中西天外(中西広和)による最終回。

2002年 〜8月上旬 | 8月下旬〜9月中旬 | 追い込み
 ■ 10/6 中西広和
 


ブルドッキングヘッドロックvol.5
『パンクの園』を終えて  中西天外(中西広和)



 あらためまして、BHLvol.5「パンクの園」に御来場下さいました皆様、誠に有り難うございました。今回、僕は、初めてブルに参加したのですが、大変、組織としてしっかりしていると思いました。それぞれの役割分担、完璧ではないにしても、本番前まで良い作品を作るために昼夜を問わず、決して手を抜いたり、妥協をせず、フラフラになりながらも、主宰の喜安浩平の血となり、肉となってました。みんなそれぞれいろんな思いの中、泣いたり、笑ったり、ケンカをしたり…してねえよ!!うお〜青春だ。そう、まさに青春は、パンクです。今回そんなことを思いました。人間という名の個人という車がパンクしても、なおも走り続けるブルのメンバー達。僕は感動です。今回、僕は、オチアイという役をもらいました。これは、最初から喜安さんの頭の中にあったと僕は思ってません。稽古をしていく中で、喜安さんは、その役者にあったキャラクターを引き出し、作品の中に取り入れていく方法をとっているのだと僕は勝手に思ってます。もし、そうでないなら、喜安さん、ごめんなさい。でも多分、そうだよ〜?


 そして、今回、僕が残念だったのは、アンケートに「毎回、イイ選曲ですね」と書いてあったこと。これは間違いですよ!!劇中に流れている曲のほとんど全部がオリジナルです。選曲はもちろん喜安さんがしているのですが、その候補を作って、持ってきているのが、西山宏幸ですよ。コレは皆さん是非、ご理解頂きたい。オープニングのレビューの曲も転換のジングルも西山君が作った物です。割と知られてない事実なので、僕は、今回、声を大にして、言いたい。衣裳、舞台装置などが、役者達で組み立てられるのは、小劇場界では、割と知られていることですが、曲やジングルまで、作ってしまう。これがブルドッキングヘッドロック。


 でもね、最初に稽古場に行った時のことを僕は今、思い出しているんですが、正直、僕はとまどいましたよ。僕はね、本当は、人見知りなのだよ。今だから言うけどね。ブルの全メンバーの中でも、僕は一番、年を喰ってるし、外部の出演者だから、それなりに気負いもあったわけですよ。だから、最初の頃、稽古前に必ず、「レクリエーション」をしてたでしょ。あれが非常に苦手だった。僕、ゲームとか弱いのよ。本当に。だから、いつもすぐ、負けてたでしょ。負けるのも悔しいけど、それ以上に、「こいつ、いつも負けてるから、手応えねえ」とか思われるんじゃないかと、いつもびくびくしてたのね。だから、家に帰って、一人で練習したり。そしたら、次のレクで、練習したハズのゲームが行われなかった時は、少し喜安さん、うらんだもん。「おい、タコ8やってくれよ〜〜!」って。今、僕が一人でやっていたことは何の稽古だったんだろう…。でも、そんな中、段々負けなくなってくると、自信もついてくるのか自分から話しかけられるようになってきて、ブルのメンバー達も徐々に話しかけてくれるようになった。だいたい、この辺が一番、幸せを感じてた時かな。ん〜8月の終わりぐらい?そんで9月に入って、一気にみんなと仲良くなった。この辺から段々自分の立場が変わり始める。仲良くなり過ぎて、イジメられる様になってきてた。気付いた時にはすでに遅く、もう僕は馬鹿扱いだった。これが、9月の終わりぐらい。うん、良くみんな、見抜いたもんだ。そう、僕はかしこくないです。でも、一つ言っておく。敬語でツッ込むのはやめてくれ。次回、僕がブルの公演に出るようなことがあれば、今度こそしっかりツッ込みなさい!!その時はグーで殴るから。嘘よ。僕が、そんな人でないことはみんなが良く分かっているでしょう。


  そんなブルのメンバーも、来年の2月に、又、公演を打つのだという。ますます、楽しみですよ。どんな世界が繰り広げられるのでしょうか?僕も何らかの形で、お手伝いするつもりですので、そのときは是非声をかけてもらいたいものです。長々と書いておりますが、最後に、


    今回、ブルの公演に参加させて頂いたことに
    僕自身、本当に感謝しております。
    本当、みんなのことが大好きです。
    みんなも僕のことが大好きなハズです。ナハハハ。
    そして、そんなブルを見て下さったお客様、皆様、
    本当に有り難うございました。
    では、又、いつか、ブルのメンバー、
    ブルのお客様にお目にかかれることを願っております。失礼します。

中西天外(中西広和)より。