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夏は遠くに過ぎ去って

　一ヵ月ぶりであります。厳密には一ヵ月以上であります。なんというか、

　ほーんとすんませえええーん！！！（泣き笑い）

　ほんとすんません。消息を絶ったまま、なんかいろいろやってました。あ、キヤスです。キヤスと申します。すいません、名乗るの遅くなっちゃいましたね。いや、アレなんですよ、ここの主人なんです。いや、ちょっとね、留守にしてたんですけどね、帰ってきたんです。ええ。なんだかちょっといろいろやってるうちに夏が過ぎ去ってしまいましたけどね、ええ、まだちょっと暑いですけども、まあでも、そのほとんどをインドアでアレしてたわけで、夏もへったくれもなかったっちゃあなかったんですけどね、ええ、ほんとすいませえん、ねえ、・・・、

　はい、帰ってまいりました。お待たせいたしました。待ってなかったかもしれないけど。てかいまさら読む人いるか不安だけど。まあしかし？今までも何度もとんずらぶっこいて？その度にテンション上げたり下げたりしながら復活してきたこのコーナーですから？今回も、面の皮の厚ーいところを存分に発揮して、しれーっと復活いたしますので、ああ、なんかはしゃいでるよ、ぐらいのアレで流し読んでやってください。うん、こんなもんだろ。それじゃいってみましょうか！！皆さんご一緒に、ｷﾔｽｺｳﾍｲの？

　ム゛ゥップスウウウウウウウウ！！！！！

　さて、一ヶ月の逃避行の間にどんな事があったか、ざーっと箇条書きでお送りいたしますので、どうぞお楽しみください。

　・ナイロン100℃「男性の好きなスポーツ」が公演スタート！

　・自分の出ているシーンが客にうけたりうけなかったりで、浮かれたり落ち込んだりする。

　・役柄のために茶色にした髪と剃り上げた眉が知人にうけたりうけなかったりで、浮かれたり落ち込んだりする。

　・ある日の終演後、ロマンチカの方々を交えてしゃぶしゃぶ大会。ロマンチカと肉と酒に囲まれて、浮かれたり浮かれたりする。

　・今回共演している同期の杉山薫とのシーンに光明がさしたような気がして浮かれる。

　・光明がさしたような気がしただけだったことが分かり落ち込む。

　・先輩の大山鎬則さんがアニメに初挑戦という事でアドバイスを求められ、ここぞとばかりに先輩風を吹かせて浮かれる。

　・場当たりの時の舞台写真が出来上がってきて、それを見たら、自分で認識していた以上に肉体が弛んできている自分がそこにいて、だから落ち込む。

　・開演前の筋トレがちょっとした自分内ムーブメントになり、浮かれる。いや、そんな浮かれない。ただの筋トレだし。

　・ある日の終演後、有志で焼肉大会。おうぃしくておうぃしくておおいに浮かれるも、帰って体重計に乗って、頭の先がめりこんで見えなくなるほど落ち込む。

　・とある予定が狂って落ち込む。

　・殴られて吹っ飛ぶシーンで、毎回同じところ（腰の横の部分）を激しく床にぶつけ続けるうちに、いよいよ足を引きずるほどになってしまったことに落ち込む。

　・ある日の開演前、ケラさんから「昨日来てた知り合いが言ってたけど、キヤスの役はなんか見た目とかかっこよくて、なんか笑えないってさ」と言われ、もう、なんか、小刻みに、そして断続的に落ち込む。

　・ぶつけた腰に湿布を貼ったらかぶれて落ち込む。

　・セリフをかんで落ち込む。

　・女子楽屋で異常な遊びが開発され、それは、男をひとりずつ楽屋に呼び寄せては、その場でそこにいる女優の誰かに「好きだ」と告白させ、それを言われた女優は癒され、周りの女優は大いにはしゃぐと言う、もう、世紀末感を抱かざるをえない遊びで、それに巻き込まれ、だったらと思って松永さんに告白したらけっこう松永さんもまんざらじゃないわ、みたいな表情するから、ちょっと浮かれてもいいかなと思ったら、別の日にスタッフさんも松永さんに告白して、そしたらオレの時よりもっとまんざらじゃない雰囲気になりやがって、だから落ち込む。

