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踊れチブル連

 今日も稽古。今日は、村田さんが書いてきた台本と、古川さんが書いてきた台本と、あと、宗像さんが書いてきた台本を読み合わせしたのでした。

 シネマロケッツでも脚本っていうかネタの執筆を担当しているだけあって、村田さんの書いてくる台本は、いい具合に村田節が効いてて安心の出来。古川さんの台本は、古川さん独自の着眼点が面白い。オレには思いつかないっていうか、思いついても台本にはなかなか出来ないモチーフを扱っているので、これからの稽古が楽しみです。そして宗像さん。前回公演ではお手伝いとして参加してくれていたのですが、晴れて今回からメンバーとして、しかもブル初の脚本家志望として参加してくれているのです。彼女は前回公演、稽古場に来るようになって数回目の時に、自分で考えた絵本の草稿を私に読ませてくれたのでした。その作品の中には彼女のキャラクターというかイメージにぴったりの、独特のリズムが刻まれていました。まだまだ荒削りだとは思ったのですが、ウチのどのメンバーも持ってない異質の雰囲気は、今回の企画の中で上手く機能するのではないかと思い、ていうかもともとあんまり基準とかないんだけど、台本の執筆は未経験のまま、今回、参加してもらうことにしたのでした。ちょっとした賭けです。

 で、今日持ってきた台本。執筆はもちろん演出も未経験ということで(彼女は演劇というものに携わること自体初めて)、稽古の進行は私がすることになっていたのですが、これがなかなかどうして演出のしがいがある面白い出来なのでした。いいぞ宗像。その調子。人の話聞かないけど。どうかと思うくらいピュアだけど。オレと同い年だけど。でもそれでいいぞ宗像。我が道をまっしぐらに。恥ずかしいからという理由でメンバー用の写真を撮らせないのも、まあ、よしだ。でも今度撮らせてね。

 というわけで、そんな宗像華代先生の作品が見れるのはジャンプだけ、じゃなくてブルだけなので、どうぞ皆様こぞって劇場へ足をお運びくださいませー。

 今日はとあるスタジオで伊予弁のサンプルを録音するというお仕事をしてきました。さすがに東京で何年も暮らしていますと、自分の田舎の方言がどんなだったか、うまく思い出せないもので、同じく愛媛出身の私のマネージャーとあーだこーだといろいろ考えながら録音に臨んだのでした。親と話す時くらいだもんね、ベタな方言使うの。なんか妙に緊張するお仕事でした。お仕事報告でした。

 さて、寝るか。明日はトビとリハ。あと制作の打ち合わせ。なにもない日は1日もない1月なのだ。

2003年1月14日 03:07

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