2月15日 なぜカナダ人なのか

こんにちは、藤原よしこです。

白熱しております「その38」の「現場」。本日の会議も18時30分~0時までみっちりやりました!

まずは今週末19日(日)のイベント公開脚本会議「4K」(「その38」と「その41」出演の夜の回は売り切れておりますが、「その25」と「その41」出演の昼の回はまだ若干お席ございます)に向けて使用する映像資料の確認。

その後事前に出し合っていたストーリーの幹になるアイデアの選定。一人が複数出していたので(詳細は前回の記事をご参照あれ)一人二案に絞り投票。
結果、
津留崎夏子案
カナダの映画監督が、日本の団地を舞台にしたドキュメンタリーを撮るため、高報酬を記した撮影依頼の手紙を送って、3組の夫婦を撮影する話である。
猪爪尚紀案
キヨおばぁさんが遺産相続のため、ノンちゃんという名の人物に遺書 の手紙を残す。我こそは「ノンちゃん」と名乗る人物が集まってホームヘルパーを交えて、ノンちゃん探しをする話。

の二案に絞られ、それぞれの話をどのように膨らませればおもしろいのか、また選ばれなかったエピソードの中でも気になるワードをピックアップした上で、決戦投票により最終的に津留崎夏子案に決定。

遂に決まったストーリー、6W1Hに沿ってより掘り下げたところまで話し合います。
カナダ人映画監督は出てくるのか、こないのか。
出てこない時、それに準ずる誰か(エージェントとか?)が出てくるのか、そしてその人は外国人なのか日本人なのか。
監督の目的は映画撮影なのか、他にあるのか。
もう撮影が始まっているのか、オーディションの段階なのか。
それぞれの夫婦がこの企画に参加する目的は何なのか?お金?好奇心?目立ちたい?
そもそも夫婦は自分たちから応募したのか、勝手に選ばれてしまったのか。
話を詰める要素はまだまだごちゃまんとあります。
しかし会議も終盤の頃、風の如く颯爽と現れた喜安総監督の一言「何でカナダ人なの?」
「カナダ人」である必然性にまで考えが及んでいなかった私達。
この日はここでタイムアップ。
今私達はカナダについて絶賛勉強中です!
どうなるカナダ!
どうするマンハッタン団地!?
我ら「その38」の珍道中はつづく…。

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ブルドッキングヘッドロック Extra number

コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション
~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~

2017年4月16日(日)~22日(土)
全12ステージ
@下北沢 小劇場B1