『役に立たないオマエ』公演を終えて

黒木絵美花

黒木絵美花

「公演を終えて」

終了しました。役に立たないオマエ〜!
お疲れさまです。皆様。

観に来て下さった方々、知り合いの方もそうではない方も、あの日あの時あの場所で貴重なお時間を二時間、皆様と共有できました事、 私はとても嬉しく思います。(すれ違いの世の中ですからね)楽しんでいただけていれば幸いです。(少なくとも私はかなり楽しかったです)
どっちにしろ、ありがとうございました。


そして、公演を終えて。

終えて…
終えて?

一体これは何を書けばよいのでしょうか(笑)

公演は、楽しかったです。

それだけ…?
と言うわけでは、きっとないです。でもディープな思いや反省点などは心の中で消化させるとして…。やはり、

楽しかったです!

最近、色々な事が楽しく感じます。
一歩引いてみると世の中何でも可笑しく思えてしまいます。
自らの悲惨な状況すらも…。

気が狂う一歩手前でしょうか。

いやいや。
ポジティブです(笑)。という方向性にしておきましょう。(因みに、悲惨な状況というのも大袈裟発言でした。ごめんなさい。)

話を変えます。

実は私は、カーテンコールの時、一番心の中がブレている状態にあります。

どんな顔をして立てば良いのやらいつも分かりません。
お辞儀をするあたりは足を運んで下さった皆様へ感謝の気持ちを…と思いますが、それ以外、なんだかとても所在なく、正直、心の中ではどうして良いのやらよくわかっていません。たぶんすごく中途半端な顔つきをしているのではないかと思われます。
あれは、他の役者の皆様は、どういうつもりで立っておられるのでしょうか。

とても気になるところです。

いつかリサーチしてみたいと思います。
そしてもしかしたら参考にしてみます。


「役に立たないオマエを終えて」、私は日々、何かを考えたり何も考えなかったり考えを放棄したり影響を受けたり受けなかったりしながら、パタパタと毎日を送っております。要するに、公演終了後も、とくに何も変わらず、でもちょっとだけどこかが少しずつきっと変わりゆく日々という、結構普通な日々を送っているみたいです。

強いて言えば、最近実家にあまり帰れてないので、家族に会いに行きたいな、ということくらいでしょうか。


こんな文章でよいのでしょうか…。
他の共演者の皆さんはどんな事を書いておられるのでしょうか。
色々と不安ですが、このへんで締めさせていただきたいと思います。

最後に、来て下さったお客様、そして今回の舞台に一緒に関わっていた全ての皆様、本当にありがとうございました。
今回この作品でブルに客演させて頂く事ができた事、自分の中では勉強になった部分も沢山あって、なんだかとても意味のあるものだったような気がしております。

また次回も皆様、どうぞよろしくお願いいたします。