公開脚本開発会議を経て

公開脚本開発会議(略して4K)『ブループリント〜設計図〜』にご来場くださいました皆さま、ありがとうございました!!
本日、お客様の前で実際に会議をさせていただきました。
昼の回を見てくださった皆さまには、我々その25チームの迷走ぶり、手探りっぷり、無計画っぷりがただただ伝わったのではないでしょうか。
本日の我々の議題は「クライマックスを考える」でした。
これまでの会議で決まっていた暫定的な流れが以下の通りです。

 

『浦嶋、髙橋は、雪降る無人駅の待合室で電車を待っていた。髙橋が、おもむろに漫画家になる夢を浦嶋に打ち明け、語り出す。そこへ、なにやらもめている二見、平岡、その二人を傍観している山田が入ってくる。女子のもめごとに巻き込まれた男子たちは、次第に彼女たちの実験台になっていく。後に、鳴海、葛堂、橋口が加わる事で、この8人は、この物語はどうなっていくのだろうか。』
ここから、それぞれが考えた

 

・どんな登場人物なのか?
・この物語は【いつ】の設定なのか?
という案を元に、クライマックスで何を描きたいかを発表していきました。
で、
まずいな、と思いました。

 

先に行っていたその41チームの会議が、わかりやすく、整理されていて、議論も活発で、とても面白い会議でした。

 

一方我々その25チームは、お客様に会議を見せる、ということが全然イメージ出来ていなかったのだと思います。
散らかっていくばかりでした。
8人それぞれのクライマックスに対する期待感がバラバラなのです。
いや、そもそも我々にはこの作品の核となる部分がまだまだ全然見えていないのです。
クライマックスを決める上で、まず「キャラクターの輪郭を明確にする」必要があるね、というところで今日の会議は終了しました。

 

 

僕たちはまだまだ「喜安浩平と若者たち」の枠から出られていないのだと思います。

 

もう、悔しいなんて言ってられない。

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コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション
~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~

2017年4月16日(日)~22日(土)
全12ステージ
@下北沢 小劇場B1