さらばトリウッド、また会おうトリウッド
けっきょく会場に足を運ぶことはできず、残念ながら最終日を体感することはできませんでした。お礼を言いたかったんですけどね。代わりにここで。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回の作品を通して、映画という表現媒体の様々な魅力を知ることができたのは大きな収穫で、さらに、舞台活動だけでは獲得できなかった観客を集めることができたのも、劇団としては大きな成果でした。いろいろとリスクを抱えながら進めた企画でしたが、やはり「やって良かった」の思いの強い特別企画でありました。
しかし、次に映像作品を作る時には、今回明らかになった問題点を確実にクリアした、もっともっと魅力的な作品を提供しなければならないので、やって良かったで済まされるのは今回までだな、とは思っています。
私自身、もっと「映像で表現すること」についてたくさん考える必要があることを知らされました。私には知らないことが多すぎる。知らなければならないことが溢れている。修行の道はどこまでも続きますのです。
ラジオBHLの対談で、一瞬篠原から振られたのに、その時は無理だと言って全然乗らなかった話題があったのですが、それは、いずれは私自身が監督をやってみてはという話で。そらあいずれはね、いずれはできるようになれたらと思っているんです。いや、まだ無理だという考えは変わってないので、ほんと「いずれ」ですけど、撮りたいものが自分で撮れるというのはこれ、素晴らしい能力だと思うわけで、そらあそういう風になりたいですよ。もう、その点で篠原という男は尊敬に値します。なにをどう学んでいけば撮れるようになるんだろう、そこから学ばなければならないので、これまた長ーい道のりですけども。
様々な媒体に絡んでいたい、それこそもう、なんでも出来たいと思っているので、限りがありませんが、まあ死ぬまでにできるだけいろいろな表現に関われるよう生きておきたいと思う私なのでした。
今は役者として。一日一日を勝負と思って。おす。
2004年7月24日 01:37