2005年09月04日

関家麻紀子

9月4日。稽古場日誌。楽しみにして下さってるであろう皆さんに、お届けするのが遅くなってすみません。
4日の日誌ですが、今日は6日。本番の劇場である三鷹市芸術文化センターに今日入りました。
急いで、だけどちゃんとじっくり、稽古場日誌をお届けしたいと思います。
三鷹の劇場は・・・・本当に広くてきれいです!設備がすごく整ってて、いつも汗だくになる搬入作業も、搬入口から舞台まで
バリアフリーなので、すいすい・・・・とまではいきませんが、とにかく、これまでとは格段のスムーズさ。
あと、プロのスタッフさん方も頼もしく大勢ついて下さり、なんだか「やるぞ!」って気分に大いにさせてくれる朝を迎えたブルです。
これから3日間、舞台の仕込み、リハーサルを重ね、この大舞台ときっちり格闘するぞ!引いては観に来て下さる皆さんと、
この大舞台を楽しむぞ!そんな、そんな、いつもそうですが、より一層に気合が込もる私です。

という感じで、きっと各メンバー陣、気合を入れて、臨んでいるこの舞台。
見所は・・・・って書こうと思ったんだけど、それはきっと観て頂く皆さんのそれぞれの心で感じて頂けるはずのものですので、
なんか限定するのははばかられるなあ。
だけど、好きなシーンの話はしてもいいですよね?沢山あるのですが・・・・・。
丁度物語半ば頃に、生歌が流れるシーンがあります。
私はこのシーンが好きです。
歌だけでなく、そこにはセリフがあるし、ギャグもあるんですね。
この歌は、ブルの音楽担当の西山くんが作曲して、演出脚本の喜安くんが作詞しているんですが、彼らの持つ繊細な心と、スタイリッシュなセンスが、融合した、
本当に名曲であり名シーンなんです。
今日休憩時間に西山くんとこのシーンの話になり、西山くんから「ちゃんとこのシーンが面白くなるように作ってるから」
って言葉を聞きました。あと、「歌い手も、変に節のついた表現がなく、聞く人が想像出来るようになってるよ」
って。そう!そうなんです。この歌を聴いている時間は、きっと稽古場でも、みんな自分の生活を投影しながら聞いてるんじゃないかな、って思ったのです。
舞台にのせる音楽を作るということは、勿論このシーンが「面白く(色んな意味で)」なるように作ってあると思います。
だけど私はそれを増す、この楽曲の持つ力強さを感じました。
皆さんの心に、このシーンがメロディーが言葉が、どんな風な情景を写すのか。

因みに私はあの杉並区・中野区を襲った大雨の日にの、一番雨が強い時間に、ゲストの酒井くんとちゃりで帰りながら、
この歌を合唱しました。「こういう時は歌ですよ!関家さん!」
雨音に消されそうになりながら、持ち前のよく通る大きな声で言ってくれる酒井くん。
「それどこじゃないよ!」って返しながらも、よぎったのはこの曲でした。
いっこだけネタばれ。歌の歌詞に、雨が痛くて目があけられない」ってとこがあるんですが、
ほんっとそんな状況だったのです。
台風の影響はいかがでしたか?これから関東に上陸する進行方向、なんでしょうか?
今日はテレビを一切見ていないので分からないんですが、皆さんが無事であることを祈ります。
家に浸水したという被害を受けた方のニュースも聞きました。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年09月03日

関家麻紀子

芝居の稽古が佳境に入ると、曜日感覚が分からなくなります。
今日は土曜日なんですね。週末なんですね。
つまり、1週間を切っているわけですね。
ここ連日ブルドッキングヘッドロックは中野にあるスタジオに入って稽古をしているので、曜日感覚のなさっぷりと言ったらないです。
皆さんにおかれましては、新学期が始まったり、会社では・・・・夏休みを一通りの方が取り終えたりとか、ですか?
とにかく。新しい感じになっているのかと思います。
宿題はいかがでしたか?憧れの彼は陽に焼けててちょっとドッキリってとこでしょうか。

こんばんわ。関家麻紀子です。
今日は、中野のスタジオで稽古して、夜から本番の劇場、三鷹市芸術文化センターに移動しての稽古という、移動!移動!
の大変忙しい日でした。


Pht0509031905.jpgこれが皆さんにおかけ頂く、三鷹の劇場の座席です。
見てみて!なんて座り心地のよさそうな椅子なのでしょう!!!
実際座り心地いいのです!           


