その25『雪ロード埋没』

まず、今さら何を言ってんだって話なんですが、その25チームで現場ブログの曜日担当制を無くしたことを後悔しています。

いろいろあって、4K(公開脚本開発会議)のイベント後、毎日順番に更新するのはやめて、書きたい人が書きたい時に書こう、となりました。
よし、書きたいときに書くぞ!と思っていました。
でも、書かないんですね!そうなっちゃうと!いや、書けなくなっちゃうんですね!
やっぱり、なんかこう〆切とかないと書けなくなってしまう!
実際、〆切のある『文・週』はみんな書いてるし。
いや、そんなの無くても書ける人は書けるんでしょうけども。
書くぞ!とは思っているんですけども、間が空くにつれてだんだん何を書いたらいいかわかんなくなってきてしまう!
ああ、くそう!
でも、僕はあれです。文章を書くのは好きです。
ああ、くそう!書きたいことはいろいろあったはずなんだ!
さて、ブルドッキングヘッドロック Extra number 『コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション』 ~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について〜アフターイベントも含めた全日程が無事終了いたしました。
ご来場くださったみなさま本当に本当にありがとうございました!!
終わって振り返ると、「長かった〜」という感じ。

 

 

ほんの数ヶ月なんですけど、とてもとても濃い日々だったように思います。
現場ブログの最初の方の記事を読み返すと、少し泣きそうになります。(泣きませんけどね!)
喜安さんが2月に書いた記事にこんな一文がありました。

 

 

『「喜安と若者たち」ではなく、喜安を含む9人の劇団員による創作になればと心がけて挑むことを、この日そっと決めました。』

 

 

たぶん4Kまでの僕たちは「喜安と若者たち」だったと思います。
でも、それを経て明らかにみんなの意識が変わりました。会議の質が変わりました。
さらに、コンストの企画とは直接関係ありませんが、ネイキッドハイのライブにその25チームで前座で出させてもらったことも、大きかったような気がします。そのためにみんなでいろいろ話したことがコンストの企画にも活きたように思います。

 

 

そして実際に脚本を書き、稽古をして。
下見や本番で観てもらって。

 

 

今、『雪ロード埋没』は「喜安を含む9人の劇団員による創作」になったと自信を持って言えます。
『雪ロード埋没』は僕たちで作った作品です。
ただそれでも、
それでもやはり、今回の企画で改めて感じたのは喜安さんの凄さでした。
3本の新作のアイディアを出して、脚本の修正をして、演出をして、その41では役者もやって、劇団主宰としての仕事も大量にこなして、さらに外部の仕事もして。その全てをとんでもないレベルで。
はわわわ。
近くで見れば見るほどその超人っぷりに驚かされます。
「現場」を読んでくださってる皆さんは喜安さんの凄さなんてとっくにご存知のことと思います。
ただやはり、この凄さをもっとたくさんの人に知ってもらいたいのです。
だから、もっともっとたくさんの人を巻き込めるようになりたい。

 

僕たち劇団員も凄くならなきゃいけない。

 

凄い集団になっていかなきゃいけない。

 

 

『雪ロード埋没』は予想以上にたくさんの人から、「面白かった」と言っていただけました。本当に嬉しいです。

 

 

アフターイベントでは、『雪ロード埋没』を地方に持っていくという話で盛り上がりました。

 

 

「ここに来てほしい」という声が上がれば、実現に向けて大きく動き出すかもしれません。

 

 

 

これからもまだまだ成長する作品なのだと思っています。

 

 

『雪ロード埋没』大好きな作品です。

 

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ブルドッキングヘッドロック Extra number

コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション
~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~

2017年4月16日(日)~22日(土)
全12ステージ
@下北沢 小劇場B1