいいんだが、撮ってる場合ではない、なんせ会話が楽しいのだ。


テニスでずーっとお世話になりっぱなしの野上さんや成のスタイリストさんも交え、深い時間まで飲んだが、なかなか話は尽きない。今度また飲もうと約束して帰る。同年代の仲間がいることはありがたい。励みになるし、安らぎにもなる。感謝。


その同じ日に、ようやく100曲マラソンのDVDを受け取る。ずっと事務所で預かってもらったままになっていたのだ。成はもう何度も見ているらしい。とにかく見ろという。が、どうなんだ。一人で見てもこんなに恥ずかしいものはないだろうし、だからといって大勢で見るのも恥ずかしい。全方位恥ずかしまみれだ。そもそもDVDになることなど想定しないで(実際はわかっていたわけだが、そんな事計算する余裕はなかった)やらかした部分は多く、それこそナントカの恥はかき捨ての勢いだったわけだが、そうか、かき捨てではなかったのね。と今さら気づいて途方に暮れているわけだ。ああ、後々まで残るのか。そして今もどこかで誰かが見ているかもしれないのか。なんということだ。


そして、成から聞いた話では、同じテニスの共演者の木内さんが仕事でアメリカに行った際に、部屋で時間を潰すのに「蛇ガラ」をおおいに役立ててくれたという。これはとても嬉しい話だ。あれもまた後々まで残るわけだが、あれはそれこそ残す気マンマンで、いろいろ考えに考えて作ったわけだから、発売後、時間が経ってなお誰かに聴いてもらえていると思うと、これはもう、大いに励みになるのだ。どうか今後も聴いてやっていただきたい。


まあしかし、「蛇ガラ」を作れたのは、間違いなくそれまでの100曲だか200曲だかの名(迷)曲の数々のおかげであり、その集大成があの100曲マラソンというイベントであったのなら、うむ、あのイベントには足を向けて寝れないのではないか、とも思うのだ。私の仕事はさておき、あれはいいイベントだったのではないか。いや、いいイベントでした。DVDをお持ちの方、どうか末永くお楽しみいただきたい。いつか私が見る影もないおっさんになったとして、それでもあの映像の中の私の、台上から飛び降りている姿が昨日のことのように見られるのなら、まあなんか大笑いくらいは出来そうですし、まんざらでもない気がしてきたのです。


じきDVDの収録があります。残すところあとわずか。最後まで精一杯、心を込めて。

2008年8月 8日 23:54 | コメント (16) | トラックバック

カーッと言ってしまう

稽古終わりに酒を飲み帰宅。酒を飲んで帰ると、やらなければならないことの全てがどうでもよくなるのは、酒を飲む方の多くにご理解いただけるのではないか。気がつけば寝ていた。まっぱで。いけないよ、さすがに。明け方、Tシャツを着直してさらに寝て、気づけば昼である。なるほど、Tシャツを着る前の居眠りは睡眠にカウントされなかったということか。ならなんとも時間の無駄である。


酔うと、普段手にしないものを買って帰ったりするのも、酒を飲む方にはご理解いただけるのではないかと思う。この間は、気づけば「マックフルーリーとポテトのL」を購入して帰宅していた。どういうバランスで食う気かさっぱりわからない。わからないが、酔っているのでわからないなりにちゃんと食うのだ。むしろ、マックの奴め、マックフルーリーの量を初登場当時よりも間違いなく少なくしてやがる。そういう作戦だろ?わかってるんだよ。で、たまに増量キャンペーンとか言って初登場当時くらいの量で売ったりするんだ。ていうか世の増量ってそう言うことなんじゃねえの?とか、考えながら食う。思考は妙な方向に向かってはっきりしているのだ。


それにしたって後悔だ。一晩のマックフルーリーとポテトのLのおかげで、次の日の顔面はムックムクだ。体重が増えるのはまだいい。ムックムクなのは、なんかへこむ。汗をかきたい。とっとと外へ出なければ。ド真夏な空が呼んでいる。つってすぐファミレスに入ってしまうのだが。


話はパラパラと飛ぶが、ナイロンの稽古が面白いというか楽しい。稽古してるなーっ。と思う。昔は稽古苦手だったのだが、最近じゃあ、本番より稽古だ。本番とかもう、やるしかないからやるだけなのだ。言い過ぎだ。なんせおもろい作品が出来そうな予感ですよーということ。そして、そんな稽古終わりに飲む酒が格別なのは、酒を飲む方にはきっとご理解いただけると思うので、なんだかんだと今日も酒を飲むのかもしれませんすいません。誰に謝る必要があるというのだ。台本待ってる人にだ。すいません!


