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スースーでお願い

よくわからないことがいくつかある。


・チョーヤのウメッシュゼリーのCMに出てくる女性たちはいったい誰なのか。
・最近よく聞くが、結局のとこいったいどの芸能人が結婚してどの芸能人が離婚したのか。
・草彅くんはいったいぜんたいどうしたのか。
・今これを書いている喫茶店の窓から見える、新規オープンの靴屋さんの軒先に、「安めぐみ」さん名義の花が颯爽と置かれているのだが、安さんとその靴屋さんはいったいどういう関係なのか(遠くて写真では認識できないのが残念)。
・オレはそんなにテレビの世界に興味があるのか。


いや、どうやら調子が悪いようです。頭が痛い。それは間違いなく急性の副鼻腔炎によるもので、これはもう長年つきあってきたそれだ、わからいでか、というもんです。副鼻腔炎とはつまり蓄膿のことです。蓄膿とは、おおざっぱに言うと鼻の奥が腐ってしまっちゃった、ということです。おおざっぱに言うとね。花粉と、おそらくですが私はどうやらちっちゃい風邪を引いていたみたいで、そのダブルパンチで、ある日から(それも「女々しくて」が終わるやいなやというのがなんとも残念な話しなのですが)、私の鼻は突如ビッグバンを起こし、鼻の奥は超新星誕生みたいな、氷河期終了みたいな、おおいなる盛り上がりを見せていたのでした。ただ今キャンペーンで増量中みたいな。ライスの大盛りも無料みたいな。よくわかりませんけど。で、結果が偏頭痛よ。んあー。こんちくしょう。頭蓋骨割りてー!


ごめんなさい取り乱しましたが、幸いと言うかなんと言うか、今日はゴールデンウィーク間近とは到底思えない冷え込みと降り続く雨のおかげで、花粉はひと段落、鼻風邪の方も気がつけばどっか行ったみたいで、いい案配へと少しずつ流れ始めておるわけです。が、頭の奥に残るかすかな鈍痛は「終わったわけじゃないぜ」と誰かに囁かれているようで、あまりにも憂鬱です。はあ・・・。つか寒いぞ春なのに!寒すぎるぞバカじゃないのか!


ただ、こうやってなにごとかに集中している間はピタと止むのです。そう、こうやって文章を書いてる時、あるいはお芝居を見ている時、・・・あ!ナイロン100℃の「神様とその他の変種」が幕を開けております!自分の劇団ですけど、自分出てないですから言えますけど、もチョーファイコーリティクス!えー、超ハイクオリティと言いたかったのですが、ぜひご覧ください。感想を述べるのに長らく思案する、それは決してつまらないからではなく、それくらい反芻し、消化しなければおいそれと答えられない、なんかそんな空気を全編に渡って漂わせた、恐るべき作品なのです。観て損はございません。僕観てきました。ゴールデンウィークど真ん中はさすがにまだ若干お席が余っているとのこと。下北沢まで足を運んでみてはいかがでしょう。


で、なんの話だっけ。そう、「集中する」と「スースーする」という話。お、韻を踏めるくらいにただ今脳みそは快晴。いや、いやいや、つかこれってさ(いきなりフランク)、なんかパンチドランカーのボクサーとか、アルコール中毒の殺し屋(ヒットマン)とか、壊れかけのレイディオとか、あるじゃないですか、ないですか。あるんですよ。そういう、なんか集中するとピタッとアレするみたいな。そう言うのを連想させるというか、いや、自分がそんなだいそれた者でないことは重々承知の上で、なんか、オレの脳みそってこえー・・・と思うのですよ。大丈夫か?ここでそんなに頑張って。とね。


まいいんですけど。なんせスースーでいてくれるなら。要は、常にちょっとした負荷を自分にかけてないといけないのねという話ですか?ですね。やれやれです。


ワークショップへ向け、前二回の改善点を検討中。あと、新たな試みをどの程度盛り込めるか思案中。やりたいことはいっぱいあるものの、たった二日ではやれることに限界があります。どう充実させるか。脳内整理は続きます。


さらに「ケモノミチ」の準備もジワジワと。鼻はスースーですが、胸はバクバクしております。

2009年4月25日 23:33 | コメント (8) | トラックバック

3度目の開催

ブルドッキングヘッドロック・ワークショップ2009に多数のご応募、誠にありがとうございました。


事前に告知しておりましたが、今回、予想をはるかに上回るご応募をいただいたため、やむを得ず書類選考という形をとらせていただきました。今回ご縁がなかった方とも、また別の機会にお会いできることを願っております。わざわざご応募いただいたのに本当にごめんなさい。


これで3回目の開催になります。テーマは前二回と変りません。「ささやかなおかしみを丁寧に作ります」ためになにができるか、ともに考えていただけたらと思います。


なんせ、多数のご応募ありがとうございました。楽しみでなりません。

2009年4月24日 01:48 | コメント (4) | トラックバック

女々しくてもいいじゃない

苦手な打ち上げから、みんなより一足早く帰宅。打ち上げにおける作・演出の居方というものが未だにわかりません。朝っぱらからさっそく別の仕事です。


全日程が終了しました。ありがとうございました。「女々しくて」、なんだか大好評でした。僕の聞く範囲だけですが。僕の聞く範囲だけでも大好評なら、それは僕にとっての世界中が大好評ってことでございますし、それはそれはたいそう幸せなことでございますから、ほんとありがとうございました。


不評な方もいらっしゃいましょう。残念ですごめんなさい。よくぞ最後まで席を立たずにご覧くださいました。立って出られるような劇場ではなかったというのもありますか?ありましょうとも。しかしまあなんせ、よくぞご覧くださいました。ありがとうございました。次こそは。


あらゆることへ感謝を忘れぬよう。キャストスタッフお客様、誰に殺されてたっておかしくない私なわけですが、現時点で殺されてないってことはそれだけでもありがたいことです。


また一つ、大事な作品ができました。ありがとうございました。

2009年4月20日 04:56 | コメント (12) | トラックバック

おりかえしました

「女々しくて」はようやく中日を過ぎました。出演者の疲労もたいしたもんですが、毎回見る方のこっちもたいしたもんです。あー、今日は頭痛がひどい。


感想お待ちしております。一行レビューとか、
Corichとかに書いてくれてもありがとうございますです。


よりよいものになるよう、ひたすら粘ります。それしかない。いつだって途上で気が遠くなります。

2009年4月16日 02:16 | コメント (10) | トラックバック

ここに生きてます

明日、「女々しくて」が幕を開けます。


ずいぶんとごぶさたしておりました。久しぶりに長いことさぼりました。あ、喜安って言います。


さぼらざるをえない日々でした。「この世界から消える魔球」の千秋楽の次の日からここまで、ひたすら、ただもうひたすら「女々しくて」を作ることに費やしてきました。3週間はあまりにも短い。小屋が小さいからって、稽古期間が短くていいってことにはならないのですね、当たり前だけど。


この作品、申し上げてしまいますとつまるとかつまらないとか、そんなことはいいと思っております。いや、よくないけど。もちろんつまる方向で努力しています。ただ、それと同じ位「納得」が欲しいと思っています。ギリギリまで粘ろう。いつものように。明日はゲネプロやって、稽古して、本番。役者さんは大変だ。オレはオレのできることを精一杯。


新宿、ゴールデン街の片隅でお待ちしております。

2009年4月 9日 23:41 | コメント (11) | トラックバック