Pht0509031851.jpgちょっと写りがびみょうで恐縮なのですが、みんながワラワラ待機しているひとこま。
とにかく。ビバ!座り心地グッド!


Pht0509032050.jpg余談ですが、こんな頭も登場します。


今日は冒頭のシーンの稽古を劇場でやりました。
広く舞台を使うシーンは、実際の劇場でないと作れないのです。
私、好きですこのシーン。何気に全出演者が出てます。これネタばれ?まあいいや。みんな出てるのです。

昨日のことになりますが、稽古が終わった後、何人かで中野にご飯を食べに行きました。
偶然にもブル創成期のメンバーがいて、なんか昔話になりました。
主宰を含め、皆が広島にいた頃の。
あの頃はみんな若く、芝居のこともちゃんとに分かってなくて、とにかくがむしゃらに、やりたいことをどうやったら出来るかを
とてもアナログな感じで実現までこじつけてた頃でした。
鉄骨を組んで舞台を作った初めてのことも、大学の近くの広場にテントを借りてきて劇場そのものを作ってしまったことも、
電気が落ちたのにバイクの明かりで稽古したことも、全部素敵な思い出話となる・・・・そんな頃。

今はきっともっとストイックに芝居を作っていますし、技術や知識もあがったと思います。
だけどあの頃のみんながいて自分がいて、今があります。そして東京で出会った仲間たちがいます。
ブルドッキングヘッドロックに関わっていること、こうして「サクセスの空」の稽古をしていること。
何の経緯で皆さんにこうして稽古場日誌というカタチで文章を読んでもらっているか。
全てが不思議な巡り合わせです。

きっと、きっと、9月9日から、皆さんと出会える劇場での空間も、何の因果か、共有できる時間は不思議な巡り合わせと
なり皆さんの心に何かしらの足跡を残すと信じています。

思えば、私が芝居を初めて見たのは、厳密には小学生の頃の文化鑑賞とかでしたが、初めて自分でお金を払ってみたのは、
広島大学の演劇でした。
その時の衝撃ったらありません。
舞台上から発されるエネルギー、汗、空気、そのどれも逃してはならないという気にさせられました。
あの経験がなければ私は舞台に立っていなかったし、演劇という文化の面白さを知らずに死んでいたと思います。
さあ、それだけの空気を皆さんに届けられるでしょうか。
「サクセスの空」。もうすぐ始まります。


担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年09月02日

関家麻紀子

みなさんこんばんわ。セキヤマキコです。
こうして稽古場日誌を担当させて頂いて参りましたが、いよいよ私の担当ラストの3日間ですいすいすっころばしんばしあたりでお茶でもしませんたっきおわったよお母さん!
壊れてきます。だんだんね。

今回は、各役者、数多くの役柄があり、一番多い人で9役!
なもんで、芝居は勿論、衣装のこと、小道具のこと、メイクのこと、舞台転換のこと、いっぱい考えることがあって、尚且つ
人それぞれ役者以外のワークを抱えておりますもので、ほんとてんやわんや。壊れもしますのでしょう。
また、人によっては「早がえ」と呼ばれる、すごい急いで着替えなきゃならないところが複数回あったり、なのに舞台転換を引き受けてて、
え、これじゃマジ着替えられんじゃん。間に合わんじゃん。みたいなところが発見されたりで、慌しい日々です。

しかしね、日々芝居の精度があがっていく中で、間違いなく楽しんで頂けるものに、着々と、仕上がってますよ!
ご期待下さいよ!
かつてのブル作品をご覧頂いている皆様には、これまでと違うブル体験をきっと堪能して頂けることと思っています。勿論初めての方にもお越し頂きたいわけですが。
三鷹市芸術文化センター・星のホールという小屋は、小屋っていうかもう劇場そのものですし、より壮大に、これまで以上に確実に大きなものを感じさせる舞台を、
お届けできるんだと思います。
各ステージまだお席ございますので、是非是非ゼヒゼヒお友達にもお声かけくぅださい!切実に。

