« 楽屋 | メイン | びっしりの稽古場 »

2004年10月28日

あれから2週間

が経とうとしております。チョップメンバーのコメントもアップされました。前回「長くなりそうなので後ほど」と言ったきりだったのを反省しつつまたひとり考えています。長くなりそうといえば中西さんのコメントがなんだか凄いことになっており。本番が近づくにつれてどんどん壊れて面白くなっていった中西さんを思い出します。今もなおあのテンションを持続させているのかと尊敬し、もしかしたらこれが素の状態なのかもしれないとも思い、危うい魅力でいっぱいだなあと興味津々です。

皆書いてますけどほんとに毎日飲みに行きました。私用で「今日はちょっと」と断ると、「体調悪いの?大丈夫?」とメールが来たりしました。飲みに行かないと心配される毎日でした。なんだったんだろうアレは。皆お金は大丈夫だったんでしょうか。

そんな飲んでばかりのメンバーでしたが皆たくましかった。あたしはほんとに皆に助けられました。正直しんどかった。というのも今回は芝居じゃなくてコントだった。今さらですけど。ストーリーがあり、それにのっかれば良いという物ではなかった。役者から出てくる面白さをとても求められたのでしんどかった。自分が面白いと思うことの提示。度胸が必要でした。というもののよく考えてみれば芝居だって同じで。自立した役者でなければならないなあと思いました。

今回はね、しんどかったけど楽しかったのも事実。久しぶりにはしゃいだ演技をして、「今まで見た中で一番生き生きして見えた」と友人にも言われましたし、次回作で共演する立本恭子さんにも「のびのびしてた」と言われ、喜びつつも今まではじゃあどうだったんだと反省し、その反省を次回作「虎」に生かそうとこぶしを上に突き上げる私です。

番外公演をすると普段と勝手が違う為メンバーの人間性があらわになるというジンクスがあります。今回も皆のいろんな一面もしくは全面を見ました。それは私の心の中にしまっておきますので、他のメンバーにも私の裸な部分は心にしまっておいて欲しいと願います。

今回もまた作曲は西山ちゃん。オープニングの曲が流れる中、私と宗像さんは裏で着替えながら「カッコイイね。曲に負けないようにしないとね」と話しました。衣装はかほり。すごい量の衣装をそろえてくれてほんとにありがとう。中西さんが履いたパンツの鳥の顔がとても良かったです。小道具のおがんさんもありがとう。目を閉じるといろんなおがんさんが浮かびます。 そして観に来てくださった皆様、ありがとうございました。次回作「虎」の稽古がもう始まるのです。エンジン止めないで走るわ。ではまた。

投稿者 sachin : 2004年10月28日 18:02