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2005年09月02日

関家麻紀子

みなさんこんばんわ。セキヤマキコです。
こうして稽古場日誌を担当させて頂いて参りましたが、いよいよ私の担当ラストの3日間ですいすいすっころばしんばしあたりでお茶でもしませんたっきおわったよお母さん!
壊れてきます。だんだんね。

今回は、各役者、数多くの役柄があり、一番多い人で9役!
なもんで、芝居は勿論、衣装のこと、小道具のこと、メイクのこと、舞台転換のこと、いっぱい考えることがあって、尚且つ
人それぞれ役者以外のワークを抱えておりますもので、ほんとてんやわんや。壊れもしますのでしょう。
また、人によっては「早がえ」と呼ばれる、すごい急いで着替えなきゃならないところが複数回あったり、なのに舞台転換を引き受けてて、
え、これじゃマジ着替えられんじゃん。間に合わんじゃん。みたいなところが発見されたりで、慌しい日々です。

しかしね、日々芝居の精度があがっていく中で、間違いなく楽しんで頂けるものに、着々と、仕上がってますよ!
ご期待下さいよ!
かつてのブル作品をご覧頂いている皆様には、これまでと違うブル体験をきっと堪能して頂けることと思っています。勿論初めての方にもお越し頂きたいわけですが。
三鷹市芸術文化センター・星のホールという小屋は、小屋っていうかもう劇場そのものですし、より壮大に、これまで以上に確実に大きなものを感じさせる舞台を、
お届けできるんだと思います。
各ステージまだお席ございますので、是非是非ゼヒゼヒお友達にもお声かけくぅださい!切実に。

では写真参りましょうか。

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今回ゲストに6名の役者さんを迎えていますが、ブル初登場のまずはこの方!
工藤史子さん。長谷政信さんと同じ、チーターダッシュボンバーショットの女優さんです。
私チーターの芝居でこの人初めて見たとき、「すごい好感度の高い人!」って思ったことを覚えています。
その時の舞台では、すごいキワモノ?っていうのかなあ、えと。つまり、長谷さんの奥さんって役だったんだけど、長谷さんに足を持ち上げて抱っこされて、足の間の
ブラックホールに人々を吸い込むっていうことをやってて、ちょっと女としては一瞬ドッキリするくらいの状態だったんですが、
ちっともいやらしいとか恥ずかしいとかなくて。これはこの人の好感度がそうさせるんか?!って思ったのです。
実際の工藤さんは予想以上に穏やかな方です。稽古場までの道のりで偶然会った時、綿の帽子を被って大きく手を振りながらかけよってくる姿は、あまりにも無垢で、
こういう人が男の人にモテるんだなあ、と思ったことも覚えています。


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そしてもう一人の初登場の桃山由希絵さん。数多くの舞台経験もあるすごく美人なこの方!
黒目が魅力的です。あととっても細くて、あとあと、黒い日傘を涼しげにさして、稽古場に登場します。
今回も、いわゆるキレイドコを演じてくれます。きれいな人は、きれいというだけで舞台をとても華やかにしますよね。
私は冒頭のシーンの、片手を挙げたそのたたずまいがすごくきれいだと思っています。
敢えて抽象的に書きましたが、冒頭シーンにご注目下さい。
だけどちょっととぼけたところもあって、何か失敗したりすると、すごい顔を真っ赤にして、多分本人は顔がすごく赤くなっていることに気づいてないんだろうけど、
それは赤く。そんなところがまた、男の人にモテるんだろうなあ、と思ったことを覚えています。

モテ。モテ。アイウォナモテ。
関係ないですけど、今日深澤さんに、「アナタは茶色チームね」って言われました。
なんでも、ブルの女性陣には、ピンクと茶色の色分けがされているとか。え、誰が?え、何で?まあいいんですけど。
上のお二方はピンクなんだろうなあ。因みにゲストの立本さんは、ご自分で「私はチンク」って言ってました。間だそうで。
舞台上で色分けしてご覧になるのも楽しいかもしれませんね!

担当:関家麻紀子 : 2005年09月02日 00:00