3月17日 思えば遠くへ来たもんだ

この先どこまでゆくのやら。

こんにちは35歳、猪爪尚紀です。
プロットとやらを大分あれこれしてきたもんですが、一通り最後らへんまで出来てきたので、次は僕も脚本執筆に移行しておりますよ。
まぁ、プロットを作ってみたものの自分で脚本書いているとね、それは薄い薄い・・・
あれ、なんでこの人はこんなこと言うの?さっきと言ってることが違くない?
なんてことは、まぁあるわけですよ。

台詞書きながら、プロット書きなおして、そのことで10ページ前も書きなおして・・・
ちょっと!しっかり登場人物の設定作っておけよ!って自分に何回も言ってやりましたよ。
そもそも何したかったんだっけ?なんてことはザラで、最近は夢の中で幼稚園の頃の先生にハグされてます。
「おかしみ」が足りてないのよ!いっぱい食べてって「どん兵衛」を無理やり口に突っ込まれて目が覚めました。
昨日の出来事です。これはどんな暗示なのでしょうか。大丈夫ですかね?

ってなことで、僕が脚本執筆している箇所の3/17段階のプロットを公開してみます!!!

<シーンプロット>
「さきほどの会議中に露呈した家族間の考えを自分たちの夫婦間に置き換えて話し合いを始める団地夫婦。それぞれの生き方や、価値観(それぞれの執着)などを夫婦だけで話し合う。
浜岡夫婦、猪野夫婦、内場夫婦などの会話も進行(同時進行にできるのが理想)生き方の違い、執着の違いなどをショーケース的に見せる。」

ってなイメージなんですけど、まずは「ショーケース」ってなんだよ。
イメージだけだとよくわからないので、出来事を時系列に並べてみたりしました。

2幕
「浜岡家にて先ほどの集会所での話の続き。各家庭それぞれの夜。
どうしてそこまでサークルに固執するのかわからないサチは浜岡に原因を追求する。
多趣味な浜岡だが、今回の林田を飛ばせたいという想いは異様だ。
サチに悪いと思いながらも浜岡の中でのサークル存続の意思は固い。
一方、内場家では引越しの準備が進められていた。
これからの暮らしに胸をはずませる冬子。どことなく現実味のない内場。
父親になりきれない内場に不安を感じつつも、これからの近い将来を話し合っていた。
まだどことなく後ろ髪を引かれている猪野は、未だに決めかねていた。
ヤスエとの暮らしを優先したい自分と、サークル活動への未練。
悩んでいる中、浜岡の想いに応じ存続を決意。そんな折、サチから林田に「解散した方が良いという理由」を書き記したメールが送られてくる。焦った林田は、ことの真相を確かめるべくまずは猪野家へ出向く。
一方、一人林田の意思に感銘を受けていた轟は存続の具体的な方法を浜岡に提案しに行っていた。
轟の提案に共感する浜岡、浜岡の中でやる気が再燃焼し始める。
猪野家ではヤスエの提案に応じ、解散を受け入れる猪野。サチはさすがにこのままではまずいと思い猛反対。林田は必死に猪野夫妻を説得。

両者の思惑が異なる中、平行線を辿る存続と解散に向けた話し合い。内場の提案により意外な方向での決着方法を選択する。」

これをね、夫婦の会話を同時進行でやってみたいんですよ。
団地の間取りが一緒なのを活かしてさ。ははっ団地だからって間取りが一緒ではないんですけどね。そこはロマンですよ。
ってな具合ですが、きっとここから変わってきますよ。
はじめに言っておきますね。変わりますよ。きっと。
だからこれを信じてはいけません。

だってつい1ヶ月前の公開脚本会議を思い出してみてください。
覚えてます?
あのパワポでのプレゼン。

「ノンちゃん」って!!!!どこにいった?
「カナダの芸術家」?

「Dプラン」???

あった!良かった、残ってますよギリギリその要素は。
登場人物の中に「鳥人間コンテストに出場するサークルを取材しにきたディレクター」ってのがいます。
ほらBプランの取材も!!!

これが今となっては「鳥人間サークルに出場したいと思っている団地内サークル」ってなことなんでしょうね。

大丈夫だよ尚紀。ちゃんと少しづつだけど前に進んでるよ。
できるよ!上演!!!

なんか、ふとチユキちゃんを思い出しました。
youtubeでは巡り巡って八代亜紀が流れ出してます。お七?アルゴリズムがわかりません。

明日の稽古まで、まだ・・・12時間あります。
これから脚本を手直しして、書き進めますよ!!!

まずは、4/4 4/5「下見」までにやらねばいけないことが多すぎる!
衣装どうする!!!小道具が意外に多いぞ!
映像使うのか?あっ、そうしたら作らなきゃ。
なんせ脚本だよ。プロット作り直す?いや、まずは最後まで書いてみるか。

あ、「プリミティブ」な決着。これが決めきれてない。
このことについては次回触れますね。

 

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コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション
~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~

2017年4月16日(日)~22日(土)
全12ステージ
@下北沢 小劇場B1