2008年8月 6日 12:32 | コメント (14) | トラックバック

なにを捉えよう

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手にしているのは最近使ってるデジタルカメラ。RICOHのR8。ふらっと寄った家電店で安くなっていたのを、ほぼ衝動的に購入。これでもって「最後のマンガ展」の時も、7月前半の遠方でのお仕事の時も、パシャパシャと風景など撮りまくったのでした。携帯のカメラは素早く必要なアレに対応できますが、やっぱりちゃんとカメラで撮るのが楽しい。早く次に使える機会がないものかと思っているのですが、なんだろう、ブルのワークショップとかでしょうか。ちなみにこいつは薄型とかではなく、けっこうがっしりしているタイプです。なので、いつでも携帯するにはちょーーーっとだけ頑張りが必要。でもそれくらいのじゃないと、なんだかカメラを使ってる感じがしないんですよねえ。携帯も同じ。薄いのはどうも苦手です。


私は色などももちろんですが、「構図」にグッと来るタイプ。写真は構図を意識するのにいいツールですよね。

2008年8月 5日 23:53 | コメント (11) | トラックバック

あれから10日後

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「SLAM DUNK」のことをコメントに書いてくださった方がいらっしゃったので。
「SLAM DUNK 10DAYS AFTER」DVDです。
ドキュメンタリーですが、特典映像でちゃんと「黒板」も全て見せてもらえます。けっこう満足しますよ。


僕も学校まで見に行けなかった人ですが、せめて空気を覗きたいと思い、DVDを購入しました。


映像の中の先生を見て、あんなに滑らかに線を引けるなら、どれほど楽しいことだろう。そう思いますが、それは週刊連載という修羅場をくぐり抜け、その後も修行僧のように作品へアプローチし続けたことのたまものでしょうから、おいそれとオイラもマンガ描きてえなんて言えねえなあ。ということがいやがおうにもわかるDVDです。


でも、それにしても井上さんが楽しそうなのがうらやましく、だからなんと言うか、嫉妬とやる気と、懐かしさと感動と、他にもいろんな感情を呼び起こされます。


今も探して手に入るのだろうか。わかりませんが、興味のある方は探してみられてはどうでしょう。


さてと、今日もファミレスへ。「天才ですから」とは到底言えませんが、なんかやれる気になってまいりました。

2008年8月 4日 23:38 | コメント (13) | トラックバック

森の中の特別な時間

ちょっと前の話になりますが、たまっていた写真を整理する機会があったのでちょいと。


RIMG0001.jpg
7月初頭に終了してしまいましたが、「井上雄彦 最後のマンガ展」に行ってきました。上野の森美術館。外観をパシャリ。巨大なパネルが出迎えてくれました。それだけで高揚してしまいます。ちなみに来場者で上野の森は超超長蛇の列。気が遠くなりそうでした。


RIMG0002.jpg
正面から。


当然ながら中での撮影は出来ませんので、お見せできる写真もこれだけなのですが、なんせ見応え充分。一枚一枚の作品はもちろんのことながら、その配置と構成に、唸らずにはいられませんでした。隣の作品が早く見たくなる。でも眼前の一枚から目を離すのがもったいない。マンガと言ってあなどるなかれ、です。とはいえ、他にこんな企画ができる人、そうそういないかもしれません。


森の中にひっそりと、そこだけ時間の流れの違う場所があることが、また格別でしたとさ。


バガボンド、ずっと読んでてよかった。

2008年8月 3日 21:13 | コメント (10) | トラックバック

たらりひとすじ

執筆。そしてブルの制作ミーティング。


一日中ファミレスにいるとさすがに体が冷える。自宅では冷房を入れず、じんわり浮かぶ汗を楽しんでおります。


ナイロンの稽古場で、ウォーミングアップとして体操とかストレッチとかしますけど、その時にかく汗はまた格別。ああ、最近カラダ動かしてなかったのね、と、悲鳴を上げる節々を感じて思います。


5㎏落として2㎏戻った体重も、ここに来て1㎏ダウン。まずまずです。


水をしっかり飲まねばね。


2008年8月 2日 23:04 | コメント (6) | トラックバック

つながれ

ようやくだ。ようやく自らの力で「リンク」なるものをいじった。PCでご覧の方しかわからないだろうか。ほら、右っかわに並んでる。


なぜいじろうと思ったか。


8月9月と、熱帯の黒川麻衣さんと交換日記ブログなるものをさせていただく事になったのです。ならばリンクのいっちょも貼らせていただきたいでないの。というわけで、重ーい腰をあげたドアナログなのですが、もう、脇汗ビショーリさ。いきおい裸になる。これ書き終わったらシャワーを。


ブログはこちら。「黒川麻衣のMy Doctorを探して」見てみてください。オレまだ書いてないんですけど。


ま、一段落。これからもどんどんリンクを増やしていこう。右っかわが賑やかなのは、なんか楽しい。最近コメント多くてありがたい。


ところでどうして黒川さんと交換日記メイトなどという特別な関係になったのか。それについて話し出すとたいして長くはなりませんがもう脇汗が止まらないので今日は話しません。黒川さんのことはほっとんど知らないということだけは確かです。でもとても楽しみです。

2008年8月 1日 23:25 | コメント (9) | トラックバック