4月9日 我々は群像劇である。

解体マシーン猪爪尚紀です。

「下見」にお越しいただきありがとうございます。
そしてありがたいのは、ご意見をいただいたこと。

率直に誰を見たらいいかわからない、夫婦のディテールが、Boots & Kimo’sのシャツがなどなど。
全て受け入れ反映させますよ!まだ一週間ありますからね!

毎日、あーでもないこーでもない言いながら、書き直しては台本を稽古場へ。
コピーの量が殺人的です。
大変皆さんにご迷惑をおかけしております。

繋がらんねってなっては、また戻って。
あれ?これって群像劇?
いろんなところに立ち返って、我々の原点を見つめ直しました。

主人公の林田くみ子さんを中心にストーリーを考えてはいたけど、
団地夫婦の話がやりたいよねって話から出発している我々が本当にやりたかったのは・・・

まだまだ、脚本は改訂中ですよ。
同時に磨き上げる稽古もしてますよ。

30代は貪欲なんです。全部やりたい。
そのアブラギッシュな我々だからこそできる芝居を。

本日の大発見。

喜安さんにご指摘受けた、
「1幕の女性3人で林田がいないところで、林田の話をする技法は群像劇の手法だよ」

ガーン( ̄◇ ̄;)

思わず絵文字です。知りませんでした。
1幕を書いているときは、主役を軸にストーリーを作っていたのに、スタートで既にコースが違うという。
2幕でさらに主人公不在で夫婦の部屋に。
3幕では林田くみ子を中心に・・・

さぁ、もう一度考えましょう。
まだいけます。本番で素晴らしければ良いのです。

是非、下見をご覧の方はその違いを楽しんでください。
本番からご覧の方は、見終わった後この現場ブログを見直してみてください。

この公演が終わった時に、ブルドッキングヘッドロックがさらに気になるはず。

 

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ブルドッキングヘッドロック Extra number

コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション
~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~

2017年4月16日(日)~22日(土)
全12ステージ
@下北沢 小劇場B1