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unknown way を進め

さあ、ケモノミチです。


稽古はようやくジリジリと進み始めました。いや、今までもジリジリと進んではいたので、ジリジリになんら変わりはないのですが、進む方向がより明確になったという意味でここからのジリジリには大変大きな意味があります。


こんな時期に明確って。と思われるアレもあろうかと思いますが、なんせ丁寧に脳内で吟味、稽古場で吟味、し続けた末のこんな時期です。アリだと思い込んでここからもうひと踏ん張り。面白くなろうとしております。劇場でお待ちしております。


晴れると書ける。曇ると鈍る。やはり天候だ気圧だというものは、人体に不思議ななにかを与えていると思わずにいられない。先日脱稿。てへ。その日は関東地方もおおいに晴れて。梅雨の時期に芝居なんかするもんじゃねえなと。頼む、もうしばらく晴れててくれ。ようやく冴えてきてんだ。

2009年6月28日 11:31 | コメント (3) | トラックバック

締め切り間近

明日には締め切りなんですげえ今さらですが、特設ページができていたようなので。いつの間にできてたんや。と思うのはオレがいろんな情報が耳に入らない状態だから?まあ今からでもぜひ覗いてください。サイズとか色とか、参考にしてください。


アプリコット、トロピカルピンク、チャコール辺りが人気有り、でしょうか。オレはやっぱりイエローだな。

2009年6月24日 01:26 | コメント (2) | トラックバック

郵送もあるのよ

ショップ担当山口より―。


ショップ担当の山口です。ケモノミチTシャツは郵送受取のご注文も受け付けております。


ショップの商品詳細ページの下のほうにございます、「商品の郵送をご希望の方は、こちらからご注文ください。」という文字をクリックいていただきますと郵送受取用のページに移り、そちらからご注文いただけます。また、ショップ携帯サイトでもカテゴリからTシャツを選択していただきますと、その中に 【郵送受取】喜安浩平『ケモノミチ』Tシャツ という商品がございます。よろしければご覧になってみてください~!!お邪魔しました!


とのこと。よろしくお願いいたしまーす。

2009年6月21日 11:16 | コメント (1) | トラックバック

ご冥福をお祈り申し上げます

平成のプロレス界を牽引し続けた、プロレスリング・ノアの三沢光晴さんが、去る6月13日に永眠されました。

訃報を知った瞬間も、今も、まだ実感が湧きません。なんだ。なんなんだこの唐突さは。

子どもの頃からプロレスが好きでした。僕の地元では新日本プロレスの放送しかなく、だからボクにとってのヒーローは新日本プロレスのアントニオ猪木さんでした。三沢さんの試合を初めて拝見したのは、高校時代のある日、なぜか急に家のTVアンテナが他県の放送局の電波を受信して映った、全日本プロレスのテレビ放送でのことでした。なぜその日急に映るようになったのか、それは今も謎のままです。

三沢さんはその時から緑のタイツで試合をしていました。新日本の選手は基本的に黒いタイツで試合をすることが多く、それを「ストロングスタイル」という、猪木さんが提唱したプロレススタイルの象徴としてファンも選手も尊重する傾向があり、それまで新日本プロレスしか見たことが無かったボクはだから三沢さんの緑のタイツを見た瞬間、なんて軟派な、と思ったのをはっきりと覚えています。

父親がよく、「馬場のあんな遅いキックが避けられないのはおかしいやろ。」と言っていたこともあり(新日本プロレス=猪木さん、全日本プロレス=馬場さん、なのです。)、余計に、全日本プロレスで、しかも緑のタイツな三沢さんがうさんくさく感じられ、放送を見ていたボクは、闘ったら勝つのは猪木さ、という斜めな心持ちで放送を眺めていました。

しかし、いつの間にかその気持ちはどこかに消え失せていました。ジャンボ鶴田さんや大きな外国人レスラーに大技の数々で痛めつけられ、それでもカウント3ギリギリで跳ね返し、立ち上がり、何度もエルボーを打ち返すその姿は、ボクの目を奪って離しませんでした。

