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フェスというやつ

CoRich舞台芸術まつり!2008春


というフェスティバルに参加することになりました。ブルドッキングへドロックの「役に立たないオマエ」です。参加と言っても、まだ一次選考も終わってない段階でして、参加を表明した団体がさらに10劇団に絞られ、その劇団の公演を審査員の方々がご覧になって審査していただいてはじめてグランプリ決定、みたいな企画ですので、なにもはしゃぐことはございません。一次で落ちることもあるでしょう。


だけどできることなら落ちたくない。というわけでよかったら見に行ってみてください。上のリンクから飛ぶとフェスティバルの概要に飛びます。どういう企画なのかおわかりいただけるかと。一次の選考が今月末ですので、あまり時間はございませんが。


さらに、CoRichの中に、「役に立たないオマエ」のページもありますのでどうかご覧ください。ページの下の方に観たいって人が観たいってことをエントリーする所があったりして、審査員の方々はそういうのも見て盛り上がり具合を判断されるのだそうです。


私の性格上、あまりうちわで組織的に仕込むのはよしとしませんので、サイトを見に行くことはお願いしても、なにかに登録してくれとか、そういうお願いはいたしません。任意でどうぞ。ただ、せっかく新主宰を中心とした新体制で、初めて取り組む外部へのアプローチなので、皆様にもお見知りおきいただければと思いまして。ご報告いたしました。

2008年2月25日 12:29 | コメント (9) | トラックバック

時間つぶし

仕事に向かう電車の中で、事務所の人からの開始時間変更の連絡を受ける。


おおう。2時間も空きができてしまった。


というわけで全く手も足も出ない銀座という名の街で時間をつぶすことになる。で、どこに行ったって落ち着くわけがないから、せめてここならっつうことでブックファーストに入り、ひたすら本を物色したのですが、まったくもって興味は尽きません。以前読んだ「食い逃げされてもバイトは雇うな」(さおだけ屋はなぜ潰れないのか?の著者の本)の続編、「「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い」が平積みになっていて、じゃあ最初から大間違いと言え!所詮金儲けか!とか思いつつも、ちょっと立ち読んだりしてしまいます。そして、芥川賞の「乳と卵」と直木賞の「私の男」。どちらも読みたいのですが、今日は手持ちが少なすぎるので断念しました。が、しかしアレですね、川上さんと桜庭さん。どうしてもテレビから受ける情報が多くなってしまうコンニチ、作家さんもミテクレがモノを言うのだろうかとか考えてしまいます。どうしたってテレビ的には川上さんだもんな。そう言えば、金原ひとみと綿矢りさの時も、テレビははしゃぎ気味だった。あーあ、ミテクレ一番の世の中さ、ケ!消費されろ!消費されまくれろ!と、同じ棚に並んでいる二冊の減り具合が極端に違う光景を見て、もっさり思ってしまう2時間だったのでした。


そうそう。報告を忘れていましたが2月のテニスの王子様オンザレイディオは無事に放送分を収録終了。頑張った。オレ、頑張った。お聴きくださってる皆様、最後までよろしくどうぞ。

2008年2月24日 23:10 | コメント (6) | トラックバック

ご報告

お仕事の報告を。


映画「明日への遺言」(監督:小泉堯史)
3月1日(土) 松竹・東急系にて全国公開


昨年5月6月に書いた、「座禅」「早起き」「外人」らのキーワードは、この作品の撮影に参加していたためのものです。これを機にあの頃のエントリーを再読するのも一興でしょう。とても真摯な態度の映画です。正直、僕の出番は多くありません。藤田まことさんと外人さんばっかり映ってます。でも、僕とわかる僕が、僕なりの演技で映り込んでいるのが、僕を知ってる人ならわかる程度にはアレしておりますので、どうか興味のある方は映画館へ足を運んでやってくださいませ。なんせ僕の演技を見て、とある出演者の外人さんが絶賛してくれたくらいですので。なに言ってるかわからなくてヘラヘラしてるしかありませんでしたが、なんせ褒めていることはわかりました。興奮気味に何度も僕に向かって親指を立てていたのですから。公式サイトでは予告編やブログが見れます。これがなかなかのものです。あ、公式サイトへ行く際は音量にご注意を。森山良子のいい歌がいい感じに流れてきますので。


