その38
2017年3月26日
3月26日 ぐじゃぐじゃになった
またぐちゃぐちゃになりました。
お久しぶりですはしです。ぐちゃぐちゃになった経緯をご報告しますので、ご興味あればごらんください。
「その38」チームは3/22、23、24と3日間稽古がお休みでした。
最初の2日間、脚本担当の猪爪さんと私は、2幕について電話やメールやデータのやり取りをしていました。
猪爪さんが送ってくれた2幕の台本に対し、私が送ったメールの一部です。最初の頃です。
うるせー!!
って感じですね。我ながら、先輩によくそんなにものが言えるな、と思いますが…遠慮している時間は無いのです。自分で面白い作品と言える作品を目指さないでどうするのってことです。猪爪さんも分かってくれて、私の意見をちゃんと受け入れてくれます。時に、それはない、とも言われます。
ついに3日目に会って話そう、ということになりました。
「うちでもいいし」
猪爪さんは言いました。
3/24、私はバイトを定時の18時で上がり、猪爪家の最寄り駅へ直行しました。待ち合わせ場所のサンクスでひときわ寒そうに待つ猪爪さんがいました。そして、猪爪家に到着。すぐさま作業は始まりました。19時頃です。
アルフォートをかじりながら、夫婦の会話をつむいでいきます。
男だったら、女だったら、こうは言わない、言えない、いや、言う、言った方がいい、こうだったらこうする…
あっという間に21時を過ぎ、22時過ぎて、
「12時までには終了しようね」
猪爪さんが言いました。気づいたら0時でした。目、肩、腰が痛い…。
今思えば休憩も取りませんでした。私は持参のコーヒーを飲み干し、猪爪家のルクールのかわいいやかんで沸かした白湯をずっとおかわりしていました(自分の家でも白湯をよく飲みます。すっきりするからお勧めです)。
書きあがった数ページは納得のいくものでした。ただ、それは会話として、なので、これがお芝居の「遮光婦人」の構成によって変わる可能性は充分にあるのです。そして、この先、どうしたらラストまで推進力をもってつないでいけるのか・・・帰りもずっと話していました。
帰宅後、猪爪さんとのメールのやり取りは夜中3時頃まで続き、朝の8時からまたメールがあって、「猪爪さんもう起きてるわ!」と焦って返信したものの、気づいたらまた寝てしまっていました。
どうかしてるぜ!(お気に入りのフレーズ、ブラマヨ吉田さんの)
はしさんおはようございます、じゃないよ!
あー面白い。何回見てもおもしろい・・・。
明けてこの日3/25は13時から稽古。(岡山さん曰く「猪爪さんの顔が白かった」そうです)
全員で、今後の展開を確認しました。
津留崎夏子ちゃんの記事にて報告のあった我々のラスト、一旦解体となりました。数日前から行き詰っていたので、日々その可能性は濃くなっていたのですが、ついにその時がきました。かすかな可能性を残して解体されました。1幕はラストまで出来ていましたが、後半から構成も変わりました。
つまり、面白くなりそうです。
ちなみに昨夜二人で考えたシーンを読んでもらう機会はありませんでした。でも、どこかで復活する箇所はあるはず。
しかしさあ!どうしましょう!
解体現場に、沢山の塊が残っています。
帰りに岡山さんが言っていました。
「その38は素手で壁をぶち破るんすよ」
はは…がんばりましょう。
宣伝部門では気配り上手な夏子さんが対応してくれていますし、よしこさん作製の大型仮小道具が稽古場に現れ、温度が1℃上がりました。新人劇団員たちで装置の窓枠作製作業してくれてますし、岡山さんは舞台部リーダーとチラシ折込など担当してくれています。
ゲストのお二人は、これから紹介があると思いますが、日々我々をときめかせてくれます。
稽古して面白くなるという手ごたえもあります。が、時間が無い。役者としてはもっと的確に動かないと…。焦ってばかりは駄目ですね。弾んでいきたいと思います。
久しぶりなので長くなってしまいました。
以上、現場から現状報告でした。
また!
(記録:はしいくみ)
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