三沢さんは、巧くて強い人でした。強さとは、試合に勝つことだけではなく、どれだけ技をくらっても立ち上がる体と心の強さ、相手に負けない猛烈な凄みのことでもあると思います。三沢さんはそういう意味でほんとに強かった。馬場さんのキックもそう。あれは避けられないんじゃないだ、避けないものなんだ。三沢さんの姿から、ボクはプロレスの本当の凄さを知りました。ご本人がよく言ってらっしゃった、他の格闘技よりもプロレスラーは強くなければならない、という言葉は、三沢さんがおっしゃるからこそ説得力があり、三沢さんがおっしゃるからこそ信じることができたんだと思います。そして、三沢さんがいてくれたからこそ、我々ファンは総合格闘技に押される今の時流の中でも、いつまでもプロレスを応援することができたのです。

徳光さんが先日テレビでおっしゃってましたが、相手の技で倒れてしまったことは、確かにとても悔しかったことだと思います。おそらく数多いるレスラーの中でも最高の受け身の技術を持ってらっしゃった方です。それなのに・・・。というのはもちろんですが、それ以上に、自分以外のことを考えて悔しがっているのではないかと想像します。とても優しい方だったと聞きます。プロレス界全体のことを考える方だったと聞きます。こういった事故を聞いてファンの頭をよぎるのは、ご本人のことだけでなく、プロレスという競技を暴力ととらえてしまうかもしれない世間のこと、結果的に原因を与えてしまった選手のこと、会社のこと、家族のこと、プロレスの先のことです。三沢さんは、そのことを気遣って悔しがっているのではないかと思うのです。三沢さんはファンにそう想像させる、そういう人でもあったのです。

選手はツアーを中断せず、試合を続けると宣言してくれています。ボクもいつか時間ができたら、新体制の会場に足を運んで応援したいと思います。僕は今でもプロレスが好きです。いつか見た「プロレス最強」の夢は、いまや風前の灯かもしれません。でもボクは、三沢さんが見せてくれていたあの熱い熱い闘いこそがやっぱり、強い男にしかできない、最高の強さの表現だったのだと思っています。「三沢最強説」の夢は、夢は、夢のまま永遠です。

それにしても早すぎる。泣けてくる。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。(面識もなにも無い、ただの遠巻きのファンより)

2009年6月16日 19:15 | コメント (5) | トラックバック

淡いゴレンジャー

Tシャツのサンプルが届きました。詳しくは、山口かほりが管理人のショップブログを。出演者がとても楽しそうにカメラの前に佇んでおります。


とりわけ新鮮なのはアプリコット。淡いピンクにグレーは案外ハードルが低く誰でも似合いそうです。イエローはサンプルを見てインクの微調整を決断。も少し黒いプリントになる予定。そうするとかなり引き締まります。個人的には今回の一押しです。これまで無かったボディのブルーは夏にピッタリです。お父さんとか着せてはどうでしょう?チャコールは定番でとても安心。小さめサイズを選んだ際のスマートさは別格です。トロピカルピンクは気分を盛り上げたい時にお勧めしたい一枚。届いてみて一番着たくなった色がトロピーでした。


個人的な着こなしプランを、いずれこちらでご提案させていただきますって男の着こなしなんでいったいどれほどの方が楽しんでくれるかわかりませんが。たいした着こなしでもないですが。つか、Tシャツに見合った引き絞りを自分の体に求めるのが先ですが。

2009年6月15日 01:46 | コメント (4) | トラックバック

New Challenger

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「はじめの一歩」の打ち上げより。音響監督の中嶋さんからいただいた写真です。そうそうたる顔ぶれに恐縮。


無事、全話収録を終えました。僕自身まだまだやり足りませんし、原作もまだまだ毎週濃密に連載中ですが、ここらでまた一休み。監督も出演者も、現場の誰もが再々開を願うとても幸福な作品です。近い未来にまた続きをお届けできることを願って止みません。もっともっと試合したいですからね。その時はまたぜひご声援をよろしくお願いいたします。