　・「まだだれからも告白されないの・・・（もちろん例の遊び）」とすほうれいこ嬢にうるうるした瞳で訴えられ、結果、開演前の場内で大きな声でれいこ嬢に告白するはめになり、それだけでも充分アレなのに、告白するのを横で聞いてた新谷真弓に大いに笑われ、もうなんかどうにでもなれ、と思う。

　・皆戸麻衣がケータイをFOMAに変えたと言ってはしゃぐさまを見て恐く思う。

　・皆戸麻衣に私のケータイがドコモであることを嗅ぎつけられ、おまえもFOMAに変えろと強要され恐く思う。

　・ケータイを変えることを約束させられる。ものの、何日経ってもちっとも変えない私に向けられる皆戸麻衣の目がほんとに恐くて落ち込む。

　・毎日、試行錯誤しながら芝居しているうちに、そのことの楽しさが実感できるようになってきて、なんかちょっと浮かれる。

　・れいこ嬢がちょくちょく告白を要求してくるようになり、その行く末を案じる。

　・藤田さんの、芝居も、普段も、どっちもが飛びぬけて面白くて、感嘆する。

　・ある日、殴られて吹っ飛ぶところがダントツ上手くいって、客が爆笑する中、腹の中ですげえ浮かれる。

　・次の日、吹っ飛ぶところがさほど上手くいかず、案の定、客の笑いも昨日ほどではなく、すげえ落ち込んで、昨日今日あわせてプラマｲゼロになる。

　・かなり筋トレしてるし、汗がどばどば出るほどアップもしているのに、ちっとも体脂肪が落ちず、変わりに気持ちが落ちる、つまり落ち込む。あげく、アップしてるところに新谷真弓が筋トレ付き合ってくれと言ってきて、で相手してやろうかと思ったけど汗かいてるから触らない方がいいのになーと思ってたら、新谷がオレのビショビショの体に触り「ぐわ、濡れてる！！」と明らかに不快な顔をして、で、なぜか「ごめん、アップしてたから、ごめん」と謝ってる自分がいて、なんで謝ってんだと思ったらけっこう落ち込む。けど平謝りするのってちょっと快感・・・。ウソウソウソウソウソ！！

　・ちなみに、ナイロンの公演期間中は「蒼穹のファフナー」の収録に参加できないことが決まったので、全て別録りになる。一人で行う収録は、なんか寂しくて落ち込む。

　・「ファフナー」の面々が観に来てくれる。楽しんでくれた様子で、ようやく浮かれる。

　・今さら私のマネージャーが茶色い髪の毛になった私を見て「なんか田舎の子みたい」とか言いくさるので、落ち込むどころかむしろなんかやる気になる。

　・なんか楽しくなってくる。

　・と思ったら東京楽日。そこそこの出来で、まあよしとする。

　・東京の打ち上げで、ロマンチカの皆さんと話せて浮かれる。とくに美術を手がけてくださった林さんによかったと言っていただけたのが、かなり私を救ってくれる。

　・打ち上げに大倉さんと三宅さんが来てて、楽しくて、浮かれる。

　・なんかいいことがあったような気がする。トータルで、まあ、プラマイゼロ！！サンキウ東京！サンキウ本多劇場！アディオス！

　・札幌公演までの数日間を仕事仕事で埋める。疲れる。かっっっなっっっり疲れる。

　・札幌に行く前にケータイをFOMAに変える。変えたものの、ちっとも使いこなせないので皆戸に報告する事すら出来ない。

　・札幌へ向かう飛行機の中、間もなく離陸するということでケータイの電源を切ろうとしたらなぜかケラさんから電話。どうしたんだろう？！と思い慌てて出ると、なんでも「血と骨」の試写会に行ったということで、かなり気に入ってくれたらしく、そのことを伝えたくて電話してきたのだそう。すごく嬉しくなる。けど離陸するので、電話を切りたくて切りたくしかたがなく、最後の方はなに言ってたかよく覚えてない。なんか褒めてた。

