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冬の東京。晴れているのに風は冷たい。 早朝、停車中の夜行バスから降り立つのは、冬休みを利用して東京を訪れた高校生・ユキ(山口かほり)。一足先に上京して大学生活を送る姉・タエ(永井幸子)の元に転がり込み、春から始まる自分の東京生活の下準備を進めるのが目的だ。姉の住所が書かれたメモを片手に、意気揚々と街を歩くユキ。やがてユキは、メモに書かれた住所に辿り着く。ところがそこには、とても姉が一人で住んでいるとは思えないボロアパートが。恐る恐るドアをノックすれば、姉が住んでいるはずの部屋からランニング一丁の痩せこけた男が現われる。…些細なメモ間違い。ユキの放浪生活はここから始まるのだ。 そんなユキの近くで、あるいはまったく遠くで繰り広げられる様々な物語。 売れないフリーライター・フタミ(喜安浩平)は、怪しいセールスレディ(関家麻紀子)と取材にならない取材で時間を無駄に過ごし、コーチにも彼氏にも恵まれ順風満帆だったマラソンランナー・イツコ(野原千鶴)は、才能豊かな後輩ランナーの登場で状況を一変させられる。女性お笑いグループ「カルテッツ」の面々(立本恭子、矢野裕美、藤原よしこ、宗像華代)は、テレビ出演の瀬戸際でもめにもめてるし、平凡なサラリーマン(寺井義貴)は若き日の自分を想って密かに涙を流す。売れない漫画家たち(小島聰、西山宏幸、大山鎬則、村田賢嗣、猪爪尚紀)は、漫画を描いたり描かなかったりで今日もなんだか大騒ぎだし、謎の鞄を持って逃げる謎の男(津田健次郎)を執拗に追う謎の男達(馬場泰範、川本成、他)は、もうこれどうにもこうにも謎だらけだ。 街に転がるたくさんの取るに足りない人間模様。彼らに希望の光を与えるのは、街に流れる「とある噂」か、それとも…。 2004年4月、ブルドッキングヘッドロックがお届けするのは、喜怒哀楽・悲喜こもごもの群像劇。そして、現実と虚構の隙間を絶妙に駆け抜けて炸裂する、ファンタジックムービーである! |
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山口かほり 石飛篤史/稲垣禎巳/古川雅子/しよな/尾関美保/ |
企画…喜安浩平/篠原トオル |
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