『現場』で何が出来るのか

金曜日、葛堂です。

 

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今日はこの現場ブログを書く際に、気をつけていることなどを考えてみようと思います。

まず、ブログ全体の趣旨についておさらいしてみましょう。今回『現場』が立ち上げられたのは、私たちが作品を創るためにミーティングで話している会話などを、劇団外の方々とも共有したいからです。

舞台という1つの作品が生まれる様を、裏側も含めて楽しんでもらえないだろうか。そんな、喜安さん含む劇団員達の思いが『現場』には込められています。

 

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とはいえ、その伝え方が難しい。真面目すぎても面白くないし、砕けすぎるとその趣旨が遠退いてしまう。

どんなふうにブログを書いたらよいのだろう?

ブログが始まる前、<その25>チームで話し合いました。

まず、頻度

ご覧になる方々の興味を持続させるためには、あまり間が空いてはいけないだろう。しかし1日に数件も更新されても追いつけない。ブログを読むのは、空いた時間にまとめてが多いのではないか。記事を書くにしても考えて書かなくてはいけないからあまり頻繁だと大変。

こんな意見が交わされ、結局は他のチームよりも人数が多いことを強みに、毎日1人が更新することにしよう、と決まりました。1人余る計算ですが、すでにその時には『文・週』のアイデアがあったので、発案者の鳴海さんは基本的にそちらを担当する、となりました。

 

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次に、内容

どんなことを書いたらこの作品に興味を持ってもらえるのか。ひいては、その集大成として劇場にも足を運ぼうと思ってもらえるのか。創作に携わる方に刺激を感じてもらえるのか

ただの議事録では内容はつめこめるかもしれないが、読んでもらえなければ意味がなく、記事を書く人の能動的な文章になっていなければならない。

というわけで、誰がどんな発言をしたのかどんな意見をもっているか。それについて自分はどう思ったか。そんなことを意識して書こう、と。

また、せっかくなので定期的に企画をアップしてお客様も我々も一緒に楽しもう。そんな思いで『文・週』などが生まれました。

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更に、ここの場だけで完結してしまうのではなく、その先に繋がる工夫は何かないかと考えました。

具体的には、実際に劇場で作品をご覧になって頂きたい。ですとか、ブル歴の浅い我々の顔と名前を覚えて頂きたい。ですとか、少しでも我々の人となりを知ってもらえたら。という願いがありました。

そこで、基本的には自分の記事の最初には自分の写真を載せることになったのです。

『文・週』用のモノクロ写真は鳴海さんが、

文豪のような雰囲気で撮りたい

とカメラを構えました。

 

それぞれの制服姿のポートレートは、葛堂が

みんなのキラキラしている姿を撮りたい

と考え撮影しました。

葛堂の写真は二見さんにお願いしました。

 

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毎日更新されている『現場』の裏側には、こんな思いがあります。

しかし何分ブルで始めての試みということで、まだどのチームも手探り状態なのが正直なところです。何が正しいのかはまだわかりませんが、公演が終わった頃には何かしら1つ2つは答えが出ているでしょうか。

何か「こうしたほうが面白い、読みやすい」「こんなことしてみたら?」「ここがよかった」なんてアドバイスやご要望などございましたら、ぜひお聞かせください。

 

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まだまだ続きます『現場』ブログ、お付き合いよろしくお願いします!

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コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション
~108の、建設と解体を繰り返す未遂の構想について~

2017年4月16日(日)~22日(土)
全12ステージ
@下北沢 小劇場B1