　・仕事の都合で他の役者さんがたよりも一日遅れて札幌入り。空気が涼しくて、東京から半袖で乗り込んだことを後悔。慌てて上着を引っ張り出す。さすが北海道！

　・ホテルについてみんなと連絡を取り合うも、すでにみんな夕食は済ませたと言う事で、部屋飲みモードに入っているとのこと。で、みんなが集まってる部屋に行こうと思ったら皆戸から電話。テレビ電話をしたいのだという。FOMAだから。同じホテルの中でなぜかテレビ電話。無駄。でもちょっと感動。

　・大山さんの部屋で飲んでいたら、フロントから苦情電話が。すっかり酔いも覚めて解散。まだまだ札幌デイズは始まったばかり。

　・遅れて入ったため仕込みを手伝っておらず、だから道新ホールに組まれた、東京とは若干違う舞台に最初惑う。特に私の場合は、自転車で通り過ぎるシーンがあるのにそれだけのスペースがなく、なので客席通路を走ることになったりして、忘れていた緊張感がふつふつと湧き上がってくる。

　・舞台が若干違うという事で、軽い場あたりをしてから本番を迎えるというスケジュールに。で、殴られて吹っ飛ぶシーンもやったんですけど、その時、なぜか床で手をグッと滑らせてしまい、思いっきり手のひらの皮を剥ぐ。激痛。流血。大事には至らなかったものの、手の平なのでなにかと不便。顔とか洗うたびに声なき声を上げて叫ぶ羽目に。

　・札幌に来てから大山さんの楽屋での面白さが全開。それを引き出す藤田さんの面白さも全開。おかしくておかしくてしかたがないが、これは文章で説明しても面白くないので、知りたい人はナイロンに入るしかありません。

　・若手の連中とスープカレーを食う。辛いの注文して苦戦。でもグッドテイスト！
　・京さん、新谷らとジンギスカンを食う。うまい。衝撃的なうまさ。驚き。最後に食ったお茶漬けも絶品。
　・私と新谷真弓は時としてグルメ部を結成するわけですが、今回の大きな収穫のひとつは
、ケラさんと朝からスープカレーを食いに行ったこと（私は2度目のスープカレー）。レアな体験。

　・酒の席で猥談になり、遅れてきた大山さんが、赤裸々な告白をする羽目になり、なんかもう、すげえなあと思う。大山さんのことね。あの人みたいになりたい、とは絶対思わないわけですけど。

　・客席が面白いことになった札幌公演。満席で始まり、間に休憩があるわけですけど、休憩が終わって後半になって、客席見てみたら、かなりの数のお客さんが帰ってるという事態。で、カーテンコールの頃にはさらに減ってて、もう、半分くらい？に減ってると。面白いですねえ。家に帰れなくなるから出ちゃった人、話が気に入らないから出ちゃった人、理由は様々なんでしょうか？そういう現象が起こること自体、なんかすげえ貴重と思ったりして、無責任なんで思えるんですけど、でも、いいんじゃないでしょうか、と思いました。北海道のみなさま、ご来場ありがとうございました！！また呼んでください。

　・いつの間にやら札幌デイズも最終日。一抹の寂しさを抱きつつ、悔いのないよう、一つ一つ確かめるように演じた、つもり。

　・ばらし。過酷。苛烈。でもまあ最後だと思えばなんとかなるものです。札幌の方々がたくさん働いてくださいました。ありがとうございました。

　・打ち上げ。札幌の方々の優しさに敬服。

　・別れがたくて、飲みに繰り出すキャスト連中。疲れ果てて寝ちゃった人もいたけど。ロマンチカが元気で元気で、れいこちゃんと真珠さん（真珠さんは年下なのに「さん」づけしかできないなにかがありました）も元気で、間に挟まれて写真なんか撮っちゃったりなんかして、私にはあるまじきはしゃぎっぷりだったかもしれません。けど最後なので許していただこうかと。

