こんにちは、永井幸子です。本番直前、稽古も大詰めになってまいりました。5人の作家がそれぞれの個性をいかんなく発揮した脚本です。なんだかいつもと雰囲気の違う稽古場。ローリングストマックスのメンバーがショウの練習をしていたり、稽古と平行して映像の撮影が行われていたり。普段は寡黙な俊くんが大きな声で演出をしている姿もあります。役者の人数がいつもの半分であるにもかかわらず、台本の厚さは2割増し。いや3割増し。まだ台本完成してないので良くはわかりませんが(?!)衣装や小道具の数も半端ではありません。稽古場は物で溢れかえって混沌としています。転換、早替え、立ち回り。立ち回りはないかもしれませんが、舞台は江戸時代にだって飛ぶんです。
劇場は下北沢。カーニバルという輸入雑貨屋のあるビルの4階。混沌とした稽古場と、混沌とした物語、そして下北沢の町、カーニバル。今回は芝居というよりお祭りに近い感覚です。

「ブルドッキングヘッドロックのグッズ」
という企画があり、作られたグッズはワンダフルツアーの劇場や、ホームページ上で販売することになるそうです。
「そうだなあ。グッズといえば携帯ストラップやマグカップかなあ。」
しかしそこはひねくれもののブルドッキングヘッドロック。果たしてどんなグッズを作る気なんでしょうか。


<1月下旬 稽古終了後 吉祥寺のファミリーレストランにて>

役者でもあり、今回のグッズ制作の中心人物である金田英太郎。どうやらグッズは何種類も作られる様子。すでに出来上がっているものも何点かあるらしく、今日はこれから作る新しいグッズについての話合い。


前回「パンクの園」で素朴な女を演じ、今回からブルメンバーになった野原千鶴。今回は役者ではありませんが、芝居を観に来た方は、野原のキュートな姿を見ることができます。というのも今回ひそかにある計画がたてられているのです。


野原のノートを覗き見。今川焼き、あんまん、ホットケーキ、りんごにバナナ・・・どういうことでしょう。よく見えないかもしれませんが食べ物ばっかり!
「じゃあとりあえず実験してみるということで」
何かの実験をする日取りが決められました。


話し合いは深夜にまでおよびました。ちなみに後ろにいるのはチブル連こと作家チームのみなさん。みんなそれぞれ頑張っているんだなあ。(このイタリアンファミリーレストランは都内各地にありますが、驚きの安さ。ワイン一杯90円。金田はいつもワインを頼みます。金田といえばワイン。)



<2月上旬 夕方 吉祥寺の稽古場にて>

私のパソコンの師匠、役者の寺井もグッズ制作にはかかせない人物です(師匠なのに呼び捨て!)。グッズのデザインをデータにし、業者へ発注。とにかく処理、処理、処理。何事も処理する男です。かっこいー!手に持っているのは消しゴム。


ボス喜安に報告、相談。
ボス、真剣にチェックし、「いいんじゃないの。」と一言。

ボスは各部門(衣装や小道具、音響や舞台など)すべてのチェックをせねばならず、たいへん忙しい。ちょっとでもボスの空いている時間を見つけたらすばやくチェックしてもらいます 。


まだお見せできませんが、出来上がりつつあるグッズのサンプル。



<2月上旬 稽古終了後 寺井の部屋にて>

今から寺井の部屋におじゃまします。
寺井の部屋はパソコン関係の機材がそろっていたり、稽古場から近かったりする為、私だけでなく映像のバイシー(篠原さん)や他のブルのメンバーがいつもお世話になっております。ありがとう。(メンバーを代表して、感謝の言葉。)
玄関から部屋の中心部まで、近くて遠い道のりを、私の目線でお届けします。動画の見られない環境の方は想像してください。

(動画)

稽古後、疲れても笑顔、永井です。今日はいつぞや聞いた、実験がここで行われる予定です。一体どんな実験が行われるのでしょうか。野原と金田は実験に使う物を近くのスーパーSEIYUで購入してからやってくるとのこと。稽古が終わった夜遅くでも買い物が出来るSEIYUってすばらしい。


野原と金田がやってきました。これまた動画で撮ってみたのでお楽しみください。
(新しいデジカメに動画の機能が付いていて、楽しくてむやみに撮ってしまいました)。

(動画)

買ってきた物。食べ物ばかりです。野原のノートにあったとおり。
私はおなかがすいており、我慢できませんでした。


寺井がガスコンロで何かを熱しています。


ジュッ


失敗


上手くいかない時は、俊くんか村田さんに聞いてみましょう。小道具作りのプロ、あの二人ならなにかアドバイスをくれるかもしれません。「なんでも知ってると思ったら大間違いだ、なんでも用意できると思ったら大間違いだ、あてにするのはやめてくれ」と言っているのを聞いたこともある気がしますが、実際なんとかしてしまうあの二人にみんな尊敬の念。すかさず村田さんにTEL。


実験再開


ちょっと上手くいったようです。


と、寺井のプリンターから大量のブルドッキングヘッドロックシールが吐き出されるように出てきました。


野原の最終電車の時間が近づき、実験の続きは野原が自宅で行うことになりました。私もおいとましようと思った瞬間寺井の本棚に漫画「20世紀少年」がそろっているのを発見。私もまだやるべきことがあるので長居はできません。速読・完読しました。

<まとめ>

私が漫画を読んでいる間にも続々とグッズができあがり、完成までもうあと一歩のところまで来ております。
実は今回のグッズ制作に向けて、メンバーにデザイン募集の用紙が配られ、みんな提出しておりました。採用されたもの、されなかったもの、まとめてご紹介。これらがどんなグッズになったかは、またホームページ上でご紹介いたします。できれば本番前に。私の体力が限界ならば公演終了後に。劇場に足を運んでいただければ、楽しいブルドッキンググッズを見ることが出来るばかりか購入することも出来ますよ!!
それでは、私はもう行かなくてはなりません。下北沢、カーニバルの上でお会いしましょう!