高校生取材/前編~浦嶋、発声練習をする~

こんにちは、葛堂です!
突然ですが、<その25>チーム、高校生を取材してきました!
我々、ブル内で「若手」と呼ばれることが多いのですが、実際は既に高校卒業から5年~10年を経ている、世間的には立派な大人なわけです。(中身が伴っているかはともかく!)
なので現場で毎週更新している「文・週」の企画で、高校生の頃の記憶を探りだそうとしても、意外と頑張って掘り起こさないと出てこなかったりする。
思春期。青春。学生時代。作品づくりにあたって、あの頃の感覚に今、少しでも近づくにはどうしたらいいんだろう?と考えておりました。
それはもう、実際に行動あるのみでしょう!
<その41>チームの安定感や<その38>チームの技術力も無い我々ができることは、フットワーク軽く「やってみる」こと。現役の高校生と触れあって、話して、体験するのが一番早い!
というわけで「高校生取材」を敢行することに相成ったのです。

 

その模様を前編、中編、後編に分けてお送りしていきます!

 

*

 

 

今回協力して頂いたのは、某高校演劇部に所属している、現役の高校生たち。実は葛堂の母校ということもあり、個人的にお声がけしたところ、快く承諾してもらいました。
「普段部活をやってる時の感じそのままの中に、我々を混ぜて欲しい」
そんな無理なお願いに応えようとしてくれたのは、(右から)安保泰我氏(3年)、安藤光海氏(1年)、江崎憂氏(1年)、小島あすみ氏(2年)、仁多見晶子氏(1年)、古山海羽氏(1年)の6人です!

 


対して<その25>チームからは、浦嶋建太、鳴海由莉、平岡美保、山田桃子、葛堂里奈の5人が参加。
開始前、緊張の面持ちはあるものの、すでに内輪での会話にボルテージがかかる演劇部組。
その様子を遠くから眺めつつも、なかなか近づくことのできないブル組。
さて、このメンバーでどうなりますでしょうか・・。

 

*

 

さて、いよいよ部活開始の時間です。
高校生の皆にお願いしているのは、「普段の部活を、我々に体験させて欲しい」ということのみ。なので例えものすごくスパルタな指導になろうとも、終始雑談になろうとも、それはそれで構わないのです。
しかしまず最初は、やはり発声練習から!部長の仁多見氏の音頭で始まりました。

 


声出し、
ブレス、
あめんぼ、
あいうえおいうえおあうえおあいあおあいうおあいうえ。

 

 

浦嶋くんは何とあめんぼ初体験だそうです。あめんぼというのは「あめんぼ赤いなあいうえお」から始まる、50音を使った北原白秋の詩で、よく発声練習に使われるのです。
鳴海さん、平岡さん、山田さん、葛堂は経験あるものの、少しうろ覚えになっていたりして。
部活の内容は、最近は大会に向けての台本練習が多いということで、作演出を担当していた安保氏は隅で作業。リアリティを追及してくれています。ありがたいです。
ブルでは発声練習などは個人個人で行うので、初めてもしくは久しぶりのフレッシュな気分を味わったところで、前編は終了!

 

 

中編に続きます。

 

 

本番はこの後です。

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