では写真参りましょうか。

Pht0508291926.jpg


今回ゲストに6名の役者さんを迎えていますが、ブル初登場のまずはこの方!
工藤史子さん。長谷政信さんと同じ、チーターダッシュボンバーショットの女優さんです。
私チーターの芝居でこの人初めて見たとき、「すごい好感度の高い人!」って思ったことを覚えています。
その時の舞台では、すごいキワモノ?っていうのかなあ、えと。つまり、長谷さんの奥さんって役だったんだけど、長谷さんに足を持ち上げて抱っこされて、足の間の
ブラックホールに人々を吸い込むっていうことをやってて、ちょっと女としては一瞬ドッキリするくらいの状態だったんですが、
ちっともいやらしいとか恥ずかしいとかなくて。これはこの人の好感度がそうさせるんか?!って思ったのです。
実際の工藤さんは予想以上に穏やかな方です。稽古場までの道のりで偶然会った時、綿の帽子を被って大きく手を振りながらかけよってくる姿は、あまりにも無垢で、
こういう人が男の人にモテるんだなあ、と思ったことも覚えています。


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そしてもう一人の初登場の桃山由希絵さん。数多くの舞台経験もあるすごく美人なこの方!
黒目が魅力的です。あととっても細くて、あとあと、黒い日傘を涼しげにさして、稽古場に登場します。
今回も、いわゆるキレイドコを演じてくれます。きれいな人は、きれいというだけで舞台をとても華やかにしますよね。
私は冒頭のシーンの、片手を挙げたそのたたずまいがすごくきれいだと思っています。
敢えて抽象的に書きましたが、冒頭シーンにご注目下さい。
だけどちょっととぼけたところもあって、何か失敗したりすると、すごい顔を真っ赤にして、多分本人は顔がすごく赤くなっていることに気づいてないんだろうけど、
それは赤く。そんなところがまた、男の人にモテるんだろうなあ、と思ったことを覚えています。

モテ。モテ。アイウォナモテ。
関係ないですけど、今日深澤さんに、「アナタは茶色チームね」って言われました。
なんでも、ブルの女性陣には、ピンクと茶色の色分けがされているとか。え、誰が?え、何で?まあいいんですけど。
上のお二方はピンクなんだろうなあ。因みにゲストの立本さんは、ご自分で「私はチンク」って言ってました。間だそうで。
舞台上で色分けしてご覧になるのも楽しいかもしれませんね!

担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年08月24日

関家麻紀子

母親と電話で話していました。
早く原稿を書いて、ウェブ担当のサチンに送らなくっちゃ。って思ってたのですが、久しぶりに1時間くらい。電話してました。
先日も、サチンブログにのパソコン購入のエピソードに登場したお父様の話とか、お前の稽古場日誌は面白くないとメールしてきたらしい小島くんのお父様とか、ブルTシャツのご注文を頂いたボスのご両親とか、色々親御さんの影が見える中、セキヤの母親は、何度もブルのHPを見てねって言ってるにもかかわらず、なかなかブルに精通してくれず、あげくに先日個人的に送られてきたメールに、「ブルドックのみんなはどんなことを考えてるのかお話したいいわあ」なんて書いてきたので、この間たまたま一緒にいた小島くんに、急遽、「セキヤママに直電!小島が伝えるブルドッキングヘッドロック~東京の役者とは~」といった電話をしてもらいました。小島君は、私の期待通り、真剣に舞台を作る地方から東京に出てきた若者の話を、好青年な感じでトークしてくれて、母親も安心したようです。小島くん、本当に、本当にありがとう。これであと半年くらい、ケッコン・カイシャ・オコメ・イイヒト、みたいなワードが満載な会話を母親と繰り広げなくても大丈夫かな、って思ってます。ありがとう。母さん、9月観においでよ。

さあ稽古日誌。今日は、三鷹にあるホールをお借りしての稽古。実際の寸法を取って稽古が出来るので、貴重な時間です。
走ったり、転がったり、叫んだり、どこまで届くか色々試せるので、一人一人にとっても大変貴重な時間を過ごしました。

さて、そんな稽古が終わって、吉祥寺までバスで帰り、数人でコンビニに立ち寄ったところに深澤嬢に異変が!?

「お財布がないの!」
どうやら財布がないんだそうです。
「アタシはこれまで定期もなくしたこともあるし、こうやってかばんをおっぴろげて結果見つかったこともあるわ。だけど財布がないの!」

shouchin.jpg


そして104に電話して、バス会社の電話番号を聞き、財布の問い合わせをする深澤嬢

立本さん、サチン、桃山さん、あと後からなんか来た寺井君、私で、色々心配しつつ、
財布がないということはカードをまず止めろとか、保険証は持ち歩くなとか、よりによって大金を持ってたとか、深澤さんのお尻が大きいのは特権とか、今日は涼しいねとか、今桃山さんがブス顔したとか、ドジっこ倶楽部を発足しようとか、様々な話が展開する中で、
深澤さんの名言が数々飛び出しました!