9年前、芝居の世界に入って初めていただいたお仕事に、今また猛烈なモチベーションで取り組めている。これほどの喜びはありません。鍛え続けないけませんな。


放送はまだもうちょい続きます。お見逃し無く。

2009年6月12日 23:49 | コメント (6) | トラックバック

梅雨入りだとさ

おはようございます。


最近、稽古から帰ってきて食う夜食の量が増えまくっている。完全にアレ。ストレス。はい来たぁ。毎回来るやつ来たぁ。そのうち痛くなってきてぇ、やがてなにも食わなくなるぅ。←語尾を「う」で伸ばすとエロ詩吟みたいね。どうでもいいね。いや、それよか食のこと。どうにかならんのか、毎回。この乱れ。穏やかに生きていきたいよ。


とは言え、穏やかならざることを考える毎日だったりもするわけで。作品の内容のことですけども。


昨日は筆がグングン来まして。いつもグングン来りゃいいのにと思いますが、まとまらないものはまとまらないのさ。まとめようもない、途方も無いなにかに取り組んでおる気もするのですけど。なんせその格闘の足跡をとどめられたらと思っています。あわよくばなにかを掴めたらと思います。なにはともあれ面白くとも思います。


で、夜食食ったらあっという間に気を失って寝てた。で、真夜中に起きて、変な時間にこれを書いている。だって眠くないから。おやおや、どうした。ほんとにメチャクチャだな。


このまま起き続けて台本書き続けられれば今日にでも脱稿しそうな勢いですが。わー、妄想だーい。


はい告知二つ。


一つ目。雑誌にちょいと載ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・
雑誌名:BEST STAGE 8月号
コーナー名:NEW COMMER!
発売日:6月27日
・・・・・・・・・・・・・・・・
大好物です「お褒めの言葉」。ブルと私のことを書いていただきました。ちょこっとですが、書かれて気持ちのいい所を書いてくださっているので私自身欲しい雑誌です。


褒められたいんです。オレ褒められて伸びると思うんです。と無闇におねだりして、もう一つ。


〜「おしゃべり会Tシャツ」通信販売のお知らせ〜
去る6月6日(土)博品館劇場にて行われた「帰ってきた なかよしグループ おしゃべり会」の会場で販売されました「おしゃべり会Tシャツ」の通販が決定致しました。
当初、会場のみの限定販売とさせて頂いておりましたが大好評につき皆様からの熱い熱いご要望を頂きまして、若干数ではございますが通信販売をさせて頂きます。
会場で買い忘れた方々、会場に来れなかった方々、ぜひぜひこの機会にお買い求め下さい。
あくまでも若干数でございますのでお買い求めの際はお早めに!

<通販方法>
■通販開始日時 6月11日(木)12:00〜
■通販サイト あさりどHP(http://www.hagimoto-kikaku.co.jp/asarido/)
■Tシャツ1枚¥2,500(送料込)
■なくなり次第、締切とさせて頂きます


だそうです。若干数か、そんだけしか残ってないってことでしょ。すげえな。ま、ブルのTシャツもよろしくどうぞ。

2009年6月11日 05:31 | コメント (3) | トラックバック

喜びの日々

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仲良しグループの楽屋にて。仲良く撮っていただきました。ここでのコメントはもちろん、会場での盛り上がり、お手紙の数々、Tシャツのお買い上げなどなど、本当にありがとうございました。楽しかったですか。楽しかったですね。ああいうのもたまには無いとダメですね。お口にあわなかった方はごめんなさい。別のなにかでお会いしましょう。


さて、ブルの稽古は日々じりじりと。同じことばかり言ってますが、なんせじりじりと。今日は永井、篠原、ゲストの竹井さんや友里さんらを中心に抜き稽古。地味な作業の繰り返しですが、時おりキラッとした物が見えるので、地味にも耐えられます。


ひたすらバカになって喋るのも喜び。ひたすら息を潜めて芝居を作るのも喜び。たくさんの喜びを知れることは、本当にありがたいことです。

2009年6月 8日 23:16 | コメント (7) | トラックバック

一般発売

Tシャツ絶賛予約受付中です。僕のお勧めは黄色です。サンプル到着が楽しみです。夏気分で行きたいものです。なのに雨。もうっ。なにこれ梅雨?早くね?頼んますよもう。


あ!気がつけば明日は「おしゃべり会」の日!


