2月1日における脚本会議のご報告その3

「フォーティー☆ワンダフル」の篠原です。(←テキトー)

うん。自分で言っといてアレだけど、それはねえな!

2月1日会議、その3です。

各人のアイデアを出し合い、それぞれの語りたいことを語ったところで、篠原が「ああなるほど」と感じたのは、

「この二人(永井、喜安)とは、やっぱり共有できる何かがあるなあ」

「一緒にやってる理由がちゃんとあるなあ」

という感覚でした。まあ、それなくして共に15年以上、たいして儲からないのにこういう活動していたら、それはそれで「どういうことよ!?」ってなるんですが。

と思いつつ、ついでに、お腹も満たされました。さてここから。次に脚本家、喜安浩平の脚本の書きかたをレクチャーしてもらいながらも、(冷静に考えたら、アカデミー受賞脚本家から直接こんな話を聞けるのはすげえことだ)さらに脚本づくりの具体的な話をします。

それから、作品の向かう方向性について話しあいました。テイスト、といいますか、「どこまでありか?」「それはありか、なしか?」みたいな話ですね。『大人げない大人』『やさしさとロマン』の裏側には、実は『荒唐無稽』という要素が見え隠れしていると思っております篠原です。なので、その『ワク』があるとないとでは大きく変わってきます。極端な話、「その絵をどのキャンバスに描く?」「あるいはそれ以外に?」「むしろ地面に描く?」みたいな話ですね。頭の中ではなんとなくの共通イメージはあっても、先に話しておかないと後々大変なことになります。自由とは、不自由があってこそなのです。

完全リアルなのか。ファンタジーなのか。リアルならどこまでリアルか。その中にファンタジーの要素はあるのか。ファンタジーっぽいリアルなのか。リアルファンタジーなのか。リアファン?ファンリア?ファンリアファン?自分で言ってることがよくわからなくなってきましたが作品の形式を決めます。物理的な問題や、舞台美術等にも関わってきますので。

向こうで店員さんたちが中国語のやりとりをしてます。長居させてもらいありがとうございました。
中華料理屋での会議。なかなか新鮮でした。
この日についての報告は以上になります。

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コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション
~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~

2017年4月16日(日)~22日(土)
全12ステージ
@下北沢 小劇場B1