その38
2017年2月28日
2月26日 黒澤組みたいだね、と喜安さんは言った
稽古開始しました。
といってもまだまだプロット作りです。
その前に
ず~~~っと難航しチラシにも「他」となっていた最後の出演者が遂に、遂に決定しました!
河西裕介さん(Straw&Berry)
決まったと聞いたとき楽しみな気持ちとドキドキな気持ちとが僕の中にやってきました。
これは演劇界界隈で結構な衝撃だと思うのですがいかがでしょう。
そして、
2月24日顔合わせが行われました。
和田さんに諸々説明をし(河西さんは欠席でした)これからのスケジュールについて考えることに。
当面は3月6日プロット完成を目標に動くことになりました。
そしてプロット作成と同時進行でサンプル的な台本も少しずつ書いていこうということに。
そしてチーム内でも脚本を書く人を決めることに。
こちらは猪爪・岡山・津留崎・はし・竹内が興味がある、と名乗り出ることに。
「黒澤組みたいだね」
とは喜安さんの言葉ですが書く人がたくさんいてまとまるのかどうなのかまだわかりません。
僕(岡山)が書くなら原稿用紙に直接書くというオールドスタイルになりますし。
そんな顔合わせを経て26日の稽古での会議の記録です。
まずは前回チームを決めそれぞれが調べてきたことを発表しそれぞれについて。
●団地探しチーム 藤原・津留崎
・いくつかの団地を見学しマンモス団地よりは最大10棟ほど(500戸)の規模が我々の想像する団地なのではないだろうか。
・旧棟に遮光婦人が住んでいる?
・旧棟と建て替えた棟が混在している
・木(桜?)がある
・30年くらい前に建てられた
というようなことを。
●遮光婦人について 猪爪・はし
・どういった理由で婦人に会いに行くのか?(許可をもらいに行く、探しに行く、説得しに行く)
現状「サークルを作る許可をもらいに行く」とうことになっているけれど意地悪婆さん的な存在よりも婦人はいい人なのにどうもうまくいかない、という方がよいのでは、といったことを。
●自治会、サークルについて(我々は何をしようとしているのか) 岡山・竹内
・夫婦達が集まる理由になるようなサークルや自治会の活動について調べてきました
色々あるなかで僕らが経験したことがあるものや僕らがやったら面白そうなことをまずはピックアップ
タップ、ヨガ、テニス、合唱、バレエ、天体観測、相撲、春祭り(花見)→ヒーローショー、バーベキュー(アウトドア)
が候補に。
竹内さんがやけに相撲を推してくるのが印象的でした。
ヒーローショーも竹内さんが推していたのですが実際ある自治体では行っているところがあるあそうですよ。
そこから何をすればやり取りが生まれるのかを考えているときに、
猪爪「鳥人間は?」
との提案が。
今まで何度か提案するもいつの間にか「それはそれとして」という扱いを受けていた鳥人間コンテスト案ですが今回はみんなもありかも知れないという空気に。
そこでヒーローショーか鳥人間かということになりひとまず鳥人間の線で考えることに。
もしかしたらみんな疲れていたのかもしれません。
が、
そこから登場人物を考えていくと
・鳥人間に出たい男
・鳥人間に出たい男の妻(鳥人間には反対)
・引っ越してきた男(巻き込まれる)
・引っ越してきた男の妻(鳥人間には反対、鳥人間妻と結託)
・鳥人間の友達(よき賛同者だが実は団地を出ていこうとしている)
・鳥人間の友達の妻(表向きはおっとと同じく賛同しているが本当のところはわからない)
・単身赴任妻(子どもがいるので夫は単身赴任していていない、時間があり鳥人間コンテストに
積極的)
と、あれよあれよと決まっていく人間関係と人物像。
もしかしたら大きく前進したのかもしれません。
次回はさらに人物を考えエピソードを考えてくるということに。
(記録:岡山誠)
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~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~
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