①「どんなブスでも財布持ってるだけいいよね!!」
②永井さんがちょっとつまづいたのを見て・・・・「アタシはバスの中で転んで骨を折ってまで行ったオーディションに受かったの。あんた、骨折れるの?」
こうやって書いてると、そこにいる人間じゃないと分からない楽しみなんですが、なんだか財布がないことで皆がひとつになったのです!
そして時は「深澤へこみ祭りへ」突入。
深澤嬢の過去のへこんだエピソードのあとに、「わっしょいわっしょい」「わっしょいわっしょい」 皆で、神輿をかついだのでした。

・・・とそこへ、深澤嬢携帯に着信が!!!

kanki.jpg

「はい!はい!はい!あ、明日、午前中!はい!ありますか!お金も!はい!はい!」

財布がバスの座席にあったようです。
ピンクの、花柄の、パンパンな財布が、無事に見つかったのです!

kanki2.jpg

こんなに楽しげな、喜びの深澤嬢を見たのは、多分これが初めてで、この先もこれ以上の笑顔を見ることは叶わないかもしれません。
それくらいの、喜び。よかった。本当によかった。

財布の一件で、劇中ハッピーにご機嫌にふるまうシーンの手がかかりも得た深澤嬢。
よかったね。色々ほんとによかったね。

東京は吉祥寺、台風の到来を感じる少し強めの風が肩越しに吹く、深夜0時の出来事でした。
皆さん、台風の影響はいかがですか?
お気をつけ下さいませ。

担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年08月23日

関家麻紀子

残暑お見舞い申し上げます。セキヤマキコです。
「サクセスの空」も、台本が8割方完成し、いよいよその全貌が見え隠れしてきました。
サクセス、成功という物語を基軸に、ギャグ満載の本作品を、是非、お誘いあわせの上、ご家族揃って、お座席は前からお詰め合わせ頂きながら、お友達におススメキャンペーン実施中な感じで、
よいお席はお早めに、Tシャツ購入も視野に入れつつ、稽古場日誌で裏ネタもチェキしつつ、お気に入りの役者の横顔を楽しみに、三鷹へのアクセスをプリントアウトしたり、あと色々チェキラな様相を呈しつつ、ご来場頂ければなあ、って思ってます!

今日もお昼から稽古稽古。佳境に入ってくるこの時期は、昼間っから夜まで稽古場にいますので、長く濃密な芝居漬けの日々となります。
空き時間や休憩時間にモノを食べる回数も増え、人は、モノを一緒に食べることで、よりいっそうの深い関係を築いていったりするわけです。
今日の稽古場は吉祥寺西側にある某所。夕方の休憩時間に、わらわらと向かった先は、牛丼や。いいっすね。安いし。満腹になれるし。

豚ドンやらキンピラ豚ドンやらメニューも豊富で、わいわいとお互いの食べてるものを一口交換したりしながら楽しい時間を過ごしました。
永井さんは、ミニ丼をチョイスし、帰りにコンビニでクリームたっぷりのパンを購入。みんなに半分食べないーってやってるんですが、さっき食べたばかりでいらねえよ、っつか、
なんでパンを?「だってミニだったから。ミニだったから。甘いものも食べたいし」って言いながら。完食。
食べたいものを食べたいように食べることで、この濃密な時間を乗り越えていくのです。

さて、話変わってお芝居の中身の話。
毎回その濃厚なキャラクターで魅了してくれる寺井くん、今回もやってくれます。
まずはこちらをお楽しみ下さい。

terai1.jpgterai2.jpg


皆に携帯で写真を撮られています。芝居の中でこんなシーンがあり、その稽古中なので、写真がぶれているのはご了承下さい。
寺井君が、ある有名な人物を模した役柄で登場し、皆に写真を撮られるのです。
このシーンは、物語後半、ぶわっと人がいっぱい出てくるシーンなのですが、その中で、寺井くんもいい味を出しています。
こういう人がいっぱい出てくるシーンは、やっててすごく楽しいです。
目立つ役割の人も、そうでもない人も、一緒にその時間を楽しみながら作っていきます。
自分が芝居を観に行くときとかも、こういった人がいっぱい出てくるシーンのとき、セリフを喋っていない人をマイフューチャーして追っかける見方を
したりすることもありますが、その人なりの時間が流れてて、観てて面白いです。
そんな楽しみ方もして頂ければと思います。
テレビや映画もいいけれど、芝居の楽しみってそういう全体の時間を感じることにもあるかもしれませんね。
明日の稽古場日誌もセキヤです。