すいません、全く宣伝に協力できませんでしたが。しかし私が宣伝をどうこうしなくともチケットはすっかり売れてるみたいです。凄いね他の出演者。こりゃあ、オレとか出ても出なくても同じじゃん?と思ってしまいます。なんせ満員御礼、感謝感謝です。


それに比べて「ケモノミチ」。ちっともてことではありませんが、もっともっと飛ぶように売れても良いと思います。どうなんですか。今年のブルはこれで最後ですが。少なくとも半年はお別れです。ここはぜひ。一般発売開始です。


今、映画とか演劇とか、客が入らないと風の噂で聞きます。なに?不況だから?んなのクソクラエと思います。いや、実際ウンコ食べちゃダメですが。いや、ウンコ食べる文化を否定はしませんが。ウンコウンコうるさいですが。誠実に、こつこつと作りたいなにかを作り続けるだけだと思うのです。そしてそれをなるべく面白いものにするだけです。


と突っ張ってはみますが、やはり多くの方に観ていただきたいと心底思うのです。世の中、いろんな面白があると思うんです。我々の考える面白もなかなかの面白だと思うんです。そんな我々の考える面白を知らないまま過ごされてらっしゃる方がたくさんいることは、なんというかやはり悔しい。というか寂しい。声は届いているだろうかと不安になります。


いや、別にほんと一枚も売れてないわけではないし、優先予約も盛況であったと聞いてますから、んなこと書く必要も無いのかもしれませんが、なんかそういうことを書きたくなるのはなんなんだろう。自分自身を追い立てたい、奮い立たせたいということなのかもしれません。そういうことなのでしょう。


今、稽古でチャレンジしていることはとても自分を不安にさせ、しかし高揚もさせます。そんな稽古を経て生まれる「ケモノミチ」を、少しでも多くの方と共有したいだけなのです。可愛い子どもはできるだけひと様に見せびらかしたいものなのです。

2009年6月 6日 03:13 | コメント (11) | トラックバック

全5色

さあ、Tシャツの季節です。今年もやります。やってていいのか、他にやることもっこりあるだろ、とも思いますが、なんせデザインもしましたし、色も決めましたし、Tシャツ絶賛ご予約受付中。どうぞご覧ください。劇場受け取りと郵送、いずれも対応いたしますよ、と。


シンプルデザインに、これまでにない色の組み合わせで、これ楽しいことうけあいさ!サンプル届いたらいろんな風に着て写真を掲載したりするでしょう。街でも着られる公演Tシャツがうちの売り。どうかお楽しみに。


去年はラグランだったので、今年は2年振りの半袖です。夏満喫でお願いします。

2009年6月 2日 15:49 | コメント (5) | トラックバック

始まっている

稽古は始まっています。


「ケモノミチ」


優先予約も始まって終わりました。


「ケモノミチ」


いかがですか?興味ございましたらぜひお越し下さい。


面白いですからぜひお越し下さい!と大声で言えないのは、まだひーこらひーこら台本書いてる最中だからですし、書いてる台本がここ最近のそれとはまた違った新たなチャレンジをおおいに含んでいるからですし、稽古も進んでんだか進んでないんだかといったヒリヒリした案配だからなのですが、だからこそ、これを死力を尽くして完成させられた暁には、まず間違いなく「見なきゃ損」な作品になりますので、ほんと7月の予定にブルドッキングヘッドロックを、どうぞよろしくお願いいたします。


心落ち着かぬ日々は続きます。なにせ追い立てられている。頭を働かせたい。最近PCの充電が早く尽きる気がするのだけど、またなにか抱えてるのかい?オレのPCよ。それともまた別の問題かい?


せめて晴れておくれよ。雨はもうやだよ。


2009年6月 1日 15:57 | コメント (5) | トラックバック