お知らせ

竹之内健志退団のお知らせ

2024年1月9日

竹之内健志が、2024年1月9日をもってブルドッキングヘッドロックを退団することになりました。

竹之内健志から退団のご挨拶です。

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お世話になっております。
この度退団する事となりました。竹之内健志です。ブル所属は2016年からですが、2014年の『おい、キミ失格!』での客演がブル初出演だったので約10年くらいブルと、関わらせて頂いた事になります。その間に公演を支えて頂いたスタッフさん、共演させて頂いたゲストの皆さん、そしてブルを応援し観に来てくださったみなさん、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

今後の人生、家族の事を考えて、役者を辞めるという決断になりブルからも退団することにしました。

喜安さん、ブルの皆さん長い間ありがとうございました。大変な事を共に乗り越え到達出来た瞬間を一緒の空間で共有できた日を僕は一生忘れる事はないでしょう。

皆さんのこれからの飛躍を心より願っております。
そしてブルファンの皆様、スタッフ様、演劇関係者の皆様
今後ともブルドッキングヘッドロックをよろしくお願い致します。

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篠原トオル退団のお知らせ

2022年10月28日

篠原トオルが、2022年10月31日をもってブルドッキングヘッドロックを退団することになりました。

篠原トオルから退団のご挨拶です。

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ご報告です。

突然ですが、篠原トオルは2022年の10月31日をもちましてブルドッキングヘッドロックを退団いたします。

2000年の旗揚げより約22年間。沢山の方々にお世話になりました。何よりお客様、ファンの皆様に心から感謝いたします。

本当にありがとうございました。

包み隠さず申しますと、ものを作る喜びもあり、そのぶん葛藤もあり、とにかく幸も不幸も、その両方がありました。そして、仲間との多くの「愛すべきくだらない時間」がありました。劇団員としてのそれらすべての日々は、何ものにも代えがたい貴重な体験そのものでした。

この経験は、今後の活動にも活かしていきたいと思います。退団後もどうぞよろしくお願いいたします。

このような半々生を送れるとは、生まれた頃には想像だにつきませんでした。「人生」という既成概念を、ブルドッキングヘッドロックはいい感じにぶっ壊してくれました。ありがとう。せっかくなので残りの人生、これからも自分の好きなように生きたいと思います。

こんな私ですが、毎日が感謝の連続です。ありがとうございます。
これからもどうかよろしくお願いいたします。

2022年10月28日 篠原トオル

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はしいくみ・鳴海由莉退団のお知らせ

2021年5月28日

はしいくみ・鳴海由莉が、2021年5月31日をもってブルドッキングヘッドロックを退団することになりました。

はしいくみ・鳴海由莉から退団のご挨拶です。

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お久しぶりです、ブルドッキングヘッドロック劇団員のはしいくみです。

昨年、2020年を迎えてから私の頭を退団の二文字が掠め、その二文字を無視したい自分と葛藤を抱えて迎えた2021年春、ふと「時が来た」と思う瞬間が私にもやってきましたので、劇団を退団いたします。

劇団には約11年在籍しました。

初めてブルのお芝居を見たのは2009年の『女々しくて』で、若手劇団ではなく自分より少し上の世代の人たちがこんな小さな空間で、汗だくになりながらなんて破茶滅茶やっているんだ!と心が踊りました。それから客演を経て喜安さんの作品と劇団に惚れた私は入団希望を伝え、あの日、たしか魚民だったと思うんですが、個室にぎゅっと全員集まって笑顔で迎えてくれたこと、忘れません。

入団して改めて、この人達はブルが大好きなんだなぁと思いました。

そこへ迎え入れてもらえた喜びと、この集団にどういう化学変化が起こるのか(それが新人の使命だくらいに思っていたところもあり)ドキドキした気持ちと…結果ご迷惑をおかけしてしまったことも多々…その節は本当にごめんなさい。

だけどクビになりそうになっても、先輩と喧嘩しても、さちんさんが退団すると言っても、それでも絶対に辞めたくなくて、ブルを何とか守って盛り上げていきたいという気持ちでしたし、ブルが爆発してこの世から消失するときまで自分は劇団員だと思っていました。

少々戸惑ったりしていた新人時代から約11年の間に、自分の中でブルは当時の自分が想像していたよりも大切なものになっていました。

世界がゆらぎ続けたこの1年数ヶ月、家にこもりながらも私は新しい趣味を得ました。また、初めて続けたいと思う仕事にも出会いました。

その2020年は劇団がちょうど設立20年を迎えた年でもあり、私はここまできてやっと、今までブルを育んでくれた先輩方に「自分が出来ることをやった」と言えるようになったと(頷いてもらえるかはわからないけど)、自分に付きまとったあの後ろめたさがスゥーッと消えていくのを感じました。

そういうタイミングで出会った新しい趣味と仕事。ブルという星から別の星へ行ってみよう、そんな風に思えるようになったのです。

とはいえ、個人の集合体である劇団にももちろん変化は起こっていて、有志と真剣に話し合う最中、私は退団の時期を延ばそうかしらと迷ってしまったのですが、これからのブルも愉快になりそうな気配を5月13日(あの日!)にほんのり感じ、予定通り5月末で退団することに決めました。