担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年08月22日

関家麻紀子

やっほう!おげんきしてる?セキヤだっちゃ(^^)V

最近立本さんが広め、ブル女性からブル男性までに流行が広がりつつある、漫画「おしゃれ手帳」にはまっています。
シュールな作品やお下劣な作品など、ワクワクしっぱなしの作品群の中で、ダントツに大好きなのが、劇中登場するチップチョコ先生という
漫画家のお話です。チップチョコ先生の描く「おはようスパンク」的な、なんとも言えない絵柄と言葉たちに、やられまくっています。
上記の他にも、
メルシー!ったくぅ。お返事聞かせてよね。レタス君。・・・・といった具合に。ああ、文章では伝えきれない面白さ。
とても中毒になる漫画なので、一度は試されたしです。

さてさて稽古も色濃くなってきました。
ざっくり作ってきたものを、もっと細かく繊細に、つくりこんでいく頃です。
そんな中、今日はなかなか見られない、足元をフューチャーしてみましょう。


Pht0508232115.jpgこれは永井さん。
ビーサンを履いてた時に、後ろの部分をうっかり踏まれ、鼻緒が切れてしまったので、加害者となった深澤嬢に買ってもらったという一品。
畳になってるところがイチオシだそうです。


Pht0508232112.jpgその深澤氏の足元。
味わい深いですね。


色んな足元があります。はだしの人、スニーカーの人、体育館履きの人。
めいめい稽古しやすいものをチョイスしてやってます。
稽古場も毎回違うので、外ばきの所、中ばきの所、ツルツルするところ、様々で、「今日は何床の日だったかな?」
と考えながら稽古着や足元も考えてやってきます。
間違えるととんでもないことにもなります。
先日は外ばきの日なのに、うっかりサンダルで来てしまい、仕方なく裸足で稽古したら、足の真っ黒になりました。
とても舐めてもらえない足の裏です。大丈夫です。誰も舐めません。
だんだん頭がぼにゃりとしてきたので、今日はこのへんで!

担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年08月11日

関家麻紀子

世界陸上を見ながら書いてます。男子棒高飛びの沢野大地選手の跳躍がなかなか始まりません。
織田裕二が、その棒がいかに重く、いかに長く、その競技がいかにすごいのかーということを例のいい笑顔で話しています。
中井美穂とのコンビは変わらないんですねえ。
菊間アナはあの事件以来、こめつきバッタのように社員に謝りまくってたといいますが。
堕ちる人残る人。人生あやうく足元をすくわれるのですね。
私も酔っ払うと途端に意地悪になる傾向があるようなのでいけません。
先日も、途中まである友人とご機嫌で飲んでいたのですが、酔いが回ってきて、「この人との友好な人間関係というのを築くのが、
面倒になる瞬間」がやってきて、もう帰る、って言って何か言ってたのを振り切ってチャリで家までまっしぐら。
いや。眠かったんですよ。とにかく。「ここで寝るくらいならとっとと帰った方がこの人に対して悪くない」っと思った、様子、だったんですけどね。(翌朝自分に都合よく振り返った際)
それでもあれはよくなかったなあ。というわけで、菊間アナもいい感じに酔っぱらってたんだろうなあ。と。同情します。
しかし某アナは(今更)そういう行動をとってしまい、全国から何万件とクレームがきたりしたそうですが、まあ、私ひとり酔っ払ったところで、何万件おろか、クレームなんて
入るのかしらね、と思うとある意味人生の立ち位置を考えざるを得ません。

話を変えます。ブルTシャツの数多くのご注文、誠にありがとうございました!
主宰もブログで言っておりましたが、メールの不具合でご迷惑をおかけした方々、本当にすみませんでした。
貴重な時間をさいてメール送って頂いてて、本当に申し訳なく思います。
で、ですね。そのTシャツの雰囲気をお伝えしたく。
間もなくこのHPのTシャツのコーナーにもっと分かり易いのはアップされるとは思うのですが、とりあえず速報を!

