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大発見
友人が結婚しました。大学時代の友人。今年の初夏にもこのブログに登場した男です。というわけで広島へ。
いい披露宴でした。本当に本当に素晴らしい。私は今日まで披露宴したくない派でした。あ、今も披露宴という形式のものはしたくないとは思っています。するような相手がいるとかいないとか、そういう問題はほっといてちょーだい。ふん。そんなこたどうでもいいの、彼とそのお相手の披露宴に出席して、したくない派にも少し考え方の変化がありました、というお話し。
みんな笑顔。
素晴らしい。幸せが詰まってる。それはきっと普段のお二人の人柄によるところなのでしょう。そしてそれに加えて、お二人とご両家が披露宴の意味をしっかりと心得ていたからなのではないかと思ったのでした。私、実は人の披露宴とか出るの初めてだったんです。遅めの初体験。なので、私の知る披露宴とは、芸能人がテレビを通して見せてくれる、あのきらびやかさ、その表面的な部分だけだったのです。ところが、いざ出席してみると、あれなんですね、披露宴てな、披露する側の宴ではないのね。てっきり披露する側が楽しくなっちゃってるもんだと思ってましたけど、そんなもんじゃない。感謝の宴だと思いました。新郎新婦とそのご両親の、出席者への感謝の姿勢に、私は「目からウロコ」食らった勢いだったのです。真逆だった真逆。そんな家族の姿勢があればこそ、会場が笑顔で溢れていたのだと思います。いや、ほんと素晴らしかった。なんか、自分の知識の乏しさ、認識の甘さをを恥ずかしく思ったのと同時に、こんな機会を与えてくれた友人にこちらこそ感謝だＹＯ、とお礼を言いたい気持ちになった一日だったのでした。
みな、誰かと一緒に生きている。そのことについて気付かせてくれたよ。ありがとう。大学時代、たくさんのことをオレに教えてくれたキミですが、また一つ大事な事を教わった。また遊びに行きます。その時はまた朝まで飲みましょう。お二人の未来が笑顔に満ちた素晴らしい未来なのだろうことがよくわかった素晴らしい一日だった。本当におめでとう、お幸せに。あ、あと奥さんが面白い人だったのがなによりでした。あ、あともうひとつ、遅刻してごめんなさい。
前の日打ち合わせをして、スーツとか準備してたら朝になって、で寝て起きたら、予定の新幹線が東京を発つ時間でした。気付いた時の第一声が「なんだそれ！」。どこに向けた言葉だったのでしょう、自分でも分かりません。この時ほど東京と広島の距離の遠さを痛感したことはありませんでした。とか、それっぽいこと言ってみてもどうにもなりませんわね。・・・なんというか、あーあーオレはもう。
ちゃんとしようよオレ。
意外と落ち着かない日々を送っています。そのことについてはおいおい話します。ただもう、休む暇はないということです。おやすみなさい。
2005年9月28日 18:55 | コメント (12) | トラックバック
なに食おうか考えながら
コメントにお返事を書く余裕が無くなってかなり経ってしまいました。もう少し落ち着いたらお返事も再開しようと思っています。こんごもよろしくどうぞ。
舞台が終わってから数日、なぜか毎晩飲んでいる。昨日も制作チーフの瀬口とメシを食い。いろんな話をする。来年の事。意外と４ヶ月きってんだね。やばいね。明けてフレッシュな気分でいけるように今から準備を始めなければなりません。
今日もなんだかんだで飲む羽目になるんだろうと思います。そういう時期なんでしょう。そういう時期になるべくたくさん人と話して、たくさん考えればいいのだと思いますよ、オレ。
部屋は片付かない。片付けようと思うと、なにかしら気になるものが出てきて手が止まる。ま、片付けの常ですが。というわけでのんびりやろう。しかし、唯一のんびりしていられないのは差し入れの類で、ホントたくさん差し入れをいただいて嬉しいのですが、どうすんだこれ、と呆然とするしかない量で、他のメンバーもみんななにかしら貰ってるから配ろうとしてもやんわり断りやがったりするから大変です。いや、ありがたいという話しですよ。ありがたいけど、保存のきかないのは危険です、という話しでもあります。
久しぶりにテレビをつけるとタモリさんが元気にＭＣやってて、数十年後の未来、タモリさんはどうなってるんだろうと想像しながら役作りしたことが数日前ですけど遠い昔のようです。結局サングラスかけてカワイイ色のネクタイをすればタモリスタイルの出来上がりだと判明するまでにそんなに時間はかかりませんでした。
どうでもいいことばっかり書いてますが、もともとそういう場所だった事を思い出し、ダラダラとこまめに更新していこうと思った残暑厳しい真っ昼間なのでした。今からメシ食います。
2005年9月14日 12:48 | コメント (15) | トラックバック
今、鼻息は静かに強く
どうも。『サクセスの空』は、無事全日程を終了いたしました。ありがとうございました。
昨日は朝まで飲み明かし、家に帰って夜まで眠りこけ、目覚めた足で下北沢へ出かけて「アーノルドシュワルツネッガー」を拝見し、出演していた市場（「虎」に出ていた）とお話しをし、同じように観に来ていた井本（ソコヌマ役）、瀬口（制作チーフ）、村田（元メンバー）と飲みに行き、終電間際までバカ飲みし、でまた眠りこけ、外の暑苦しさに目を覚まし、部屋の片づけを始めたけどなんだか手につかず、もう一回寝て、起きて、今にいたります。ぐだぐだ。
