2月17日 私たちの決め方

色々なことがなかなか進まない私たち【その38】です。

来る19日の「公開脚本会議」に向けて猛烈スパートなんですが、みんなで担々麺を食べたりもします。腹が減ってはなんとやら。(岡山さんと津留崎さん↓)

改めましてこんばんわ。深夜特急はしです。腹が減りました。

それで、だけど、話戻るけど、この重ねた時間で蓄積したものは相当あるはずなんですよね。きっと…!

あの、雨に濡れた2月9日のミーティング。

なにも決まらず雨に濡れて解散になった夜、夜中、喜安さんから我々にメールが届きました。太平洋の真ん中で漂流した我々の前に現れたいかだのようなメールでした。

そのなかに、私たちは「決め方が決まってないのでは?」という指摘がありました。

難しい問題です。

「建築と解体を繰り返す」企画ですから、簡単に多数決で物事が決まったりはしません。多数決はやぼ、みたいな空気も感じます。それでも、それいいね!みたいに6人の温度が上がって自然と決定してきたこともあります。代表的なのが「マンハッタン団地」。チラシにも載っております。

意見が割れることもあります。

そう言うとき、自分の意見を通すのがよいのか、チームの和を尊重するのか、その間の、なんかうまいところ折り合いをつけるのか、悩みます。

でも、最近は後悔することも多く、それはなぜか考えると「納得できていないのに同調してしまったからだ」ということに気づきました。

何にもならない行為だ!お前はなんのために会議にいるのだ、出ていけ!といわれても仕方ない、いやそこまでストイックな会議ではありませんけどね、疲れて前のめれないときもあれば、体調不良のとき、寝不足のとき、あれど、結構真面目にはやってますからね、そこまで言わないで頂きたいけど、言いたくもなります。つまり、そういうことをしてたときの自分を叱咤激励したくはなります。

「納得」です。

納得なくして前進なし。

みんなはどうだろう。わたし、深夜特急はしは今ここに行き着いたよ。

おやすみなさい。また明日、ミーティングで。

  1. 喜安浩平 より:

    「納得」は、私もよく思います。

  2. はしいくみ より:

    太鼓判もらった気持ちになりました…
    まったくの手探りだけど、腑に落ちるってことは信じてよいことが多いですね。そこまで行き着くのも大変ですが…。

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ブルドッキングヘッドロック Extra number

コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション
~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~

2017年4月16日(日)~22日(土)
全12ステージ
@下北沢 小劇場B1