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親指がポイントらしい

昼1:みかん一個、リンゴ一個
昼2:おにぎり一個、稽古場のお菓子
夕1:ヤマザキのランチパック、稽古場のお菓子
夕2:コンビニのバンバンジーサラダ
晩1:居酒屋でいろんなものをちょっとずつ、ビールを何杯も
晩2:お茶漬け、昼買って残したサンドイッチ


今日は食ったなあ。常に食っていた。どうにも欲して仕方がない日だった。そういう日もある。


夜、帰宅してテレビをつけると、女性マジシャンがスプーン曲げのタネを明かしてた。いいんすね、もはやそういうのって明かしても。でその後、別の番組でマリックさんがマサイ族の視力と対決する番組の再放送をやっていて(書いてて情けなくなる企画だなしかし)、その番組でも、マリックさんはマサイ族の人たちによってタネを見破られていた。さらにスパースローによる解説までつけて、完全解剖する始末だ。


手品に限らない話ですが、テレビってどんどん明らかにしていくじゃないですか。ぶっちゃけるっていうか。約束事は次々に視聴者に明かされ、視聴者もそれを知らされ、事情を汲み取りながら視聴する。その状況が見ていて不安でならない私です。どこまでいけばいいのか。手品はタネを明かさなくていいのではないか。確かに謎や不思議はストレスでもある。なんで?なんで?と思ってるまま終わられたらすっきりしないかもしれない。私だって、なにも明かさないタイプの芝居を作る度に誰かに怒られるのだ。って手品と一緒にしちゃいけないか。まあいいや。えっとなんだ、つまりなんと申しますか、それくらいのストレス、自分の中でなんとかしなさいよ、という話なんです。いいじゃない、スプーン曲げられる人は超能力持ってるってことでも。スプーンの曲げ方を得た一方で、ささやかなミステリーが一つ無くなったことを忘れないでおきたいものだ。プロレスを見て心躍らなくなったのは、誰かがそれを約束事だとばらしてからなのだ。とても残念だ。


「ぶっちゃける事」と行為としては似ているが、しかし「壊す事」というのは、どうも異なるものだと思っている。そのことについてはまだうまく書けないので、いつか書ける日が来たら書きますから、またおいおい。

2007年11月23日 23:38

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コメント

こんにちは~
喜安さんの記事を読んで私も同じような事を思っていました…確かに手品のタネやイリュージョンの仕掛けを知りたいのは誰もがそう思っている事だと思うんですけど…そうなると呆気なく明かされたら明かされたで何か虚しくもなりますよね。マサイ族はかなり目がいいみたいですが…
マジックというのはタネが分からないからこそ楽しめるモノだと思います。

今日はチョコレートケーキを食べてしまって少し後悔気味のÅでした(苦笑)
では、ヘイヤッ☆


投稿者 Å : 2007年11月25日 15:17

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