　・さらに別れがたい我々は次のお店へ。長谷川さんも元気で、ゲストさんみんな元気だなーと思ったりして。素敵なゲストさんがたで、もう、感謝。感激。

　･ロマンチカの方々に、今日の芝居がなんか違ってたとダメダシをうける。あんなに一つ一つ確かめるようにやったのに！？最後の最後に落ち込む。果てしなく落ち込む。美しい女性たちに取り返しのつかないタイミングでダメダシされる。なんて残酷で、なんて甘美な地獄なのでしょう。あはん。

　・さすがにみんな疲れが顔に表れ始めて解散。の中、ロマンチカ、とくに横町さんと山田さんの元気っぷりは異常で、さらにラーメンを食おうと言い出す始末。ま、魔女・・・？と思う。

　・ラーメン食って限界点。

　・いろいろな事を思いながら次の日の朝を迎える。かつてないほど充実した公演だったと、振り返って思い、なんか、切なくなったりもして。

　・楽日の次の日の朝。有志はもう一日北海道に滞在し、温泉に一泊することに。私も勇気を出して事務所に掛け合い、一泊を獲得！温泉だ温泉！京さんとかれいこちゃんとか真珠さんとか、あと村岡さんとか長田さんとか、すぐにお仕事のある方はここでお別れ。れいこちゃんは最後の最後までれいこちゃんで、ああ、もう、どうにでもなれと思った３０前の純朴な私なのですが、なんでそんなこと思ったかは私の思い出のアルバにそっとしまうのでここには書きません。

　・バスで温泉へ。その前の夜がラーメンだなんだであまり寝れなかったので、すっかり爆睡。気がついたらもう定山渓。

　・そう、定山渓というところに行ってきました。大きなホテルでびっくりしました。あと、連休で家族連れが多くてびっくりしました。それと、ロビーで中国雑技団が普通に技を披露していてびっくりしました。なぜ？！

　・室内プールがあるんですよ。巨大な。巨大は言いすぎだけど、でもかなりでかいの。流れるプール。波のプール。死海のプール。ボディーボードが出来るなんかすげえプール。ウォータースライダー。楽しくて楽しくて。もう、はしゃぎすぎました。まさかあんなことになろうとは、このときの私は小指の先ほども思っていなかったはずです。そう、あんな目に会おうとは・・・。

　・１９時からみんなで宴会場で食事の予定だったんです。なのに１８時半までプールにいたんです。もう、ほとんどの人があがって、温泉に入り、ゆっくり食事の時間を待っていた中、ぎりぎりまで遊び呆けていたんです。マジ呆けていたんです。で、私、ちっとも冷めやらないテンションにまかせて、あと３０分しかないのに温泉に入る！と言い出したのです。同室の藤田さんや吉増さんが「え？！今から！？」と驚くのもお構いなしにです。なんとかなると思ったんです。急げば。速攻ならば。ダッシュならば。だって、塩素臭いの、いやかなって、みんなも、自分も、だって今からおいしい料理食べるんですよ？なのに、塩素が邪魔しちゃあ、あれでしょう？だから・・・。風呂に向かいました。藤田さんと吉増さんを振り切って。エレベーターを降りたところでは、今まさに風呂から上がった廣川さんとみのすけさんに会いました。二人とも、温泉を満喫したことが一目で分かる爽快な笑顔でした。二人は、今さら温泉の方へ向かおうとする私に対して怪訝な表情をしました。「今から･･･？」。でも私は笑顔で答えたのです。「大丈夫、間に合わせます！」そうして、エレベーターの中と外、入れ違い、ドアが閉まることで二人と別れ、私はいよいよ温泉へと飛び込んだのでした。

