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もう一度、鴨川ジムが帰ってくる
一歩の収録。木村vs間柴の「死刑執行」編を録ってきました。いんやー、泣ける。ほんと泣ける。録ってて泣きそうになった。尺の関係でね、かなりエピソード絞り込まれてはいますが、それでもやっぱりいいよ。あの試合。ある意味天才な一歩とは違う、なんつうの、等身大のボクサーの物語。シビアで切なくて。ちょっとデフォルメ加わってはございますが。ま、そこは漫画なんで。それから木村役の藤原さん、青木役の高木さん、間柴役の田中さん、そして全ての出演者の方々が素晴らしいのよ、演技。刺激受けまくりよ。ほんと、こんな緊張感が心地いい現場ないね。スタッフも役者も、いい作品を作るために凄く集中してる。９月発売予定なんだそうです。ぜひご覧ください。
と、自分の仕事の宣伝もしつつ。明日はテニスラジオの第２回収録。甲斐田さんと。楽しみにしといてくさい。
女優陣がメインボーカルを担う、「骨」のメインテーマ的な楽曲。そのキーあわせ的な稽古に昨日はほとんどの時間を使ってしまったんですけども、デリケートな、音楽は。もちろん芝居だってそうだけど。オレは出したい雰囲気と見せたい状態を目指して注文つけるだけだからな。西山ちゃんと演奏者の方々には大変な思いをさせますよ。今はなるべく好き勝手言わせていただこう、と。あえて、あれこれ考えてもらわなきゃいけないようなことを言う私です。それらの積み重ねが舞台の厚みになると考えます。取り組む事に無駄はない。です。
明日は西山ちゃんがキーを調整してきてくれた曲を使って、さらに女優陣のボーカルについて試行錯誤の予定。あと別の曲の振りと段取りを固めていく作業をする予定。台本にも手をつけたい予定。ああ！やりたい事が溢れてる！たった２ヶ月？まだ２ヶ月？
寝よう。んで早く起きたい。時間がもったいない。そんな気分の今。
2003年7月 7日 03:30