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朝起きれない人種

 シモキタ空間リバティの下見に下北沢へ。シモキタ空間リバティとは、「ワンダフルツアー」の会場となるライブ小屋のこと。読んで字の如し、シモキタの自由な空間です。なので普通の使い方はしません。ちょっと変則的なことにしようかと。変ちくりんな舞台配置で、皆様を混乱に落とし入れられたらいいのになんのなんななあん、とのん気に考えております。

 が、のん気に構えてばかりもいられない、つうことで、本日、舞台部の小島聰と、チブルの藤原俊一、私、そして、今回美術プランを考えていただくことになった長崎さん(以前このコーナーにも書いた人です)の4人で小屋の下見に行くことになったのでした。

 早朝からの下見ということで、気合を入れて早起きしようとした私だったのですが、なんか気がついたら2度寝してしまいまして、10分遅刻という失態。で、長崎さんて風貌は独特なんだけど結構しっかりした人で、だからきっと約束の時間には遅れない人だろうなあと思い、おそるおそる集合場所に行ってみるとなぜかそこには小島しかおらず、あれ?ってなもんで長崎さんちに電話したら、寝ぼけた声で開口一番「ごむぇんなさぁい」。シュンもシュンで15分ほど遅刻してくるし、なあんだかのん気な連中でほんと世間のちゃんと働いてる皆さん、ごめんなさいって感じです。

 リバティの小屋付きのスタッフさんはなんだかえらく快活な方で、寝ぼけまなこの我々には、朝からステーキ?みたいなインパクトでした。

 長崎さん、一時間遅れで小屋に到着。お詫びだと言って、着くなり我々に、どこかで買ってきたポカリスウェットを差し入れてくれたりなんかして、気のいい人。長崎さんてば。で、デジカメで隅々まで撮影したり、小屋の構造をスケッチしたり、長崎さん独自のアプローチで小屋をインプットしていくのでした。

 小島とシュンは今日のうちに、いくつかの作り物に取り掛からねばならず、そのために必要な寸法を細かく採寸したりして、気がついたら正午も過ぎて、予定の時間を迎えた我々は、快活なスタッフさんから名刺をいただいて小屋を出たのでした。見るべきところがたくさんあって今日一日では全てのことは確認できなかったので、また下見に行くことになるのでしょう。

 小屋に立つとなんか本番が迫ってんだなって実感が湧いてきまして、テンションもあがってきます。高揚感。皆様、どうぞお楽しみに!ムフー!

 で、そんな鼻息の荒さもそのままに、パスポートを受け取りに立川へ。

 生まれて初めてのパスポート。父さん、母さん、おらもいよいよパスポート持っても良いだけの人間になりました。国民年金は厳しいけど、少しずつまっとうな人間になっていくので、許してください。

 にしてもなぜこんな猫の手も借りたいって時期に(実際猫の手を借りたところで台本は進まない)パスポートなのか。

 オレも海外か・・・。

 このことはまた報告します。興味のある人は覚えておいて、興味のない人はでもやっぱり覚えておいてください。

 さてさて、明日は古川さんの稽古日。でもワシだって気は抜けないのさ。がむばるのさ。だから観に来て。そして笑って。よろしくね。

 じゃ。

2003年1月28日 23:36

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