不確かな怪物準備に蛇ガラ執筆に明日への遺言出演と、昨年5・6月の怒濤の忙殺月間の正体がまた一つ明らかになりましたが、まだまだこんなもんではありません。まだ報告できてないお仕事があります。いつになることやらですが、それもいずれ。


それと、以前に「蛇ガラ」のイベントで少し話しましたが、まだたまにやってるかもしれません。日本自転車振興会 KEIRIN「勝つのは、誰だ。勝利とは、何だ。」ナレーション


かっこいいCMです。90秒バージョンの音楽の入り方が好き。私は大卒エリート役です。


いろいろやってますな。今日は篠原、西山と打ち合わせ。ジリジリと前進中。明日は明日で別のお仕事。これも楽しみ。

2008年2月23日 23:19 | コメント (9) | トラックバック

わが闇を経て僕は

はい。後半の後半です。どうぞ。


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小倉の劇場の一階にあるフレッシュネスバーガーにて自分撮り。締め切りが迫っている書き物をせっせと書くも、劇場周辺の環境の良さについついのんびりしてしまいます。


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小倉の屋台で食ったラーメン。もちろんトンコツ。くせえんだ。でもうめえんだ。においはトンコツを延々煮込んでいるためで、ラーメン自体はまったくモーマンタイ。あっさりでいくらでも食えます。滞在中だけで4、5杯食いました。


本当は、小倉まで観に来てくれた、元ブル制作の瀬口と瀬口の息子と3人で撮った写真も掲載したかったのですが、とても重いとPCに断られたので、残念ながら未公開です。とても良く出来た作りの幼児でした。幼児を抱いたのって初めてかもしれない。


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続いて新潟。到着した日の夜、ホテル周辺のアーケード街を撮影。札幌とはまた違った寒さです。

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で、次の日はオフ。ありがたいことです。役者それぞれが思い思いに新潟を楽しんでおったようです。私は一日中部屋で執筆でした。窓を見ると尋常ならざる猛吹雪だったりして、ざまあみろと思いました。


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ホテルの窓から。よくわからんでしょうけど、猛吹雪です。遠くに見えるのが日本海。


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ドカベン。水島新司の作品の登場人物が銅像になって並んでいる通りがあるのです。ドカベン、小さいですけど、凄まじい塊ぐあいです。


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岩鬼。でかい。


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千秋楽の楽屋にて。今回はこんな役でした。塗ってます。田村です。絶対に映画のことなんて知らないだろう、映画屋です。舞台上に登場する時間はさほど長くありませんが、その異質な存在に困惑する観客やほくそ笑んでいる観客の空気を感じられて、演じていてとても気持ちがよかったです。僕は俄然、ヒーローよりヒールに萌えます。後ろはなんか妙な面持ちで写り込んで来た岡田義徳。


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あと、これはもらった写真。なんかいい感じなんで。札幌にて。このままどこかへ消えてしまいそうです。グッバイ「わが闇」。グッバイ真冬のツアー。ということで。


たくさんのお客様にご覧いただきました。リピーターも過去に無いくらい多数だったそうで、そのことからも、多くの方に楽しんでいただけたのだということがじゅうぶんに感じられました。本当に本当にありがとうございました。僕にとりましても、ケラさんの演出に、先輩方の演技に、ゲストの方々の存在感に、日々刺激を受け続ける、とてもとても有意義な公演でした。こんなにも充実して過ごせた稽古場は今まで無かったかもしれないと思うほどです。