Pht0508111841.jpgこちらが男性。帽子で顔を隠してますがこの稽古場日誌の書き手の一人です。(身長は175センチくらい、かな?Mサイズを着ています)


Pht0508111843.jpgこちらが女性。誰か分かりますか?前回のブログで借りてきた人妻と言われてた人です。(身長164センチくらい、かな?XSを着ています)


なかなかいい感じ!って思います。前のデザインが上の方にあるので、スタイルがよく見えますし、女性ものは袖がくっと上に上がるので、(モデルの肩がしっかりしているからかも
しれませんが)お洒落っぽいです。あと、後ろにもデザインがあるので、バックアピールも出来ます。あと、あと、本当に首が伸びないいい素材!
普通に着てだいぶお洒落っぽく着こなせると思います。是非是非、ご購入をご検討下さい。お勧めです。

今、沢野大地の2本目の跳躍が終わりました。2本とも成功でした。決勝だそうで、メダルとれそうですね。
明日を楽しみにしたいと思います。
あと、織田裕二の赤いシャツの胸が開いてるのがすこぉし気になりました。お休みなさい。

担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年08月09日

関家麻紀子

今日は長崎の原爆記念の日です。広島の原爆祈念の日は8月6日でした。
広島から出てきた私としては、テレビなどで関連番組を見ると結構見てしまいます。
時は、郵政民営化選挙の話でも盛り上がっていますが、郵政民営化だけに焦点を絞らない判断が望まれる、という意見に私も賛成です。
国民の役割を・・・って駅前に無断駐輪しているお前が言うなってところでしょうか。

さてさて本題に移りましょう。イエーイ!ブル稽古場そっくほーう。


今日はこんなものが配られました。
t_yellow.jpg













お次はこちらだ!
Pht0508091851.jpg













これはなんでしょう?はがき?短冊?意気込み?
はーい。正解はTシャツなのでーす。「サクセスの空」のチラシにものっかてる協賛の会社とのお仕事の一環でこれを使用するのです。
色んな色があって華やかです。で、人数分これが用意されてる中で、早速みんなで試着。キッズサイズとスモールサイズとミディアムサイズがある中で、西山くんはどれを着ても着こなしちゃうのです。ピチっともゆったりとも。Tシャツ似合う人種っているよね、ってみんなでしみじみ。
深澤さんが「アタシは生まれてくるのが30年遅かったのよ」と唐突に。聞けば、浴衣が最も似合う着るもののジャンルだそうで、「アタシは知ってるの。モンペでも浴衣でも似合うのよ。Tシャツは駄目だわ」とのことでした。
一方で、少し大きめのTシャツを着てみた吉田マキは、「うわあ。借りてきた人妻、借りてきた人妻!」と賞賛を浴びていました。確かに妙な色気を感じましたよ。なんてことで、わいわい試着をして、めいめい好きな色やサイズのシャツを手にしたところで、微妙に余る2着のシャツ。あら?何故かしら?ちょっと寺井君!!(寺井くんが担当者)あら大変。ボスの分を確保していなかったじゃない。
ごめんなさい。ボスはその頃別室で、二人だけのシーンの稽古の演出を懸命におつけになってるとこだったのです。
「まあボスは、ピチTもダボTも両方楽しんで頂けそうだし、どんな色だって似合うわよ」ってことになりました。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。あ、あと、小島君ははからずも大きめのサイズのTシャツを使用することになり、とてもスリムな小島くんにはどう贔屓目で見たって「大きくない?」って感じだったのですが、本人曰く、「ヒッップホップ」ってことでした。まあものは言いよう。見ようなのでした。


担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年08月08日

関家麻紀子

いのつめ君からバトンを引き継ぎお送りします。稽古場日誌。
時が経つのは本当に早いもの。もう各所で行われる花火大会やら夏フェスやらも半分は消化された頃でしょうか。
皆さんはどこかに行かれましたか?私は今日阿佐ヶ谷の七夕まつりに寄りましたよ。工藤さんが教えてくれた団子を買うため。
工藤さんが言ってた通り、商店街のすぐすぐ入り口にある団子屋で、むしろ団子を買っただけで七夕まつりは見なかったという方が正しいような。
くるみ団子を買いました。甘いタレにくるみがまぶしてある団子。
一人で団子を食べました。
食べた後はコンビニのゴミ箱に串を捨てました。
串を捨てたついでにコンビニでトイレットペーパーとヤキソバを買いました。