　・温泉はプール同様、とんでもない広さでした。充実の施設です。が！んなもん満喫してたら食事に間に合いません！私はあらゆる温泉アトラクションには目もくれず、まっしぐらに洗い場を目指したのでした。ダッシュで。あんなに走っちゃいけないと、プールサイドは走らないでと、学校で教えられたのに、濡れた床の上を、ありえないダッシュでもって疾走したのです。で、洗い場に入る直前、洗い場へ入るために用意された小さな小さな曲がり角、そこで、その曲がり角で、私はほんの一瞬、重力から開放されたのでした。

　・すっぽんぽんの成人男性が、大股をおっぴろげながら洗い場に滑り込んでくる。

　・ありえない事態です。子どもか、と言いたい。自分に。んでまあそれだけならね、まあ、ほんと笑い話ですよ。滑稽な男がおったものよと笑ってください。・・・おっぴろげにとどまらなかった私なのです。アゴを、アゴを硬い硬いつるつるの床にしこたま、しっこったっまぶつけたのです。とんでもない痛みが私の体を貫きました。雷ですよ。火花が飛びました。でもぉ、でもぉぉ、早く出なきゃって思っていた私は痛いのもお構いなしに、あと、股おっぴろげて滑り込んできたこともお構いなしに、蛇口の前に座り、体を洗い、シャンプーぶちかましたのですよ。テンション上がってましたからね、いわゆるアドレナリンが出てたのかもしれません、ぶつけた瞬間は痛かったものの、それ以降、洗ってる間は全然平気だったんです。で、洗い終わり、時間がないから湯船にはつからず、再びダッシュでもって脱衣場へと戻ったのですが、すれ違う宿泊客の皆さんがギョ！って顔するんです。ギョ！って。なんだろ？って思いながらも立ち止まるわけには行かないのでそのまま脱衣場に入りましたよ。で、脱衣場ってだいたい鏡がいっぱいあるじゃないですか。で、ふと目に入った鏡で自分を確認しましたところ・・・首筋から大量の血が溢れ出ているではありませんか！！！ぱっっっくり裂けておったのですよ！！！アゴが！！！無言の叫び声を上げながら、慌てて洗面台の前に立ち、血を洗い流しました。でもまあ止まりませんわな。でも、急がないと宴会が！！と思っていましたからな。なんか気持ち？で止める？みたいな？そういう、なんか「社会のために使えバカ」エネルギーを全開にして、浴衣をはおり、タオルでアゴを隠し、つつーっと血が垂れながらも他の宿泊客と一緒にエレベーターに乗り、なんとか、なんとかかんとか宴会場に辿り着いたのでした。・・・それから約１５分後に女性陣が談笑しながら宴会場に現われました。「あ・・・、だいたい１９時、くらいでよかったんだ・・・」と思ったら、なんかそれまでなにも感じなかった傷口が熱ーくなった気がして、そしてそれと反比例するようにテンションが下がり、もう、ここまで箇条書きしてきた中でも一番の落ち込みを、最後の最後の最後に体験した私なのでした。

　・温泉に同行してくださったみなさん、ご心配をおかけしました。宴会も楽しかったし、その後の花火も楽しかった。夜の川の近くで焚き火を囲んだのは今でも目に焼きついてますし、夜中の部屋飲みの楽しさは格別でした。でもほっとんどが「アゴいてー」という意識に支配されていて、なんか今やユメマボロシです。あ、もう傷はふさがりました。大丈夫です。東京に帰って病院行ったら「あ、もうくっつき始めてる」って言われたので、縫いもしませんでした。自分の治癒力に感動してみたりもしました。なんか、思い出深い北海道でした。ほんと、ありがとうございました。

　・最後の朝、飛行機で東京へ。羽田空港で解散。またしばらく会わないのかと思うと、特に今回はなんだか寂しくて、名残惜しくて、でも、まあそれぞれにそれぞれの道をってことで。また！ってことで。オレはオレでいろいろアレしていきます。