20代はがむしゃらでした。忙しさを良しとして、忙しさに満足していました。酔っていました。とりあえず動き続けることでしか、生きていることを確認出来なかったのだと思います。今は少しだけ忙しくなくなりました。けどその分、別の世界に出くわしました。そこから受けるプレッシャーはこれまでとは違う種類のもので、またそのストレスは今までの比ではありません。なんだかんだで、今も昔も同じようにがむしゃらです。油断するとすぐにあの頃はあの頃はと考えてしまいますが、あえて考えてみましても、20代の頃と今の自分がどう違うかは、まだわかりません。今は今で、今のストレスに酔う僕なのだとしたら、所詮あの頃のまんまなのかもしれません。


忙しさも、プレッシャーもストレスも、どうでもいいことです。ただひたすらに、素晴らしい作品と出会える、あるいは素晴らしいと言われる作品を作れる、そんな表現者であるように、日々自分を研ぎ澄ませて生きるだけです。そんな考えをあらためて確かめることのできた「わが闇」だったのです。おかげさまで素晴らしい作品に出会えました。そういう意味でもありがとうございました。


あの頃のまんまではいられない。酔わずとも、しらふのまんまでクレイジー。30代もいよいよ本格的になってまいりましたので。

2008年2月22日 20:39 | コメント (6) | トラックバック

ありがとう

ポンキチさん
藍さん
まぁさん
ゆかりどん
由佳さん
やよいさん
やんきちさん
リョーナさん
rumiさん
Åさん
美香さん
トモさん
上海のかよこさん
コデマリさん
なおぴょんさん
キャサリン(国産)さん
裕美さん
あけみさん
ともりんさん
ようこさん
りょうさん


コメントをありがとう。
毎年たくさんのコメントをいただいております。
ありがたい限りです。
おごらず、たかぶらず、そこそこに正直に、そこそこに面白く。
とりあえずその辺から始めてみます、33歳です。


よろしくどうぞ。

2008年2月22日 02:26 | コメント (8) | トラックバック

気がつけば

33歳でした。


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さっそくコメントくださった方々、ほんとにありがとう。オイラは幸せ者だ。


なにが変わるというものでもありませんが、ゾロ目ってことで。縁起がいいってことで。よくわかりませんけど。また一年間、よろしくお願いしますってことで。

2008年2月19日 00:10 | コメント (17) | トラックバック

役に立たないオマエ

HPのtopに役に立たないオマエの詳細が。


どうぞご覧ください。そして予定を空けてください。


公演のための打ち合わせが始まります。いよいよ2008年のブル、スタートです。

2008年2月18日 01:40 | コメント (7) | トラックバック

バババレンタイン

主宰を交代したことも含め、私は以前ほどブルの運営全般に関わらなくなりました。おかげでできる仕事が増えました。その反面、今ナニが起こっているのかよくわからないことも増えました。


バババレンタイン


なんでしょうこれは。よく知りませんが、馬場が盛り上がっているので、これは一大事だと思います。あの馬場が盛り上がっているのですから。お店のようです。


すでに深澤の店がオープンしたようで、しかもすでに商品が売れているようで(実際には深澤の商品ではなく一緒に出品したかほりの商品のようですが)、実にいいですね。フリマ的で。


どうぞ行ってみてください。どんどん店も増えるようなので、ちょくちょくチェックが必要ですよ。どんな店が増えますことやら。

2008年2月14日 23:15 | コメント (4) | トラックバック

後半戦

なんせいっぱいあるんでね。はい。どんどん行きましょう。どうぞ。


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広島へ向かう新幹線の中。まだ元気だった頃。この後、その長い乗車時間にぐったりしてしまいます。


