ブルの稽古は楽しいな。自分がそのシーンに出ていようがいまいが、その稽古自体がすごい楽しくて五感が刺激された。
皆をみて、演出をみて受けて、モチベーションがね、上がった。ホントにここに来られてよかったなと思った。
そしてこんなタイトルだったけど、実際役者としてお役に立てたかしら?
ちょっと不安ですが、私がやっていた『鳴子』は普段の私からは考えられないくらいガンガン進む役柄だったし、この子実際私の隣にいたらかなりいらつきそうだけど、周りが見えない恐れを知らない若さ純粋さが愛おしい子で、ますます前向きに進まねばと私にとってはとてもお役にたって下さった作品でした。
さて、話は微妙にそれるのかも知れないが、『役に立つ』って、何なんだ?
自発的な言葉なのか周りが自分にとってということなのかしら?
そういや私は役に立ちたいところで立てずに、望まぬというか思わぬところで重宝がられたりする…ような…。
役に立たないオマエって、『オマエよお〜役にたってねーんだよー』って事で、響き自体がもう相手を上から目線でみてるよね。
私もどこかでそんな風に誰かを思っちゃったりすることは多々あるので、でもこの作品にでてきた数々の『役に立たないオマエ』も『オマエ』も『オマエ』も『オマエ』も『オマエ』も沢山のオマエらあいつらを思い出して、人のフリみて我がフリ直そう!
でもオマエら皆頑張ってんじゃん!てなんか、とどのつまり言いたいことはいい作品だったなって事かな。