なのでこちらのご報告がギリギリとなってしまいましたごめんなさい。

(なんなら一枚企画書残していこうか!くらいの気持ちでギリギリでした。)

色々大変だけど今のみんなもブルが大好きだといいなぁ。

愉快で幸せな時間を沢山過ごしました。やりたいことも沢山やらせてもらいました。

一方で大変なことも山程あって、気が狂いそうだと周りを見たらみんなも気が狂いそうな顔をしていた日のことを覚えています(他の思い出!)。仲間がいることのありがたさを感じました(他の思い出…)。

関わってくださったスタッフの皆様、客演の皆様、劇団員のみんな、一緒にお芝居やってくれて、劇団活動させてくれてありがとうございました。

観に来て頂いたお客様、応援してくださった皆様、今思えば感謝の気持ちを全然返すことが出来ず不甲斐ない気持ちですが…感謝の気持とともに皆様の幸せを心より、心より祈っております。

私にとって演劇は人生の一要素なので、いつかどこかの街の片隅で小さなテントの前に空き缶置いてお芝居やってるかもしれないな、とそんな気持ちでいます。

集団で作品を作るってすごく大変なことだけどそれに挑むのはやはり素晴らしいことだと思うので、これからもブルをそっと見守っていきたいと思います。

よければこれをお読みになった皆様も、ブルをそっと見守っていただけたら嬉しいです。

約11年間、ありがとうございました。

2021年5月27日 はしいくみ

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鳴海由莉です。

この度、ブルドッキングヘッドロックを退団いたします。

これまで小劇場で役者をしたり芸能のお仕事をしたりさせていただいておりましたが、いわゆる役者業も引退いたします。

劇団員としての月日が最も濃くて長いお付き合いなのでいろんな感情はもちろんあるのですが、とても前向きな決断です。

田舎育ちの夢見る小娘が、ひとりでは決して出来ないことに挑戦して、経験と年齢を重ねて、後悔なく退けることはただただ幸運だなあと思います。

ですので、今までに出会った皆さまには感謝しかありません。

お会いしたおひとりおひとりが今の私を形成しているので、勝手ながらこの場を借りてお礼申し上げます。

演劇を通して励ましのお言葉やお手紙や応援いただけたこと、本当に本当に嬉しかったです。

劇団の仲間たちとの絆も財産です。

ブルドッキングヘッドロックが丹精こめてつくってきた「役に立たないこと」が今もどこかですくすくと芽吹いていることにいつも思いを馳せています。

ありがとうございました。

また、どこかで。

2021年5月 鳴海由莉

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永井幸子退団のお知らせ

2020年12月25日

永井幸子が、2021年4月30日をもってブルドッキングヘッドロックを退団することになりました。

永井幸子から退団のご挨拶です。

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ブルドッキングヘッドロックの永井幸子です。

2021年4月をもって劇団を退団いたします。2000年4月に旗揚げしてから、まるっと20年在籍することになります。

20年前に喜安さんに声をかけられ、9人で名前を決めたブルドッキングヘッドロックは、これまでに多くの人が仲間になり、旅立ち、主宰が2度交代し、現在は私を入れて20人で活動するいつの間にか歴史を重ねた集団になりました。こんなに続けることになるとは全く想像していませんでしたが、自分が辞めることも全く想像してはいませんでした。

役者としての今の気持ちは、私は演劇に出会ってから喜安さんの台詞と演出で育ったので、20年経って自立して家を出ていくような、そんな気持ちです。実家を離れてひとりで立って、そしてまた出会えたらいいなと思っています。

劇団員としては、今なお「いったい何なんだ」という困惑や、思い出しては腹立たしいことや、後輩が頼もしくて嬉しいことなんかのカオスな現在進行形であります。自分以外の誰かと一緒に、何もないところから何かを作るという20年の間に、私は劇団を通して世の中の仕組みを学んでいる気がしています。カオスの中でたくさん喧嘩してたくさん笑いました。特に旗揚げから一緒にいる篠原さん寺井くんとは、もちろん喜安さんとも、思い出があり過ぎて感情もよく分かりません。友達でも会社の同僚でも家族でもない、特別な人たちですので、4月まで現在進行形の劇団員としていようと思います。「いったい何なんだ」というよく分からない事がやりたくてこの劇団にいたので、「何なんだ」と思いながら辞めていこうと思います。

生活の第一に置いて、旗揚げからずっと大事にしてきた場所です。寂しいですが、時が来た気がするので離れます。恥ずかしながら私の青春なので、きっと何かにつけ思い出すことでしょう。喜安さんが創った8歳の天才少女やお茶目なおばあさんは、もう勝手に私の中で生き生きと喋ります。

自分ひとりでは見ることができなかった景色をたくさん見ました。スタッフの皆様、客演の皆様、そしてこの20年間にお芝居を観てくれたお客様、一緒に過ごした全ての皆様、ありがとうございました。お芝居や表現活動は続けますので、いろんな場所でまたお会いできたらと思います。4月末までまだ劇団員ですので、それまでよろしくお願いいたします。そしてこれからもブルドッキングヘッドロックをどうぞよろしくお願いいたします。

2020年12月25日 永井幸子

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