広島公演には、あいかわらず大学時代の友人がかけつけてくれて、嬉しいやら恥ずかしいやらで、どうしたもんかわからなくなります。そんな中、敬愛する先輩、山川さんに会えたのはスペシャル!な出来事でした。ありがとう。なんでも不確かな怪物のDVDも買ってくれたそうで、なにからなにまでありがとう。終演後に駆けつけてくれたトミイや、素敵な店を教えてくれたサンコンもありがとう。武田とか、金沢さんもありがとう。なんせありがとう!また帰るよ。


空いた時間には、学生時代には足を踏み入れることもできなかった界隈にひっそりと佇む、ナイロンのツアー史上1、2を争う極上の店で舌鼓。噂では休業しているということだったので、営業していて大興奮。今回もうま過ぎて吹き出物が出来そうな品々をたらふくいただきましたわい。あげく、そこで知り合わせていただいた方々にお好み焼きまで差し入れていただいて、たった一日の公演期間なのに、チョー濃密な広島デイズを味わえたのでした。最高。


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広島公演を終え、次の日は小倉への移動のみ。ということで一日使って宮島へ。船で。これがまたすこぶる爽快!


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一緒に乗ってた年配の方を背後から。撮りたくなったので。そういう衝動を抑えられないタイプです。


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お、かもめ?海鳥が一羽二羽と近づいてきます。なんと素敵な光景か。


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乗務員さんいわく、餌をあげてもいいんだと。というわけでパンをわけてもらい、空高く放り投げると、まあものの見事にかっさらっていくのです、海鳥たちが。これがかなり楽しい。かったのですが、やがて、わかってるんだろうね奴らも、ちょっと尋常じゃない数の海鳥に囲まれ、嬌声は悲鳴に変わっていったのでした。まさにヒッチコックです。


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そんな中でも夢中でパンを投げ続ける先輩が一人。


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はい宮島。天気もよくて満面の笑顔。


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自然と厳かな気持ちになります。


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厳島神社を抜け、続いて宮島水族館へ。ちょうどペンギンのお触りタイム開催中。皆一気に気色ばむ。


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キュート!キュウウウウウウウウウトゥ!


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サメ。


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タツノオトシゴ。


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スナメリ。


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アザラシ。


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心を通わせる、アザラシと女優。


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水中のペンギン。スピーディー。


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無数のペンギン。だいぶありがたみが無くなってきた。


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到着時には満潮だった海が、帰る頃にはすっかり干潮。すぐそばまで歩いていくことが出来ました。すっげえなあ。


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というわけで一枚。


午前中にチェックアウトを済ませ、荷物だけフロントに預かってもらって宮島へ繰り出し、帰って来てみればもう夜。フロントの人も不安だったことだろうて。久しぶりに小旅行を楽しみました。


で、その日のうちに小倉にイン。続きは次回!

2008年2月13日 00:36 | コメント (5) | トラックバック

ようは愚痴だ

東京はまた雪。あっという間につもった。執筆中のファミレスの窓から撮った写真です。

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目の前の女子高生と大学生らしきカップルの、そのままセックスを始めそうなほどのスキンシップもたまにしか目に入らないほど、僕は今ふんばっています。あーあ、お父さん、おたくの娘さん、とっくにやってますよ。


そしてそのカップルが立ち去った席に、今度は男二人組が、温暖化について話しながら座りやがる。片方がなんだ、いわゆるアキバ的な、無機質で高音、しかも間断なく喋る奴で、さっきのカップルなんかよりよっぽど脳に割り込んでくるから困りものです。視覚はなんとかなっても聴覚はどうにもならんのな。今は音楽を聴くアレでもないのでなあ。


と、合間に現実逃避。ではまた。

2008年2月 9日 20:05 | コメント (4) | トラックバック

ちょっと

更新休んでます。


ちょっとやることが立て込んでまして。


一段落したら、「わが闇」ツアー後半戦の写真と、「わが闇」感謝のご挨拶と、なんかいろいろな報告と、しますんで。


おす。

2008年2月 7日 23:18 | コメント (5) | トラックバック