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2005年07月25日

関家麻紀子

皆さん夏の予定は?


夏の予定・・・夏になるとこういう話題がのぼりますね。
「ねえ柏木さん、秋の予定は?」これじゃあなんかちょっと切ない風が吹くし、
アナウンサー「皆さん冬の予定はお決まりですか?」これじゃあなんかいわゆる冬支度のこと?って感じだし。
春の予定は・・・もういいです。つまり、もうお分かっりでしょうが、夏は浮き浮きするということでしょうかね。
まあ欧米では、学生は7月に学年が終わって、9月にスクールが始まるまで、皆パーティーしまくったり
恋をしたり、何をおいてもサイコウ!っていうのが夏だそうですしね。

そんなこんなで、「夏の予定は?」となったときに、「稽古です」って言ったら、「ああ・・・・・」って
いう返答が返ってきて、あんまり話が膨らまないのも困ったものです。
だけどまあそうまでして作成してます「サクセスの空」観に来てくださいね、って
ありきたりなコメントでこの話は急速に終わります。

今日ラジオのディレクターとかけあい番組の面白さについて話をしていて、「何かの話題が始まったとき、
いい話し手はリスナーが聞きたいと思っているであろう気の利いた質問をかぶせながら、話を膨らませ、
ああもう膨らまないな、となった時、相手を傷つけないように、またリスナーにも話題につまった、と気づかれない程度に、だけど思い切って全く違う話題をして展開を変えていけるよね。」って話をしました。
例えばこういうことです。

男「女の人って、犬とか猫とかがいると、キャーかぁわいい。ねえねえ、かわいいよね?ってほぼヒャクパーの女の人がそういうリアクションをするけど、そういう時、男にどういうリアクションを求めてるの?」

女「それはかわいいと思ったら、ほんとだーってすればいいし、思わなかったら、ああかわいいね。って言えばいいことじゃない?」

男「え、だってそれじゃ女の人は納得しないでしょ。ねえかわいいよね、ってもっとつめよってくるよね。それともアレ?そんな風に犬猫とじゃれあうアタシを愛してってこと?」

女「そういう人もいるかもしれないけど、女は単純にかわいいって思ってるんだから、男の人はもっと興味を持って、例えば何ていう犬種かなあ?とかあるいは分かってたら、これはヨークシャテリアの一種だね。とか言えばいいじゃない」

男「んなもん知りっこないし、知りたくもない」

・・・・・このままじゃあ平行線。こんなとき、女性がいい喋り手ならば、バトルをもっと盛り上げてもいいけれど、犬に固執せず、例えば  女「だけど男の人もさあ、サッカー見てる時とか、必要以上にテレビに向かって盛り上がって、こっちとしてはシュート打った人がナニジンなのかも分からないのに共感を求めるよね」

みたいなことにすれば話は変わりつつ、展開していくよね。ってことで、なあるほど、って思いました。
更にこの某ディレクターは、日常生活でもこれを意識して人の話聞いてると面白いよ、と続けるのでした。
ブルの稽古場でも、往々にしてこういうことはあります。
ストレッチか何かをしながら誰かが面白話をして、たまたまそこに居合わせた人がうまい聞き手なら、ほどよい質問をしながら、話題はころころと進んでいくけど、必要以上に固執したり、興味ないことをあらわにすると、話はぴたっと終わるわけで、ああうまいなあ、と思いながら私は更にその横でストレッチをするわけです。
まあそんな面白トークを近いうち、レポートできたら、と思いますので。また!!


担当:関家麻紀子 : 2005年07月25日 00:00