『とける』出演者名鑑

佐島由昭

佐島由昭

「私はこうして大人になった」

赤ちゃん時代… 近所のおばちゃんたちの間では、会うたびに抱っこさせてと外へ出るたびに抱っこしてもらい赤ちゃんならが愛想笑いしていた記憶あり。
幼稚園時代… 近所の子供が自分より年上が多いせいか幼稚園なのにませたガキだった。
小学生時代… 食べ物を残すことが他の家より厳しく(多分)もくもくと食べさせられ、3.4年生の頃からデブまっしぐら。
中学生時代… デブな俺ですが、中学時代だけで20cm身長のび、普通体系に。
高校生時代… 反抗期もまったくなく、自分でいうのもなんだがすごくいい子で、逆に親に心配され、あ・え・て 俺を怒らせることばかりして俺を怒らせ、人並みな高校生の反抗期を迎える。
大学生時代… ある意味俺の分岐点。大学が北海道で冬の厳しさと人の心の温かさを知る。

20代… 友達と家族の話とかするようになる。今思うと愛情かなり受けていたと思う。


小学校から中学の運動会…オカンはもちろんオヤジも必ず参加してた。お弁当はいつもオヤジが作るおにぎり。


オヤジは仕事があろうと休んでまで運動会に参加してた。親子競技なんかも率先して参加してた。
俺はその時はなんとも感じてなかったが、オカンからオヤジが子供の頃一度も親に運動会を観にきてもらったことがなかったことを聞かされた。
運動会に行けないかわりに、昼飯は弁当でなく寿司の出前が学校に届く。
オヤジの親はせめて行けないかわりに寿司をって思っていたんだろうけど、オヤジは恥ずかしいのもあって、運動会の時はいつも教室で独りで食べていた。
一度、出前の寿司の中に醤油がなく、しかたなしに醤油なしで食べて、さらに寂しかった時があったとのこと。
オヤジはおにぎりが好きっていうのもこういう時代があったからなんだと思う。

オヤジがオヤジになった時、自分と同じ思いをさせないようにとイベントごとは必ず参加してた。

30代… オヤジの背中を意識的に見るようになり、まだまだオヤジにはかなわないけど、こうして少し?は大人になりつつある34歳の俺。