ブルの稽古は、それぞれ1回ずつは台本に登場し、細かいニュアンスをつけていく作業です。
つい先日まではプロットを読みながら、誰が何やるんかねーってやってましたのに。
とは言いつつも、まだまだまだまだまだ登場人物は増える方向だそうで、今あるところはなるたけ早くカタチにして、どんどん次へいかなくてはならないのです。

そんな中、皆なるたけ早く今あるセリフを頭に入れて、限られた時間の中で
演出になるたけ完全なものをお届けして、なるたけ先へ進んだ状態で
駄目出しを頂きたいと、稽古中も他の人が演じるのをチラミしながら、
自分のセリフを入れることに費やしているようです。


Pht0508081913.jpgもうセリフは入った様子の桃山さん。
桃ちゃん。素晴らしくスタイルのいい女優さんです。

Pht0508081917.jpgカメラを向けると、セリフを覚える役者を演じてくれるサービス満点な井本君。
今ここで、セリフ覚えるの早いでっせー、演出に対するレスポンス早いでっせー、オレ、おもろいっしょ?という緻密なアッピールをしながら稽古に
臨むことで、今後の登板回数が増えてくるんではなかろうかと。オウ。稽古場って戦場ぅー(ひゅ~)

Pht0508081929.jpgオマケ。カメラを向けると、「仕事中じゃ。邪魔すんな」と武器を握りしめ・・・・ではなく、稽古場に不可欠な実寸サイズを作り出す紐を作成中の馬場君。

担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年07月26日

関家麻紀子

関家です。今日の稽古は台風のためお休み。
ざくざく台本があがってるといいですねえ。

というわけで、皆急遽休みとなったこの夜を皆さんどう過ごしているんでしょうねえ?

というわけで、突如プチマイブログにしてしまいましょう。

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うちの妹の子供の写真。女の子。

産まれた翌日と1月半経った写真。

かわええねえ。
オバばかにもなります。





あ、あと、今日稽古なくなりましたって聞いた時、家で身支度してて、あーそうかあなんてお茶つぎなおして
ラジオつけたら東京FMでギガビートプレゼント!なんて
やってたんで、メール送ったら、ちょっとアンタ。番組の終わりに、「ギガビート当選者は・・・・杉並区のマキコさん!」
だって!!!ラジオネームとか入れてないしっ。
あー。喜ばしかったです。
ギガビート。ギガビート。はい。自慢しましたよ。

サクセスの風を感じましたもの。
みんなはその頃なにしてたのかしら。

じゃあってことで腹筋・・・2名
じゃあってことで飲みにいく・・・・3名
じゃあってことで台本を書く・・・1名
じゃあってことで寝る・・・2名
じゃあってこともないけどほかの稽古・・・2名
じゃあってことでツタヤに行く・・・2名
じゃってことで料理をする・・・1名
じゃあってことで恋人に会う・・・1名
じゃあってことで漫画喫茶・・・1名
じゃあってことで「海猿」を見る・・・1名
じゃってことでテスト勉強・・・0名
じゃあってことで納豆を買って帰る・・・1名
じゃってことでとりあえず一服・・・2名

こんなとこでしょうか。どうでしょうか。どうでもいいんでしょうか。
ではまた!

担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年07月25日

関家麻紀子

皆さん夏の予定は?


夏の予定・・・夏になるとこういう話題がのぼりますね。
「ねえ柏木さん、秋の予定は?」これじゃあなんかちょっと切ない風が吹くし、
アナウンサー「皆さん冬の予定はお決まりですか?」これじゃあなんかいわゆる冬支度のこと?って感じだし。
春の予定は・・・もういいです。つまり、もうお分かっりでしょうが、夏は浮き浮きするということでしょうかね。
まあ欧米では、学生は7月に学年が終わって、9月にスクールが始まるまで、皆パーティーしまくったり
恋をしたり、何をおいてもサイコウ!っていうのが夏だそうですしね。

そんなこんなで、「夏の予定は?」となったときに、「稽古です」って言ったら、「ああ・・・・・」って
いう返答が返ってきて、あんまり話が膨らまないのも困ったものです。
だけどまあそうまでして作成してます「サクセスの空」観に来てくださいね、って
ありきたりなコメントでこの話は急速に終わります。