もう一回片づけから始めるか。部屋の話し、そして芝居の話し。
なにから手をつければいいか、少し考える必要があるとは思います。でも、まあなんせ手をつけないよりは手をつけたほうがいい。一つの流れが終わり、新たな展開を迎える私とブルドッキングヘッドロックです。片付けて、あらためて、なにかを始めます。なにかって芝居ですけど。
今回、本がわかりやすくなったと言われました。言われようと思ってそうしました。６回目の公演くらいまでは、とにかくワケがわからないものにすることに一生懸命でした。その方がカッコイイと思っていたからです。しかしそれだけでは観る人たちが増えないことに気付いたので（バカっぽいですが）、じゃあなんか優しい部分もあったほうがいいかと思い、同じ６回目の公演では音楽を前面に押し出したりして、少しずつキャッチーな部分も取り入れてきたつもりです（なんかやっぱりバカっぽいですが）。あわせて台本そのものも少しずつ優しくしてきたつもりです。そして今年、３本の本公演があることが先に決まっており、三本目が三鷹の公演で、しかも１０回目の公演で、だからでしょうか、うん、だからだろうな、たくさんやるし、節目っぽいし、だから、わかりやすく、観に来ていただく方により理解していただける作品作りを心がけたのでした。満足していただきたかった。だって、そろそろそういうことも考えねばならない我々だから。
で、おかげさまで、わかりやすかったと言われ、その点で思惑通りではあり、わかりやすさと観る方々の満足度の関係については、少しだけ理解できた気がしました。ただ分かりやすければいいというものではないということはそれ以上に理解できました。
面白くなければならない。
面白くなければならないのです。多少の面白さではない、我々はもっともっともっともっともっと面白くならなければならない。そのことについて、そのことだけについて、私は真剣に突き進まなければならない。そう思った公演だったのでした。
ずいぶんわかりやすくなった、昔に比べて役者がうまくなった、今回は広い劇場だった、転換が多くて大変そう、着替えが多くて大変そう、演出も役者もやって大変そう。そんな感想を言わせていてはダメなのだ。
「面白かった」ただこのひと言を腹の底から言っていただくために、ただもうそのことだけを目指して、私は新たな作品を作り始めよう。そのために、私が私の作るものの、その面白さ、面白くなさに、もっともっと正直であろう。「サクセスの空」の、その面白く仕切れなかった部分をこそ忘れずにいよう。
三鷹のあの広い舞台に立てたことは、私を含めたブルのメンバーにとって、とてもとても意義深いものになるでしょう。今後。というわけで関係各位に深く深く感謝。打ち上げの席でも言いましたが、星のホールで浮き足立っていてはだめなんだ。次、もしまた立つチャンスをいただけるなら、その時は軽やかに、鼻息だけで間がもつくらい軽やかに、演りこなしてやろうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。鼻息だけで間がもつタイプの芝居は作らないかもしれませんが。
すでに次回公演の予定も決まっており、のんびりしている時間はないのだと気を引き締めて、さあ、部屋の片付けから始めよう。もう、どうやっても散らかるんですけど。私の芝居と同じなんですけど。
ご来場ありがとうございました。また来てください。精進します。ほんと。
2005年9月13日 15:15 | コメント (8) | トラックバック
壁は乗り越えるためにある
たくさんのご来場ありがとうございます。客席両サイドの見切れ席を除いてほぼ満席の各ステージ。本当に感謝。オレもメンバーもみんな楽しんでいます。
歯ごたえ充分、たくさんの課題も見えて、この先さらにブルがブルであるために、そして面白くてたくさんの方に観ていただける劇団であるために、やらねばならない事が見えてきました。今回は必見。次回は、さらに必見！
まずは明日の楽日を満点でやっつけたいと思います。当日券出ます。もう一回来れる人、来て来て。迷ってる人、来て来て。
寝ます。
2005年9月11日 03:00 | コメント (9) | トラックバック
盛り上がってまいりましょい
初日。初日ですよーみなさーん。お待ちしてまーす。もう、私、パッツンパッツンでーす。舞台監督も制作もパッツンパッツンかもしれませーん。それくらい巨大な作品が目の前に降り立とうとしています。楽しみにしていてください。ｖｏｌ．１０は、前９回分の知識と経験と想いがぎっしり詰まった、間違いなく節目の一作です。
あー武者震いが止まりません。では、劇場で。
2005年9月 9日 08:23 | コメント (9) | トラックバック
移動移動の一日になる予定
今日も稽古。昨日、いつの間にか寝てしまい、気がついたら早朝。で、いくつかのやっつけねばならないあれこれをやっつけ、今から稽古場へ。今日は途中で新番組の収録の為、中抜けせねばならないし、夜は夜で稽古場ではなく劇場で稽古するため移動するし、オレ夜までまともでいられるか心配、な、まさに勝負の一日であります。
ところでアレですね、本番中に選挙ですね。行けるかな。行きたいな、選挙。
出る準備しなきゃ、じゃ！