『役に立たないオマエ』出演者名鑑

伊藤聡子

伊藤聡子

「私の高校時代」

テニス部に入るが3ヵ月で挫折。その後は家と学校の往復で、特にバイトなどもせず休日は家でスーパーファミコンばっかりやっていた。ハードロック・ヘヴィーメタルが好きで、土曜の深夜にやっているハードロック系のFMラジオを毎週聞いてはハガキを投稿したりしていた。
そんな私が学校内で「普通」の女子高生として存在できたのは、常に誰かに恋をしていたからであろう。同じ人に3回告白したり、同時に2人の人を好きになったり、友達と同じ人を好きになったり…。恋という感情が女子高生らしいキラキラしたオーラを発し、周囲の空気になじむ事を可能にしたのだと思う。
残念ながら実った恋は一つも無かったが、恋のおかげで女子として成長していった私の高校時代は、間違いなく青春を謳歌していたと言えるのである。