今日ラジオのディレクターとかけあい番組の面白さについて話をしていて、「何かの話題が始まったとき、
いい話し手はリスナーが聞きたいと思っているであろう気の利いた質問をかぶせながら、話を膨らませ、
ああもう膨らまないな、となった時、相手を傷つけないように、またリスナーにも話題につまった、と気づかれない程度に、だけど思い切って全く違う話題をして展開を変えていけるよね。」って話をしました。
例えばこういうことです。

男「女の人って、犬とか猫とかがいると、キャーかぁわいい。ねえねえ、かわいいよね?ってほぼヒャクパーの女の人がそういうリアクションをするけど、そういう時、男にどういうリアクションを求めてるの?」

女「それはかわいいと思ったら、ほんとだーってすればいいし、思わなかったら、ああかわいいね。って言えばいいことじゃない?」

男「え、だってそれじゃ女の人は納得しないでしょ。ねえかわいいよね、ってもっとつめよってくるよね。それともアレ?そんな風に犬猫とじゃれあうアタシを愛してってこと?」

女「そういう人もいるかもしれないけど、女は単純にかわいいって思ってるんだから、男の人はもっと興味を持って、例えば何ていう犬種かなあ?とかあるいは分かってたら、これはヨークシャテリアの一種だね。とか言えばいいじゃない」

男「んなもん知りっこないし、知りたくもない」

・・・・・このままじゃあ平行線。こんなとき、女性がいい喋り手ならば、バトルをもっと盛り上げてもいいけれど、犬に固執せず、例えば  女「だけど男の人もさあ、サッカー見てる時とか、必要以上にテレビに向かって盛り上がって、こっちとしてはシュート打った人がナニジンなのかも分からないのに共感を求めるよね」

みたいなことにすれば話は変わりつつ、展開していくよね。ってことで、なあるほど、って思いました。
更にこの某ディレクターは、日常生活でもこれを意識して人の話聞いてると面白いよ、と続けるのでした。
ブルの稽古場でも、往々にしてこういうことはあります。
ストレッチか何かをしながら誰かが面白話をして、たまたまそこに居合わせた人がうまい聞き手なら、ほどよい質問をしながら、話題はころころと進んでいくけど、必要以上に固執したり、興味ないことをあらわにすると、話はぴたっと終わるわけで、ああうまいなあ、と思いながら私は更にその横でストレッチをするわけです。
まあそんな面白トークを近いうち、レポートできたら、と思いますので。また!!


担当:関家麻紀子 : 00:00

2005年07月22日

関家麻紀子

稽古場日誌の係の一人をおおせつかりましたセキヤマキコです。
わーいわーい。いえーいえーい。プチマイブログ気分でお届けしようかと思ってわくわくしていたら、「稽古場日誌」ですから。それはだめ。
と、担当さんにピシャっと言われました。ので、その職務をまっとうしようかと思っています。
思っては、います。
今日はこれまでと引き続き、演出から出てきたサンプル的なひとこまのシーンを色々と人を変えながら、読んでいく稽古でした。
夜の8時頃。今日のご飯はカレイの煮付けと玉ねぎの卵とじと、おしんこと味噌汁でしたね、
って感じのとこから始まるシーンですが、そのあとに大変なことが!
さあ一体このシーンはどう本編に組み込まれていくのか、組み込まれないのか、
どう姿を変えるのか、姿を変えながら消失していくのか、とてもわからないので、
最初の頃の稽古はまた違った面白さがあるのです。

yosida.hukasawa.jpgところで、稽古日誌に写真があると楽しいですね。
そう思って頑張って素敵な写真を撮ろうと思ったのですが、
なかなかベストショットにめぐりあえず、女優を2名。
あ、女優がベストではないということではありません。
吉田真紀は今日も涼しいスタイルで稽古場に登場しましたし、深澤千有紀はいつも至近距離で様々な面白体験を話してくれますもの。
では、何の話をしているのでしょう?
①日焼け止めを塗っても徐々に焼けてくるから困っちゃうわね、という話
②WOWWOWが見たいんだけど、家に付ける気もなくて、なんか見られるバーとかでもないかしら、という話
③¥9800でお得なソファーベットをリサイクル屋で見つけたのだけど、真っ赤なのよ。畳には合わないかしら、という話

はい。そうですね。大正解。この頃セキヤが気になっていることでした。

担当:関家麻紀子 : 00:00