　・猫ニャーの解散公演を観に中野へ。解散。いろんなことを思う。最後まで猫ニャーが猫ニャーだったことに、強い共感を覚え、そのことを立本さんとかブルースカイさんとかになんか話したいとは思うもの、うまくまとまらないのでなにも話せませんでした。おつかれさまでした。いつも刺激的でした。もう観れないのは残念で残念で。でも、まあ、またってことで。また必ず。なにかの形で。ちなみに立本さんは、次回のブルにご出演いただくことが決定いたしました。

　・ブルドッキングヘッドロック総会開催。「チョップ～」の稽古中ではあるものの、もう、１月の準備を終えなければならない時期になっており、東京帰ってボーっとする間もなくスイッチを切り替え。総会を進行しながら「あーオレ切り替えきれてねー」と思いつつ、でもみんながどんどんしっかりしてきてくれていて、なんか助けられた気分。またこいつらと戦うんだと思うと、ドキドキしてきました。

　・この夏からブルには新たに瀬口という女性が制作として参加していまして、すでに彼女に頼るところは多数で、ほんと誘ってよかったと、今のところ、思っています。わはは。瀬口、よろしくな。オレも頑張る。

　・思い立って実家へ。一週間に２回も飛行機に乗るなんてなんか、ビジネスマンみてえじゃないですか？あ、そんなことないですか。

　・たいした理由もないのに実家に帰るって、なんかいい、と思った今回の帰省。実家が遠く離れてる方にはぜひお勧め。なにも無いときにこそ帰るべき。けっきょく２４時間もいなかったんだけどね。ばあちゃんが思いのほか元気でなにより。親父もお袋もげんきでなにより。墓参りも出来てなにより。なによりづくしで充実の週末。

　・前回「花びら～」に出演していただいた長谷政信さん出演の、トーキョーハイライトを観に下北沢へ。コントライブですよ。うちが今度やるのもコントライブ。いろいろ考える。

　・実家から帰ってきて今度はオーディションの書類選考。全て目を通させていただきました。素敵な出会いがあるといいなあ。いつでも魅力的な役者と出会いたいと思っている私です。

　・「猫のホテル」を観に下北沢へ。とってもおもしろくて。刺激いただき。中村まことさんと帰りながら話して、その言葉に共感できるものがあり、それも刺激に。いいものを見させていただきました。

　・チョップの稽古場へ。最初の頃に覗いた稽古場とは少し雰囲気が変わってきていた。いい変化。でももっとよくなる。よくしなければ駄目だ。今のままではまだ駄目。もっとできる人たちなので、ここから先はもっともっと目を光らせていくつもり。

　・・・・・・・・ってかんじなんですけど？最後まで読みました？最後まで読んだあなた、ヒマなんですか？いやいや、ありがとうございます。毎回こんなに書けるわけじゃないけど、なるべく頻繁に書くようにします。休んだ分を取り戻すぜ！あ、あと、なんだっけ？声優グランプリさんのケータイサイト？で、１０月から日記を掲載させていただく事になりました。わくわくメールBOXです。よかったらそちらも。つまりは、作家キヤスが始動しましたってことですわ。脳みそ入れ替えないと。アレなんですよ？役者の時と作家の時で脳みそ変えてるんです。大変なんです。毎回毎回手術手術で。お金がいくらあっても足りませんよ。誰かお金ください。じゃ。

　・

2004年9月28日 23:42

コメント

投稿者 あいこ : 2004年9月29日 04:22

投稿者 じゅんこ : 2004年9月29日 17:38

投稿者 尾上　真美 : 2004年9月29日 18:07

投稿者 あゆむ : 2004年9月29日 18:47

投稿者 カイ : 2004年9月29日 22:11

投稿者 亜耶 : 2004年9月29日 22:21

投稿者 キヤス : 2004年9月30日 00:14

投稿者 rumi : 2004年10月 1日 01:53

投稿者 しぃな : 2004年10月 3日 23:10

投稿者 キヤス : 2004年10月 4日 02:07

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